「モーラナイフ」は130年以上の歴史を誇り、スウェーデン王室御用達にもなっている世界的に大人気のアウトドアナイフ。
機能的で初心者にも扱いやすく、高品質なのに価格がとても安いという特徴をもつおすすめのナイフです。
本記事では、モーラナイフのおすすめについて、直近3年間で150泊以上キャンプに行っている筆者の経験を元に解説します。
モーラナイフの種類や選び方、他社人気アウトドアナイフとの比較や、口コミ・評判などの視点でもモーラナイフを徹底解剖します。
また、2023年新作のおすすめフルタングナイフも紹介しているので、ぜひモーラナイフをご購入する参考にして頂ければと思います。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
【結論】モーラナイフで最もおすすめの5本はこれ!
まずは結論から!
数あるモーラナイフの中で、筆者が特におすすめする5本(5つのシリーズ)を厳選しました。
それぞれのおすすめポイントも簡単にまとめたので、参考にしてみてください。
シリーズ | 画像 | おすすめポイント |
---|---|---|
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー | ||
モーラナイフ コンパニオン | どんな用途にも使える万能なスタンダードナイフ | |
モーラナイフ ガーバーグ | 強靭なフルタング構造と、堅牢なポリアミド製グリップ 1万円を超える高額と、コンパニオンの約2倍の重量がデメリット | シリーズ中でも最も頑丈でバトニングにおすすめ|
モーラナイフ エルドリス | ||
モーラナイフ カンスボル | 1本で様々なシーンに対応できるオールラウンダー 価格はコンパニオンとヘビーデューティーの中間くらい | 刃元は分厚くバトニングも可能、刃先は薄くフェザリングも最適
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
筆者ベランダ飯が一番最初に購入したアウトドアナイフであり、もっともおすすめのモーラナイフはこれ。
モーラナイフの傑作「コンパニオン ヘビーデューティー」!
ヘビーデューティーは、通常のコンパニオン(刃厚2.0~2.5mm)に比べて厚みのあるブレード(刃厚3.2mm)で、堅牢な構造をもつため、キャンプなどのアウトドア活動に最適なナイフです。
僕も愛用しているおすすめNo.1!
刃はステンレスとカーボンの2種類。
ステンレスは耐久性の高い高品質ステンレス鋼を使用し、刃こぼれしにくく錆びにくいためメンテナンスが楽です。
カーボンは研ぎやすく長年愛用するのに向いており、硬く鋭く、切れ味の良さがメリット。ただし錆びやすいためメンテナンスが大変。
初心者やメンテナンスが億劫な人、水気の多い環境で使う場合(調理や釣りなど)は、ステンレスの方がおすすめです。
カーボンは想像以上に錆びやすいから注意ね
コンパニオン ヘビーデューティーはフルタング構造ではありません。
鋼材がハンドル(柄)の大部分に通っていますが、ハンドルの端まで達しているわけではない、いわゆるスリークォータータング構造を採用。
これにより強度と重量のバランスが取れており、様々なアウトドアタスクに適していながらも、扱いやすさもあるバランスの良さもメリットでしょう。
他社も含めて、数あるナイフの中でもグリップ力は最強クラス!
また、柔軟性のあるラバー(ゴム)製ハンドルは、安定した握りと快適な使用感で、濡れた手でも滑りにくい高いグリップ力が特徴。
フェザースティックなどのブッシュクラフトはもちろん、バトニング(薪割り)などのハードワークにも向いており、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
しかも価格がめちゃくちゃ安い!
通常のコンパニオンとそれほど価格差がなく、2,000円台後半で入手できます。
3,000円でお釣りがくる!
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフ コンパニオン
モーラナイフの中でももっともスタンダードで知名度の高いモデルがコンパニオンでしょう。
コンパニオン(companion)とは日本語で仲間、友人、連れという意味。
まさにキャンプなどのアウトドアでは常に一緒に行動を共にしたい、信頼できる相棒です。
人気のオーソドックスモデルだよ
コンパニオンはその汎用性の高さとコストパフォーマンスに優れた人気モデル。
扱いやすいサイズ感と軽さは、特に女性や初心者向けのナイフとしておすすめです。
もちろんその優れた性能と手軽さから、経験豊富な上級者キャンパーからも高い信頼を得ています。
通常のコンパニオンより20%くらい軽い
ブレード(刃)の素材はステンレスとカーボンの2種類。
また、カラーバリエーションと派生タイプが豊富なのも魅力です。
前述した、バトニング(薪割り)にも使用できる刃厚3.2mmの頑強な「コンパニオン ヘビーデューティー」のほか、
ファイヤースターターが標準搭載された「コンパニオン スパーク」、波刃付きで繊維やロープの切断が容易なレスキュー向けの「コンパニオン レスキューSRT」、
釣りで魚をさばいたり、調理にも便利な「コンパニオン フィッシング」などのたくさんのシリーズがあります。
しかもめっちゃ安い!
コンパニオンは2,000円台前半で買えるので、アウトドアナイフの入門用としてとてもおすすめ。
扱いに失敗して刃こぼれしたり、メンテを忘れてサビさせてしまっても、2,000円ならショックが少ないですよね。
モーラナイフ ガーバーグ
モーラナイフ ガーバーグは、耐久性と機能性を兼ね備えたシリーズ。
数あるモーラナイフのなかでも特に強靭で重厚感もある、高性能・高級モデルです。
とにかくタフなやつ!
ナイフの刃がハンドルの末端まで一体となっているフルタング構造で、ハードな使用にも耐えられるのが最大のメリット。
グリップエンドから鋼材が露出している構造のため、薪に刃を突き立ててグリップの後ろから薪やハンマーなどで叩いて割る、という使い方もできます。
バトニング(薪割り)にガンガン使いたい人は、頑強なフルタングナイフであるガーバーグがおすすめです。
フルタングだからバトニング向け!
もちろん多用途に使用でき、ブッシュクラフトなどの細かい工作にも使えます。
エルゴノミック(人間工学)を元に設計されたグリップは手になじみやすく滑りにくいため、安全かつ快適な使用感。
グリップ素材には、ラバーに比べて堅牢なポリアミドを採用しています。
錆びにくいDLCコーティングが施された「ブラックブレード」がおすすめ!
モーラナイフ エルドリス
サブナイフとしておすすめなのがモーラナイフ エルドラス。
全長143mm、刃長59mmという短くコンパクトなサイズ感で、携帯性が大きな魅力。
ファイヤースターターとパラコードがセットになった「ネックナイフキット」を使えば、首からぶら下げることもできます。
刃厚は2.0mmで刃先が薄くなっており、細かい作業や調理などに適しています。
ちびっこくてカワイイ!
通常のスタンダードタイプと、ライトデューティの2種類。
スタンダードは刃の背が鋭角なためファイヤースターターが使えたり、刃先を薄くする加工が施されていますが、ライトデューティはその2点が省略されています。
そのぶん、ライトデューティのほうが価格は安いです。
首から下げておけば、使いたい時にすぐ使えるよ
モーラナイフ カンスボル
モーラナイフ カンスボルはスカンジグラインドと呼ばれる特殊な刃の形状が特徴で、精密な作業や木工に適しています。
刃の手前側は2.5mmと厚めなので軽いバトニングなどのハードワークも可能。
刃先は薄くなっているので、調理やフェザリングなどの細かいブッシュクラフトにも向いています。
刃の背は鋭角で、ファイヤースターターが着火可能というオールラウンドに使える人気モデルです。
元々は狩猟用に作られてたみたいだね
また、ハンドルには特殊なパターンが施され、濡れた状態でも優れたグリップ力を発揮。
TPEラバーとポリプロピレンの2種の材質を組み合わせることで、頑強さとグリップ力を兼ね備えた設計になっています。
ブッシュクラフト、バトニング、調理、狩猟とあらゆるサバイバルに広く対応する多機能性で、キャンプ愛好家に人気のあるモデルです。
値段は、コンパニオンとガーバーグの間くらいだね
モーラナイフの種類と選び方
とにかく種類が豊富なのが、モーラナイフの魅力の一つ。
本章では、モーラナイフの選び方の基本や、種類について紹介します。
モーラナイフのバリエーションや、各種モデルの特徴を図表で解説しているので、ぜひ購入の参考にしてください。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフとは?
Morakniv (モーラナイフ) は1891年に創業。130年以上の歴史を誇るスウェーデンの伝統的なナイフブランドです。
スウェーデン国王からも高い評価を受ける技術と高品質さが売りで、スウェーデン王室御用達の認定を受けているほど。
安いナイフって印象だったけど、王家御用達なのね
一番の特徴は、優れたコストパフォーマンスと使いやすさ。
基本的なモデルは2,000〜3,000円程度で購入できるという気軽さから、初心者向けの入門アウトドアナイフとして絶大な信頼と人気を誇ります。
たしかに、初心者といえばモーラナイフっていうイメージ
モーラナイフはとても種類が豊富で、バトニング(薪割り)のようなハードワークから、フェザリングのようなブッシュクラフトや細かい木工作業、料理やハンティング時の皮剥ぎなどなど……
それぞれの目的に合わせて最適なモデルを選ぶことができます。
選ぶのに迷う人は、コンパニオン系など万能タイプがおすすめよ!
エルゴノミック(人間工学)に基づき作られたグリップ力の高いハンドル(柄)も特徴の一つ。
ほとんどのモデルは手に吸い付くような感触のあるラバーグリップで、滑りにくく安全です。
シンプルなデザインと頑強な作り、機能性とコストパフォーマンスに優れている点が、モーラナイフの魅力です。
個人的には、ゴム製の柄とプラスチックの鞘は、ちょっと気分が盛り下がるけどね……
モーラナイフの基本的な種類と違い
モーラナイフの選び方の基本となるのが、「構造」「刃の素材」「グリップの素材」「シース(鞘)」の違いを理解することです。
それぞれの違いを簡単に解説します。
構造の違い
モーラナイフの構造は、大きく分けて下記の2種類があります。
- フルタング:グリップ(柄)の端まで鋼材が入っている
- セミタング:グリップ(柄)の途中までしか鋼材が入っていない
フルタングとセミタングの構造の違いは、モーラナイフの使用方法と耐久性に大きな影響を与えます。
フルタング構造では、ナイフの鋼材が柄の最後(グリップエンド)まで一体となっており、とても頑丈なため、バトニング(薪割り)のような力のかかる作業に耐えられます。
一方、セミタング構造では刃はハンドルの一部までしか通っておらず、ナイフ全体が軽量であるため、細かい作業での扱いやすさや携帯性に優れています。
フルタングでなくてもバトニングは可能ですが、薪割り中心に使うのであればフルタングのモデルを選ぶのが安心です。
調理や釣り、フェザリングなどの軽作業が中心であれば、セミタングでも充分です。
初心者は万能なセミタングでいいと思うよ
刃の素材の違い
モーラナイフの刃(ブレード)の素材は、大きく分けて下記の2種類があります。
- ステンレス:錆びにくくメンテが楽。刃こぼれしにくい
- カーボン:切れ味が鋭い。研ぎやすく長く使える
ステンレス鋼製のナイフは耐食性が高く(サビにくい)メンテナンスが楽。
硬度が高いためバトニング(薪割り)も可能ですが、水気の多い環境や用途(調理や釣りなど)に使う人に特におすすめです。
より初心者向けなのがステンレスね
一方、カーボン鋼製のナイフは切れ味が鋭く、フェザリングなどの精密な木工作業やブッシュクラフトに最適。
研ぎやすいのが特徴で、メンテナンスしながら長く大切に使いたい人におすすめです。
ただしカーボンは刃こぼれしやすく、とても錆びやすいため、使うたびにしっかりとしたメンテナンスが必要なのがデメリットですね。
手入れをサボるとすぐ錆びちゃう……
グリップの違い
モーラナイフのグリップ(ハンドル、柄)の素材には、下記の3種類(またはこれらの組み合わせ)があります。
- ラバー(ゴム):滑りにくく快適な握り心地
- プラスティック:耐久性とメンテナンスのしやすさ
- ウッド(木材):見た目が良く、自然な手触り
ラバー(ゴム)は、他の素材よりグリップ力が強く、手からすっぽ抜けるリスクが大幅に低減します。
手が濡れていたり、寒さでかじかんだりして握力が弱い環境でも安心。
モーラナイフではもっとも主流な素材だよ
プラスチックは汚れに強く、洗いやすいのが特徴。価格も安く、堅牢なのもメリット。
モーラナイフでは主にガーバーグシリーズで採用されているポリアミドもプラスチックの一種です。
ウッド(木材)は高級感のあるおしゃれな見た目が魅力。
天然木ならではのしっとりした優しい握り心地も魅力ですね。
だんぜん木材がおしゃれね!
シース(鞘)の違い
モーラナイフのシース(鞘)の違いには、主に材質の違いと種類(セットなど)の違いがあります。
ほとんどのモデルは、プラスティック製のシースです。
- プラスチック
- レザー
また、同じプラスティックのシースでも、人気の定番モデルには下記のような付属品セットが存在します。
- サバイバルキット:ファイヤースターター、シャープナー、パラコードのセット
- マルチマウント:シースにベルクロループを装着し、バックパックのショルダーストラップなど様々な場所にナイフを固定できる
モデルの種類と特徴を図表で解説
モーラナイフは多種多様なシリーズやモデルが存在するのも大きな魅力。
具体的にどんな種類があるのかを図表でわかりやすく説明しましょう。
種類が多すぎて、わけわかんない……
覚えて欲しいのは3~4種類だけ!
モーラナイフの種類の一覧表
まずはモーラナイフの種類についてざっくりと大別。その特徴を一覧化してみました。
アウトドアナイフとしておすすめのシリーズは、上の4つです。
シリーズ | タイプ | ブレード | 属性 | 得意技 | その他特徴 |
---|---|---|---|---|---|
【おすすめ】 コンパニオン | スタンダード | ステンレス | アウトドア | 万能 | コスパ、錆びにくい |
カーボン | アウトドア | 万能 | コスパ、切れ味 | ||
ヘビーデューティ | ステンレス | アウトドア | 万能、バトニング | コスパ、錆びにくい、頑丈 | |
カーボン | アウトドア | 万能、バトニング | コスパ、切れ味、頑丈 | ||
スパーク | ステンレス | アウトドア | 万能、火付け | コスパ、点火器具(ファイヤースターター)付 | |
SRT | ステンレス | アウトドア | 繊維の切断 | 刃に波状のギザギザ | |
フィッシング | ステンレス | アウトドア | 釣り、調理 | 魚の処理や調理に特化 | |
【おすすめ】 ガーバーグ | スタンダード | ステンレス | アウトドア | 万能、バトニング | フルタング、頑強、錆びにくい |
ブラックブレード | カーボン | アウトドア | 万能、バトニング | フルタング、頑強、切れ味、防錆コート | |
サバイバルキット | ステンレス | アウトドア | 万能、バトニング | フルタング、頑強、錆びにくい、点火器具と砥ぎ器付 | |
サバイバルキットブラックブレード | カーボン | アウトドア | 万能、バトニング | フルタング、頑強、切れ味、防錆コート、点火器具と砥ぎ器付 | |
マルチマウント | ステンレス | アウトドア | 万能、バトニング | フルタング、頑強、錆びにくい、携帯性 | |
マルチマウント ブラックブレード | カーボン | アウトドア | 万能、バトニング | フルタング、頑強、切れ味、防錆コート、携帯性 | |
【おすすめ】 カンスボル | スタンダード | ステンレス | アウトドア | 万能、工作 | 丈夫で軽量、細かい作業 |
サバイバルキット | ステンレス | アウトドア | 万能、工作 | 丈夫で軽量、細かい作業、点火器具と砥ぎ器付 | |
マルチマウント | ステンレス | アウトドア | 万能、工作 | 丈夫で軽量、細かい作業、携帯性 | |
ハンティング | ステンレス | アウトドア | 狩猟 | ハンティング向け | |
【おすすめ】 エルドリス | スタンダード | ステンレス | アウトドア | サブナイフ | コンパクト、安全性 |
ライトデューティー | ステンレス | アウトドア | サブナイフ | コンパクト、安全性、安価 | |
ブッシュクラフト | スタンダード | ステンレス | アウトドア | 万能、工作 | 刃が厚い、頑強、錆びにくい |
サバイバルキット | ステンレス | アウトドア | 万能、工作 | 刃が厚い、頑強、錆びにくい、点火器具と砥ぎ器付 | |
サバイバルキット ブラックブレード | カーボン | アウトドア | 万能、工作 | 刃が厚い、頑強、切れ味、点火器具と砥ぎ器付 | |
アッシュウッド(2023年新作) | ステンレス | アウトドア | 万能、調理 | フルタング、木製柄、ブラックPCコート、レザー鞘 | |
クラシック | スタンダード | カーボン | クラフト | 工作 | 木製柄、クラシックでエレガント |
スカウト | ステンレス | クラフト | 子ども用 | 小型で安全、木工向き | |
オリジナル | スチール | クラフト | 工作 | 木製柄、ラミネート鉄、レザー鞘 | |
2000 | ステンレス | アウトドア | 万能 | 高品質ステンレス、硬化処理 | |
マリンレスキュー | ステンレス | アウトドア | 繊維やロープ | 刃に波状のギザギザ | |
ベーシック | 546 | ステンレス | クラフト | 工作 | 指ガード、錆びにくい |
511 | カーボン | クラフト | 工作 | 指ガード、切れ味 | |
510 | カーボン | クラフト | 工作 | 切れ味 | |
プロ | スタンダード | ステンレス | クラフト | 工作 | 指ガード、錆びにくい、ラバー柄 |
スタンダード | カーボン | クラフト | 工作 | 指ガード、切れ味、ラバー柄 | |
セーフ | カーボン | クラフト | 工作 | 刃先丸い、指ガード、切れ味、ラバー柄 | |
フレックス | ステンレス | クラフト | 工作 | 薄い刃、指ガード、錆びにくい、ラバー柄 | |
プレシジョン | ステンレス | クラフト | 工作 | 短く細い刃、指ガード、錆びにくい、ラバー柄 | |
チゼル | カーボン | クラフト | 工作 | 四角い刃、指ガード、切れ味、ラバー柄 | |
ロバスト | カーボン | クラフト | 工作 | 分厚い刃、指ガード、切れ味、ラバー柄 | |
ウッドカービング | ステンレス | クラフト | 工作 | フルタング、安定性、頑強、木製柄、錆びにくい | |
カーボン | クラフト | 工作 | フルタング、安定性、頑強、木製柄、切れ味 | ||
オールラウンド | ステンレス | クラフト | 工作 | 工作向け、錆びにくい | |
カーボン | クラフト | 工作 | 工作向け、切れ味 |
上記でだいたいは網羅してるけど、まだ他にもあるよ
モーラナイフのおすすめ人気モデル一覧表
次に、主なモーラナイフの具体的なおすすめのモデル(製品)を1つ1つ簡単に紹介します。
特におすすめのモデルを1位~6位まで上げているので、参考にしてみてください。
モデル名 | 画像 | 特徴 | 刃長 | 全長 | 刃厚 | 重量 ※1 | 刃素材 | 柄素材 | フルタング | 税込価格 ※2 | 評価点 ※3 | 評価数 ※4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【おすすめNo2】 コンパニオン ステンレス | モーラナイフの代表作。性能とコスパのバランスに優れた万能ナイフ。初心者から上級者まで対応。刃こぼれしにくく錆びにくいステンレス刃。人間工学に基づいたラバー柄は握りやすく高いグリップ。フェザースティックなどのブッシュクラフト、狩猟や釣り、料理まで幅広く対応。バトニングも可。 | 104 mm | 219 mm | 2.5 mm | 84 g | ステンレス | ラバー | × | ¥2,200 | 4.6 | 12,848 | |
コンパニオン カーボン | コンパニオンのカーボン刃タイプ。カーボンは研ぎやすく長持ち、硬く鋭く粘りある切れ味がメリットだが、錆びやすくメンテが必要。一方、ステンレスはカーボンに比べると硬度が少し柔らかいが錆びにくく、メンテが簡単。 | 104 mm | 218 mm | 2.0 mm | 77 g | カーボン | ラバー | × | ¥2,090 | 4.4 | 8,725 | |
【おすすめNo.1】 コンパニオン ヘビーデューティ ステンレス | ノーマルのコンパニオンと比較して刃が3.2mmと分厚くバトニング向き。フェザースティックなどのブッシュクラフトも可。刃こぼれしにくく錆びにくいステンレス刃。握りやすくグリップ力の高いラバー柄。万能で安く、筆者おすすめNo.1。 | 104 mm | 224 mm | 3.2 mm | 104 g | ステンレス | ラバー | × | ¥2,970 | 4.5 | 4,062 | |
【おすすめNo.3】 コンパニオン ヘビーデューティ カーボン | ヘビーデューティのカーボン刃タイプ。カーボン刃は鋭い切れ味と研ぎやすさが特徴。錆びやすいためメンテが大変だが、大切に長く使いたいならおすすめ。 | 104 mm | 224 mm | 3.2 mm | 101 g | カーボン | ラバー | × | ¥2,750 | 4.5 | 7,955 | |
コンパニオン スパーク | コンパニオンにファイヤースターターが付属したモデルで柄に収納できる。パラコードが取付可能なため暗い場所でも紛失しにくい。これ1本で火起こし、バトニング、フェザースティックまで対応可能。 | 104 mm | 238 mm | 2.5 mm | 92 g | ステンレス | ラバー | × | ¥4,180 | 4.4 | 1,440 | |
コンパニオン フィッシング スケーラー 098 | 刃の背にウロコ取り付き。刃厚が薄くしなる短い刃は、魚を捌いたりなどの細かい作業や調理に最適。グリップ力の高いラバー柄は濡れた場所や冬の冷たい環境でも安心。アウトドア調理用ナイフとしておすすめ。 | 98 mm | 214 mm | 2.0 mm | 72 g | ステンレス | ラバー | × | ¥3,520 | 4.6 | 223 | |
ガーバーグ スタンダード | モーラナイフでは珍しいフルタング。過酷な状況に耐えるタフな設計で、頑丈な構造と衝撃に強い材料を採用。3.2mm厚の高品質ステンレス刃を備え、バトニングに最適。コンパニオンより大きく重く、高価なのがデメリット。 | 109 mm | 229 mm | 3.2 mm | 170 g | ステンレス | ポリアミド | ○ | ¥10,450 | 4.6 | 344 | |
【おすすめNo.4】 ガーバーグ スタンダード ブラックブレード | ガーバーグの刃に、サビにくいDLCコーティングを施したモデル。黒い刃がかっこいい。 | 109 mm | 229 mm | 3.2 mm | 170 g | ステンレス | ポリアミド | ○ | ¥12,100 | 4.8 | 81 | |
ガーバーグ サバイバルキット ステンレス | ガーバーグにファイヤースターターとダイヤモンドシャープナー付きのプラスチック鞘が付属したセット。 | 109 mm | 229 mm | 3.2mm | 170 g | ステンレス | ポリアミド | ○ | ¥13,200 | 4.6 | 131 | |
ガーバーグ サバイバルキット ブラックカーボン | カーボン製の刃に腐食や傷に強いDLCコーティングを施したモデル。ブラックカーボンの美しさはピカイチ。 | 109 mm | 229 mm | 3.2 mm | 170 g | カーボン | ポリアミド | ○ | ¥14,850 | 4.8 | 391 | |
ガーバーグ マルチマウント | ガーバーグのマルチマウントモデル。鞘にベルクロループを装着し、様々な場所にナイフを固定可能(例:バックパックのショルダーストラップなど) | 109 mm | 229 mm | 3.2 mm | 170 g | ステンレス | ポリアミド | ○ | ¥12,650 | 4.6 | 256 | |
【おすすめNo.6】 カンスボル スタンダード | 軽量で丈夫なオールラウンドナイフで、バランスが良く使いやすい。刃は精巧な作業に適しており、ハンティング時の皮剥ぎやバトニングも可。刃背はファイヤースターターも使える直角グラインド。 | 109 mm | 226 mm | 2.5 mm | 100 g | ステンレス | ラバー | × | ¥5,500 | 4.3 | 66 | |
カンスボル サバイバルキット | ファイヤースターターとダイヤモンドシャープナーが付いた鞘が付属するサバイバル向けセット。 | 109 mm | 226 mm | 2.5 mm | 100 g | ステンレス | ラバー | × | ¥7,920 | 4.8 | 74 | |
アッシュウッド ブラックブレード | 2023年の新作で3種サイズがある。アウトドアでのハードワークに適した3.2mm厚の頑丈なステンレス刃。ハンドメイドの木製柄は堅牢なフルタング構造。刃はブラックPCコーティングで、背でファイヤースターターも着火可能。 | 109 mm | 227 mm | 3.2 mm | 233 g | ステンレス | ウッド | ○ | ¥26,950 | 3.1 | 4 | |
ベーシック511 | クラフトナイフシリーズで最も人気のあるモデル。安全性を高めるフィンガーガードと、人間工学に基づいた高いグリップ力をの柄。高品質なカーボン製の刃。 | 91 mm | 206 mm | 2.0 mm | 78 g | カーボン | プラスチック | × | ¥2,280 | 4.6 | 100 | |
プロ カーボン | ベーシック511のアップグレード版。業務用のプロユースにも適した汎用性の高いクラフトナイフ。TPEラバーハンドルは冬でも冷たくならず握りやすい。 | 91 mm | 206 mm | 2.0 mm | 80 g | カーボン | ラバー | × | ¥1,870 | 4.0 | 50 | |
エルドリス スタンダード | 長さ59mm、厚さ2mmのコンパクトサイズ刃が特徴。初心者やサブナイフとしても最適。鞘に納めるとロックがかかる。 | 59 mm | 143 mm | 2.0 mm | 80 g | ステンレス | ラバー | × | ¥9,830 | 4.8 | 1,336 | |
【おすすめNo.5】 エルドリス ライトデューティー | エルドリスから、刃先を薄くする加工と、刃背のエッジ加工を省いたシンプルなモデル。 | 59 mm | 143 mm | 2.0 mm | 80 g | ステンレス | ラバー | × | ¥3,190 | 4.4 | 137 | |
ブッシュクラフト ステンレス | 刃厚2.5mmのステンレス刃は耐久性が高く、ハンドルは指に沿った形状で安定したグリップ。ブッシュクラフトに適した工作向きモデル。 | 109 mm | 232 mm | 2.5 mm | 101 g | ステンレス | ラバー | × | ¥5,610 | 4.6 | 225 | |
ブッシュクラフト サバイバル ブラックブレード | ブッシュクラフトにファイヤースターターとダイヤモンドシャープナーが付属。ブラックコーティングで3.2mm厚の頑強なカーボン刃は、切れ味と耐久性が高い。 | 109 mm | 232 mm | 3.2 mm | 123 g | カーボン | ラバー | × | ¥10,450 | 4.5 | 2,830 | |
クラシック 1/0 カーボン | マホガニー材を模した木製ハンドルが美しくエレガント。77mmとやや短いカーボン刃は多用途に使える。ラバー柄がダサい……と思う人におすすめ。 | 77 mm | 204 mm | 2.0 mm | 38 g | カーボン | ウッド | × | ¥4,290 | 4.5 | 251 | |
ウッド カービング 120 ステンレス | 精巧な仕上げられた狭く短い刃。細かい工作に適す。安定感と力強さを兼ね備えたフルタング。樺の木製柄は自然な握り心地。スウェーデンの工芸職人たちも愛用。 | 60 mm | 165 mm | 2.7 mm | 50 g | ステンレス | ウッド | ○ | ¥3,960 | 4.5 | 5 |
※1:重量はナイフ本体のみの重量
※2~3:税込価格、評価点、評価数は2023年12月執筆時点のAmazon商品ページを参考
やっぱりコンパニオンのヘビーデューティーがおすすめ?
用途によるけど、万能タイプではおすすめNo.1だね
筆者のおすすめNo.1はコンパニオン ヘビーデューティー。安くて万能で、刃厚があるからバトニングも可能です。
バトニング(ナイフを使った薪割り)はしないって人は普通のコンパニオンでいいでしょう。
逆にバトニングメインでハードに使いたい人(かつお金に余裕がある人)はガーバーグがおすすめです。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフのおすすめポイント7つ
モーラナイフにはたくさんの魅力があります。
モーラナイフの全般的なおすすめポイントについて7つにまとめてみました。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
価格が安い
モーラナイフは高品質なナイフを手頃な価格で提供していることで有名なブランド。
モーラナイフが安い理由は、大量生産を前提とした効率的な製造プロセス、シンプルなデザイン、安価でも高品質な素材の採用にあります。
コンパニオン、コンパニオンデューティーなどの人気モデルは2,000円台前半~後半で購入可能。
かといって安かろ悪かろうではなく、スウェーデン王国御用達に認定されているほどの品質の高さで、世界中の人々から支持されています。
初心者でも扱いやすい
手にしっくりと馴染むラバー(ゴム)製のハンドル(柄)と、使いやすい刃のデザインが特徴で、初心者でもあつかいやすいのもモーラナイフの特徴です。
シンプルなデザイン | モーラナイフは余計な装飾や複雑な構造がないシンプルなデザイン。操作に集中しやすく、初心者でも使いやすい。 |
---|---|
軽量でバランスが良い | ナイフ本体は100g程度の軽量が中心。刃と柄のバランスが良く、長時間の使用でも疲れにくいため、正確な作業が可能。 |
刃の切れ味が良い | 安価なのに高品質な刃材を使用。素直に切れるため、余計な力が必要なく、初心者でもあつかいやすい。 |
グリップ力が高い | 手にしっかり収まるデザインと、ラバー素材中心の滑りにくく安定感があるハンドル。精密な工作が可能で、ケガのリスクも低減される。 |
長年の歴史と信頼性
モーラナイフはスウェーデンの伝統的なナイフメーカーで、130年以上の歴史と高い信頼性を持つブランド。
長い歴史に裏打ちされた高い職人技術と厳しい品質管理により、高品質なナイフが生産されています。
歴史と信頼性 | モーラナイフはスウェーデンのモーラ地域で生産され、長い歴史を誇るブランド。1891年の創業以来、培われたナイフ製造のノウハウと品質へのこだわりが特徴。 |
---|---|
伝統的な職人技術 | 伝統的なナイフ製造技術を継承。熟練の職人たちが、高品質なナイフを生産するために経験と技術を駆使しています。 |
厳格な品質管理 | 厳格な品質管理によりすべての製品が高い基準を満たすように製造されている。品質のムラがなく信頼性が高い。 |
多様なモデルラインナップ
モーラナイフは多くのモデルとバリエーションがあり、用途に合わせて選択できます。
バトニング(薪割り)に適したモデル、フェザースティックなどのブッシュクラフトに適したモデル、細かい工作や調理、ハンティング(狩猟)に適したモデル、釣り、レスキュー、子供向け、ファイヤースターター付き、どの用途にもオールラウンドで対応できる万能モデルなどなど……
幅広いニーズに対応し、目的や環境に最適なナイフを見つけることができるでしょう。
耐久性が高い
モーラナイフは耐久性が高く、頑丈に作られており、アウトドアでの過酷な環境に耐えられる設計になっています。
高品質な素材、丁寧な製造工程、シンプルな構造、目的に合った適切な形状と刃の厚みなどにより、
長期間の使用やハードな使用に耐えうる、壊れにくさ・劣化のしにくさを実現しています。
ユーザーからの高い評価
モーラナイフは世界中のアウトドア愛好家から高い評価を得ています。
実際にAmazonなどの購入者レビュー(口コミ)を見ても、ほとんどの製品で高評価になっているのが分かるでしょう。
実際にモーラナイフを使えば、その高品質さとコストパフォーマンスに感動すること間違いなしです。
バトニング(薪割り)にも最適
モーラナイフはバトニング(ナイフを使った薪割り)にも最適。
すべてのモデルがバトニング向きではありませんが、主なモデルは頑強な素材と構造を採用しており、適切な刃厚や刃の形状を有しているため、効果的なバトニングを可能にしています。
特にガーバーグなどのフルタング(ハンドルの端まで鋼材が通っている構造)のモデルでは、堅い木材を割る際にも十分な強靭性・耐久性を持っています。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフをおすすすめ他社ナイフと比較
モーラナイフの中でも最もおすすめの「コンパニオン ヘビーデューティー」を、他社の人気アウトドアナイフと比較してみました。
人気のシースナイフ(刃と柄が一体型の、鞘に納めるタイプのナイフ)を、おすすめ順に並べています。
ブランド/商品名 | 画像 | おすすめ度 | 価格※税込 | ブレード材質 | 刃長 | 全長 | 重量(本体) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
モーラナイフ(Moraknife) コンパニオン ヘビーデューティー(ステンレス) | ¥2,970 | ステンレス | 104mm | 224mm | 104g | ||
鍛冶屋トヨクニ 晶之作 土佐アウトドア剣鉈120 | ¥21,790 | 合金鋼 | 120mm | 265mm | 230g | ||
ビクトリノックス(VICTORINOX) アウトドア マスター | ¥22,539 | ステンレス | 100mm | 220mm | 220g | ||
モーラナイフ(Moraknife) ガーバーグ ブラックブレード(ステンレス) | ¥12,100 | ステンレス | 109mm | 229mm | 170g | ||
ユニフレーム(UNIFLAME) UFブッシュクラフトナイフ | ¥6,600 | ステンレス | 110mm | 230mm | 150g | ||
ヘレ・ナイフ(Helle knife) ディディガルガル | ¥33,500 | ステンレス | 129mm | 249mm | 193g | ||
ケラム(KELLAM) ウルヴァリン プロ | ¥17,980 | ステンレス | 76mm | 調査中 | 99g | ||
モッシーオーク(MOSSY OAK) シースナイフ | ¥2,380 | ステンレス | 145mm | 275mm | 300g | ||
スイステック(SWISS+TECH) シースナイフ | ¥2,280 | ステンレス | 122mm | 250mm | 230g | ||
モーラナイフ(Moraknife) カンスボル スタンダード | ¥5,500 | ステンレス | 109mm | 226mm | 100g | ||
カウハバンプーコパヤ (Kauhavan Puukko Paja) ヴィサ | ¥10,758 | カーボン | 85mm | 192mm | 68g | ||
シュレード(Schrade) アウトドアナイフ SCHF36 | ¥6,980 | ハイカーボン | 110mm | 260mm | 540g | ||
ベアボーンズ(Barebones) NO6 フィールドナイフ2.0 | ¥7,750 | ハイカーボン | 95mm | 266mm | 317g | ||
Columbia Saber Sanjia Model K603b | ¥2,950 | ステンレス | 140mm | 260mm | 調査中 | ||
アーペクティー(APECTY) シースナイフ | ¥2,175 | ステンレス | 140mm | 270mm | 100g | ||
ネドフォス(NEDFOSS) タント ブッシュクラフト フィッシングナイフ | ¥4,799 | ステンレス | 98mm | 240mm | 調査中 | ||
ジー・サカイ(G・SAKAI) ニューサビナイフ3サバキ4.5寸 | ¥9,900 | ステンレス | 131mm | 243mm | 120g | ||
鍛冶屋トヨクニ 晶之作 土佐鍛造フルタングアウトドアナイフ「独遊」 | ¥14,850 | 白鋼 | 115mm | 245mm | 180g | ||
ブッシュクラフト(Bush Craft) モダンスカンジ・アロカス | ¥1,818 | ステンレス | 103mm | 225mm | 96g | ||
ムエラ(Muela) トゥアレグ 茶マイカルタ シースナイフ | ¥17,570 | ステンレス | 100mm | 210mm | 201g | ||
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS フィールドナイフ | ¥3,400 | ステンレス | 115mm | 220mm | 131g |
※価格は2023年9月執筆時点のAmazon実勢価格
モーラナイフ「コンパニオンヘビーデューティー」は、数あるシースナイフの中でも最高評価のおすすめ度5.0。
評価のポイントはやはり圧倒的なコストパフォーマンス。他社の高級アウトドアナイフと比べて1/10~1/5の価格です。
機能性、品質ともに申し分ないのに、2,000円台ってヤバイですよね。
これはもうバグっているとしか思えない安さ!
ただ、プラスチックのシース(鞘)とラバー製のハンドル(柄)は好みが分かれるところ。
個人的な好みで言えば、やはり芸人のヒロシさんも使っているヘレ・ナイフ「ディディガルガル」とか、ケラム「ウルヴァリン プロ」とかがお洒落で憧れますよね~。
高くて買えないけど…… 次に欲しいナイフ
お前最近、いろいろ買いすぎだからな!
ちなみに、モーラナイフ「ガーバーグ ブラックブレード」や「カンスボル」も、数あるシースナイフの中でもおすすめの10位以内に入ります。
そう考えるとモーラナイフって凄いですよね。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフの口コミ・評判
モーラナイフについて、口コミ・評判をまとめました。
モーラナイフの総合評価
まずはモーラナイフの総合評価から。
こちらの口コミ・評判は、実際の購入者に対してクラウドソーシング「Lancers」にて独自のアンケート調査を行い収集しています。
キャンプをするため、エントリーモデルとして有名であったモーラナイフのコンパニオンヘビーデューティーを購入しました。持ち手のグリップ力が良く、切れ味も良いです。主にバトニング用として使っていますが、刃が厚くて木で打ち付けた程度ではびくともしません。付属のハードケースもかっこよくて、収納もしやすく重宝してます。ステンレスなので錆びにくく、手入れに手間がかからない点も良いです。かれこれ5年程使ってますが、非常に便利なのでキャンプに必ず持っていくマストアイテムとなっています。ぜひキャンプ初心者に買ってほしい品です。
ガーバーグを購入。ガーバーグのスタンダードは、シンプルでアウトドア向きな使いやすさとスタイリッシュなデザインがキャンプにぴったり。女性目線で言うと、シンプルでありながら一つのナイフでキャンプの用意から食事まで頼りになりすぎ。これぞ理想の相棒!シンプルとスタイリッシュが融合した最高の仕上がり。カジュアルで使い勝手がよく、デザインもおしゃれ。これからのアウトドアが益々楽しみ。
コンパニオンヘビーデューティーを購入。軽井沢にある友人の別荘に行き、サバイバル生活をしようという話になり、焚き火を作るための木をカットするためにモーラナイフを購入しました。気温が低く軍手をはめていたのですが、グリップが滑りにくい設計になっているので、不快感なく使用することができました。切れ味も十分で、スーパーで買った塊肉をそのまま捌いてキャンプファイヤーの火で焼け、楽しく過ごせました。
ガーバーグを購入。以前使っていたものが破損したので購入しました。キャンプの楽しみは焚き火をぼーっと見つめることに尽きると思っていたのですが、これにバトニングの楽しみが加わりました。以前ほど力を込めず、程よい力加減でサクサク木が割れるのが大変心地よいです。私はフェザースティック作りはあまり上手くないのですが、それでも以前よりずっと楽で楽しいです。大切にしたい一本です。
コンパニオンヘビーデューティーを購入。握りやすさと値段、女性でもちょうどいいサイズで切れ味も抜群。ソロキャンプに利用した際にこのサイズ感が丁度良く、これ1本だけで必要最低限の事は出来た。基本的にフェザースティックを作るのに利用していたが、料理にも使ったら全く問題なく使える。リンゴの皮むきやトマトなどのカットはコツがいるかもしれないが、キャンプではこだわらなければ全く問題なく料理にも使える。車中泊では少し利用頻度は減るが、キャンプの際は必ず持って行くギアのひとつ。
ブッシュクラフトを購入。夫婦でキャンプにハマりまして、YouTubeなどを参考に休日は冬キャンを楽しんでいます。やるからには色々挑戦してみたいとのことで、火起こしでバトニング(木を細かく割る作業)のため、モーラナイフを2本購入しました。こういったナイフを初めて購入したので、他のものとは比較できませんが、細かい作業も問題なく使えています。そこまで高額でもないので、とても満足です。
私が購入したのは、2本でwood carving106とwood carving hook knife 164Sです。木製スプーンを作成するために購入しました。手に馴染んでグリップもよく、切れ味も良かったので使い勝手は良かったです。ただ、長期間保管している間に若干錆が発生した点は少しマイナスポイントでした。他社の彫刻刀などで同じように保管していたものは全く錆びていないので、その辺りが少しマイナスポイントと感じました。山で木を切ってそこでスプーンを作ったりして遊んでいたので、wood carving hook knife 164Sにもカバーがあると嬉しいなと思いました。カバーがないとカバンに入れて持って歩きにくいです。(他の袋で代用しました。)
渓流釣りが趣味で、主に魚の腑を捌くのに使っています。エッジの効いた刀身に惹かれて購入したのですが、刃厚が厚めで木の枝でもスムーズに切れます。グリップも効くのでナイフとノコギリのハイブリッドのような感覚で使い倒していますが、購入から半年たった現在でも切れ味の低下を感じさせません。リーズナブルな価格で購入でき、冬は薪がわりに木を削ることも多くなるので、愛用させてもらいます。
主に食材を切る用途でコンパニオン、エルドリス ライトデューティを購入しました。小ぶりでゴツゴツしていない創りなので、細かい作業をする際にも扱いやすいので気に入って使っています。グリップが大きく力も入れやすいので、他にもっと丈夫そうなナイフも沢山ありましたが、薪割り等しない限りはこれで充分だと思いました。
コンパニオンヘビーデューティーを購入。キャンプ歴1年の超初心者です。初キャンプの時に焚き火がしたくて購入しました。まだ始めてで続くかわからないし値段がそこまで高くない、かつしっかりした物をと思い色々探した結果これになりました。最初はバトニングしてて刃がどっかとんでいかないかとか考えながら恐る恐るやってましたが、刃が思ってたよりも丈夫!強度がしっかりあるので安心して使えました。私は針葉樹を買うのでそこまで固い薪にあたったこともなく、たまに固い薪にあたっても工夫すれば割れます。手入れも特にしてないですが一年使ってみて問題なしです。重くないし、安いし、丈夫だし、薪割りに使うナイフはこれでいいなと思ってます。
モーラナイフの良い口コミ
Amazonのレビューより、モーラナイフ「コンパニオンヘビーデューティー」に関する良い口コミの代表的なものをピックアップしました
- 「安い!使いやすい!耐久性があってコストパフォーマンスが高い」
- 「アウトドアナイフのデビューには充分。フェザースティック作りにも最適」
- 「切れ味が良く、コストパフォーマンスが高い」
- 「釣り魚の活き締めと血抜きに適している。切れ味問題なし」
- 「見た目も使い心地も良い。安価で良心的な商品」
- 「バトニング、フェザースティック用に最高。キャンプに最適」
- 「切れ味がとても良い!スパスパ切れる」
予想通りですが、価格が安い点や、コストパフォーマンスの高さを評価する声が多かったです。
意外だったのは切れ味の鋭さを称賛する声がかなり多かったこと。
個人的には、そんなに切れ味には驚かなかったのですが、結構みなさん切れ味を気にしているんですね。
高品質で使いやすいのに、安価で購入できたことを喜ぶ口コミが多く見られました。
モーラナイフの悪い口コミ
Amazonのレビューより、モーラナイフ「コンパニオンヘビーデューティー」に関する悪い口コミをピックアップしました。
- 「初心者向けと思っていたがすぐに折れてしまった」
- 「バトニングで刃こぼれが発生した」
- 「庭の草を切るのに使ったが切れ味がいまいち」
- 「初日で少し刃こぼれしてしまった」
- 「専用ケースのロックがゆるく危険」
- 「注意していたが、いつの間にか刃が欠けてた」
- 「切れ味に期待しすぎた。BBQでの野菜切りに使ったがイマイチ」
ネガティブなレビューは数は少なかったものの、その中でも特に目立ったのは刃こぼれ(刃の欠け)を指摘する声。
僕はかなり乱暴に扱っているのですが、刃こぼれは一度も発生したことがないので、ちょっと不思議ですね。
また、シース(鞘)のロックが甘いため、ナイフが鞘から抜けてしまうという意見もありました。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフのメンテナンス方法
モーラナイフの性能を長期間保つためには、正しいメンテナンス方法を知っておくことが大切です
本章ではモーラナイフの日々のお手入れや保管方法、刃の研ぎ方を解説。
さらに、カーボン刃の防サビ対策の1つとして、黒錆び加工の方法も紹介します。
日々のメンテナンス(お手入れ)
モーラナイフのメンテナンスには、使用後の適切な洗浄と乾燥が重要です。
使用後はしっかりと汚れを拭き取るか、油分が多い場合は中性洗剤で洗うようにしましょう。
洗剤で洗った後は60度程度のお湯で洗剤が残らないようしっかりと洗い流してください。
熱湯はラバーやプラスチックの劣化や変形の原因となるからNG!
乾燥はカーボンはもちろん、サビに強いステンレスでも必要。水分を念入りに拭き取ることが大切です。
乾燥後には薄く植物性の油(専用の椿油が理想だが、オリーブオイルでも可)を馴染ませることで被膜を作り、酸化(サビ)を防止できます。
僕はドライヤーを使って刃を乾かしているよ
ラバー製やプラスチック製のハンドル(柄)は油分が付着するとグリップ性が損なわれるため、これも刃と一緒に中性洗剤で洗浄するのがおすすめ。
定期的でこまめなメンテナンスが、モーラナイフの寿命をのばすカギとなります。
刃の研ぎ方
モーラナイフの切れ味を保つためには、定期的に刃を研ぐようにしましょう。
刃を研ぐ方法には大きく分けて下記の2つの方法があります。
- 砥石:刃先を削り、薄く滑らかにすることで、切れ味を復活させることができる。面倒くさい。
- ロールシャープナー:簡単に砥げるが、実際には刃先を粗くするだけなので応急処置的な対応。
上記のとおり、ロールシャープナーは手軽ですがあくまで応急処置なので、定期的に砥石を使ってナイフを研ぐことが必要となります。
砥石の粒度を選ぶ際は、一般的なメンテナンスには#800〜#1500の中砥石を用います。初心者は#1000程度が良いでしょう。
研ぐ際には摩擦熱を減らすために砥石とナイフを水で濡らすようにしてください。
砥石とナイフを並行にして適切な角度を保ち、優しい力でゆっくりと研ぐことで、滑らかな切れ味になります。
参考
黒錆加工でサビ防止&カッコよく
黒錆加工は、モーラナイフのカーボンスチールの刃にあえて黒サビを作り、赤サビを防ぐ効果があります。
金属をボロボロにしてしまう赤サビ(鉄など)や白サビ(アルミなど)と違い、黒サビは保護膜的な役割を果たし、赤サビの腐食から守ることができるのです。
黒錆び加工をほどこすと、ナイフの刃はくすんだ黒色になります。
黒錆加工は、下記のように家庭用の酢や紅茶のティーパックなどを使って簡単に行うことができます。
- パーツクリーナー
- お酢(50ml)
- お湯(200ml)※お酢:お湯=1:4の割合
- 紅茶のティーバック(2袋)
- 割り箸(1膳)※割らない
- 空き瓶(1つ)※ナイフ刃の長さより高さのあるもの
具体的な手順は下記のとおりです。
パーツクリーナーでナイフに付着した油分をしっかりと取り除きます。油分が付着したままだと、仕上がりにムラができてしまいます。
お湯にティーバックを入れ、濃いめに煮出した紅茶を作る。空き瓶に紅茶とお酢を入れて、混ぜ合わせる。
割りばしを途中まで割り、黒サビをつけたい刃の部分だけが液に浸かるよう高さを調整しつつ、ナイフを挟んで瓶の上に乗せる。1時間~2時間ほど漬けておく。
処理後は水で洗い流し、しっかり乾燥させます。黒ずみでも腐食を完全に防げるわけではないので、しっかりとメンテナンスしましょう。
紅茶と酢を使った黒錆び加工の方法は、以下のサイトでも紹介されています。
参考
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
モーラナイフおすすめのよくある質問
モーラナイフのおすすめに関するよくある質問と回答をまとめました。
- モーラナイフの中でおすすめのフルタング製品は?
- モーラナイフはバトニングすると折れる?
- バトニングにおすすめのモーラナイフは?
- モーラナイフを買っ たらまずすることは?
- モーラナイフを料理にもおすすめ?
- モーラナイフの2023年新作は?
モーラナイフの中でおすすめのフルタング製品は?
モーラナイフの中でフルタングモデルとして知られているのは「ガーバーグ」シリーズです。
フルタング構造のガーバーグは、ブレードがハンドルの端まで一体化(上記写真)しており、強度と耐久性が高いことが特徴。
ガーバーグは、モーラナイフの数ある製品のなかでも特に頑強でハードワークに適しており、硬い薪のバトニングにもガンガン使うことができます。
その他、2023年の新作「アッシュウッド」シリーズや、「ウッド カービング」シリーズもフルタングです。
モーラナイフはバトニングすると折れる?
モーラナイフは概ね頑強な作りをしていますが、バトニングなどで強い力を加える場面では、刃が折れるリスクがあります。
特にフルタング構造でないモデルでは、過度な力がかかると破損の可能性が高くなります。
そのため、モーラナイフをバトニングに使用する際は、ナイフの構造や限界を理解し、適切に扱うことが重要です。
より耐久性の高い「ガーバーグ」などのフルタングモデルや、刃の厚みがある「コンパニオン ヘビーデューティー」などがバトニングに適しています。
バトニングにおすすめのモーラナイフは?
モーラナイフの中でバトニングに最も適しているモデルとしては、「ガーバーグ」がおすすめです。
ガーバーグはモーラナイフの中でも珍しいフルタング構造を採用しており、グリップも含めて強度と耐久性に優れています。
その他、刃厚が3.2mmある「コンパニオン ヘビーデューティー」も、硬くない薪であればバトニングしても問題ないでしょう。
ちなみに筆者はヘビーデューティーのカーボン刃で思いっきりバトニングしていますが、数年間一度も刃が欠けたり故障したことはありません。
モーラナイフを料理にもおすすめ?
モーラナイフは料理にも使用できます。
多くのモーラナイフはシャープな切れ味を持っており、料理の際の野菜や肉の切断に十分対応可能です。
ただし、ナイフのモデルによっては、野外活動向けに特化しているため、キッチン用途には最適でない場合もあります。
また、カーボン刃は調理で水分が付着すると錆びやすいため、ステンレス刃のモデルを選ぶことをおすすめします。
料理用に使用する際はナイフをアルコールティッシュなどで拭いて清潔にし、使用後は必ず洗浄しよく乾燥させてください。
モーラナイフの2023年新作は?
モーラナイフ2023年の新作「アッシュウッド コレクション」は、木製ハンドルと黒い刃、フルタング構造が魅力的なモデル。
ちょっとお値段が高いのですが……、そこを除けばデザイン・機能ともにおすすめの一品です。
アッシュウッド コレクションの特徴は下記のとおりです。
- 美しい木製ハンドル:高品質なアッシュウッドを採用。アッシュウッドは美しい木目と耐久性を兼ね備えており、見た目も高級感がありおしゃれ。
- 多用途な仕様:多様なアウトドアタスクに適応。キャンプでの料理はブッシュクラフトはもちろん、フルタング構造のため、バトニング(薪割り)まで幅広い用途に使える。
- ステンレス刃:ブラックPCコーティングが施されたステンレス刃は見た目も美しい。高品質なステンレススチールが採用されており、耐久性があり錆びにくい。長期間の使用に耐え、手入れが簡単。
- 使いやすいサイズ:コンパクトなサイズで持ち運びに便利ですが、フルタングのため他のモデルより2倍近い重量がある。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
【まとめ】モーラナイフのおすすめはこれ!
本記事では、高品質で安価なコストパフォーマンスに優れた、初心者にもおすすめのアウトドアナイフ「モーラナイフ」のおすすめについて解説しました。
モーラナイフの豊富なラインナップの中でも、特におすすめのシリーズは下記のとおりです。
また、モーラナイフがおすすめの理由、ポイントについては下記のとおりです。
ぜひ本記事の内容を参考に、最適なモーラナイフを選んでいただければ幸いです。
モーラナイフの筆者おすすめNo.1はこれ!
コメント