キャンプ向けのストーブには、石油ストーブ、ガスストーブ、薪ストーブ、電気ストーブなどがあります。
もっともおすすめなのは石油ストーブで、高火力で扱いやすく、デザインのもレトロでおしゃれな製品が多く人気です。
特に対流型の石油ストーブは空間全体をまんべんなく暖めることができます。
キャンプ用ストーブのおすすめモデルは以下のようなものがあります。
- トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25(レインボーストーブ)
- トヨトミ GEAR MISSION RR-GER25
- アルパカ プラス ストーブ
- コロナ OUTFIELD SL-F510
- センゴクアラジン ポータブルガスストーブ
- イワタニ カセットガスストーブ デカ暖
- イワタニ カセットガスストーブ マイ暖
- ホンマ製作所 ステンレス時計1型 薪ストーブ
キャンプストーブのおすすめを徹底解説!
キャンプに使うストーブを選ぶ際には、種類ごとの特徴を理解し、利用シーンに合わせた適切な選択が必要です。
石油ストーブはその手軽さと暖房性能、薪ストーブはその高火力と雰囲気の良さ、ガスストーブはその使いやすさと携帯性、電気ストーブは安全性と操作のしやすさがそれぞれのメリット。
選び方のポイントは種類ごとに異なりますが、使用場所や空間の広さ、暖房出力や連続使用時間、安全機能、そしてサイズや重量などの持ち運びやすさを考慮しましょう。
キャンプストーブのおすすめを教えて
種類ごとにランキングで紹介するよ
この記事では、トヨトミ・アルパカ・アラジン・コロナなどの人気ブランドを含むおすすめのストーブ4種類・全40機種をランキング形式で解説します。
すぐにおすすめキャンプストーブが知りたい人はこちら!
キャンプストーブの種類と特徴
キャンプで使えるストーブにはいくつか種類があります。
おすすめのキャンプ用ストーブをご紹介する前に、まずはストーブの種類とそれぞれの特徴について紹介します。
種類 | 燃料 | 総合評価 | 暖房性能 | 手軽さ | 雰囲気 | 持ち運び | 値段 | キャンプ適正 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
石油ストーブ | 灯油 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ | △ | ◎ |
薪ストーブ | 薪 | ○ | ◎ | × | ◎ | × | ○ | ○ |
ガスストーブ | ガス | ○ | × | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
電気ストーブ | 電気 | △ | △ | ◎ | × | ◎ | ◎ | × |
前置きはいいから、キャンプ用ストーブのおすすめランキングを知りたい!って人はコチラ
石油ストーブ:手軽で暖房性能が高い
キャンプにおける石油ストーブのメリットは、暖房性能が高く、簡単に点火でき、素早く暖まること。
薪ストーブのように手間がかからず、電気ストーブのように電源を必要とせず、ガスストーブよりも暖房範囲が広く暖かいです。
もっとも万能なストーブだよ
また、石油ストーブは薪や電気に比べて燃料コストが安価で、燃料(灯油)の入手も容易というのも魅力ですね。
燃焼時には、灯油燃焼時の水蒸気によって空気が加湿され、空気が乾燥しにくいというメリットもあります。
重さは薪ストーブよりは軽いですが、軽量のものでもそこそこ重い(平均5~6kgくらい)ので、車を持っていない人や、キャンプサイト内に車を停められない場合は持ち運びが大変かもしれません。
また、石油ストーブは灯油を燃料とするため、使用時には独特のニオイが発生することがデメリットとして挙げられます。
5kg前後ならそんなに苦労せず持ち運べるね
ちなみに、石油ストーブにも前面に熱を放射する「反射式」と、上に熱を放射し空間全体に対流させる「対流式」の2種類があります。
反射式はすぐに暖かくなりますが、暖房性能に優れているのは対流式です。
薪ストーブ:高火力で雰囲気が良い
キャンプにおける薪ストーブのメリットは、その高い火力と雰囲気の良さ。
特に二次燃焼機能を持つモデルは、寒冷地でも強い火力で快適な暖かさを提供してくれます。
炎の揺らぎを眺めながらのキャンプは格別で、キャンプの雰囲気を盛り上げてくるでしょう。
薪ストーブの炎を見ながらのキャンプなんて憧れる!
でもデメリットも多いんだよね……
薪ストーブは、煙突による適切な換気や煙突穴の安全対策などが必要となり、面倒くささと共に火の管理にも注意が必要です。
キャンプ用ストーブの中ではもっとも重く、煙突などもあるため荷物がかさばるのもデメリット。
また、部屋が汚れることや有害物質の発生、空気穴の管理など、使いこなすには学びと経験が不可欠です。
燃料として薪を使うため運用コストが高いですが、自然に落ちた枝や木を利用することもできるため、手間をかければコストを抑えられるでしょう。
ガスストーブ:扱いやすく持ち運びが楽
キャンプでのガスストーブのメリットは、その使い勝手の良さと速暖性。
石油ストーブや薪ストーブと比べて、ガスストーブは点火が簡単ですぐに暖かくなるのも魅力。温度調節も容易なものが多いです。
また、燃料はコンビニでも買えるCB缶(カセットガス缶)がほとんどなので、携帯が便利で交換も手軽に行えます。
よく使うガスボンベが使えるなんて楽でいいわね!
あんまり暖かくないから、スポット暖房にはなるけどね
ただし、ガスカートリッジのコストは意外と高く、暖房性能が高くない点は考慮が必要。
特に標高の高い地域でのキャンプや真冬のキャンプでは、十分な暖房効果が得られないことがあります。
電気ストーブ:安全性が高く扱いやすい
キャンプでの電気ストーブのメリットは、安全性と携帯性にあります。
他のストーブと異なり燃料を燃やさないため一酸化炭素の心配がなく、室内やテント内での使用が比較的安心です。
火を使わないため安全性が高く、手軽に使えるのが大きなメリットです。
また、薪ストーブのように煙や灰が出ないため、汚れも気にしないですみます。
点火や消火がスイッチ一つで行え、すぐに暖かくなり、温度調節も簡単な点も魅力ですね。
いいところばかり!
でもキャンプ場には電源がない場合がほとんどだからね……
最大のデメリットは電源が必要なこと。
使用できるのは電気が用意されているキャンプ場か、容量の大きいポータブル電源を持っている場合に限られてしまいます。
他のストーブにくらべて、電気代は高いという点もネックになるでしょう。
石油や薪に比べて火力は劣り、部屋全体を暖めるには限界がありますが、手軽さと安全性を優先する場合には電気ストーブは最適な選択肢です。
キャンプストーブ選びのポイント
本章では、最適なキャンプ用ストーブを選ぶ際のポイントを紹介します。
前置きはいいから、キャンプ用ストーブのおすすめランキングを知りたい!って人はコチラ
共通のチェックポイント
まずは、どのストーブにも共通する選び方のポイントからです。
どこで使うか、設置場所
キャンプに使うストーブを選ぶ際は、使用する環境や利用シーンを最優先に考えましょう。
利用シーンや環境 | 重視すべき要素・おすすめの種類 |
---|---|
厳寒期・厳寒地域 | 火力の強い石油ストーブや薪ストーブが必要 |
それほど寒くない環境 | 火力は弱いが手軽なガスストーブや電気ストーブでもOK |
車で移動 | 重い薪ストーブや石油ストーブでも苦にならない |
車以外の移動 | ごく軽量のガスストーブや、バーナーに装着するタイプの暖房器具しか無理 |
室内で使用 | 一酸化炭素中毒のない電気ストーブが理想。それ以外もOKだが小まめな換気が必須 |
屋外で使用 | 高火力の薪ストーブや石油ストーブじゃないと寒い |
この中でももっとも重要なのは移動手段でしょう。
車であれば(かつ駐車スペースからキャンプサイトまでが近ければ)どんな種類のストーブでも基本的にはOK。
重くてかさばる薪ストーブや大容量の石油ストーブでも大丈夫です。
しかしそれ以外(電車・バイク・自転車・徒歩)のアクセス方法の場合、物理的に超軽量でコンパクトなストーブじゃないと無理ですよね。
ぶっちゃ車じゃなきゃ無理ってことね……
超軽量なストーブもあるから、車以外のキャンプならこちらを読んでみて
空間の広さ
キャンプでのストーブ選びにおいて、空間の広さも重要なポイントです。
狭いテント内では暖房出力は小さくてもいいので、コンパクトなガスストーブや電気ストーブでも構いません。
一方、屋外や大型テントでは、薪ストーブや対流式の石油ストーブを選ぶと効率よく空間全体を暖めることができます。
暖房能力が高ければ高いほどいいんじゃないの?
僕は高火力なストーブを買っちゃったから、暑すぎて真冬でも窓全開で寝てた時期があるよ……
ストーブは細かな温度調整が難しいものが多いので、狭い空間に暖房性能の高いストーブを使うと暑すぎますし、燃料コストもムダになります。
逆に、広い空間に暖房性能の低いストーブを使うと、なかなか暖まらないでしょう。
安全機能の有無
キャンプでストーブを使う際には、火災はもちろん一酸化炭素中毒などへの考慮が必要です。
石油ストーブ・薪ストーブ・ガスストーブは電源が不要ですが、一酸化炭素中毒のリスクがあるため小まめな換気が不可欠。
一酸化炭素チェッカーがあるとさらに安心だね
一方、電気ストーブは燃料を燃やさないため火災のリスクも低く、一酸化中毒の危険がないため、安全性が高いのがメリット。
しかし電源が必要という致命的な制約があります。
また、どのストーブも転倒時自動消火などの安全装置がついているかを確認することが重要です。
一酸化炭素中毒は命を落とす危険もあるから本当に注意して!
ストーブでチェックするべき安全機能は下記のとおり。
- 転倒時自動消火機能:ストーブが倒れた際に自動的に消火する機能。
- 過熱保護:ストーブが一定の温度を超えた場合に自動的に電源を切る機能。
- 一酸化炭素(CO)センサー:一酸化炭素の濃度が危険なレベルに達した場合に警告を発する機能。
- チャイルドロック:子供やペットが誤って操作したり、触れてヤケドしてしまうのを防ぐのロック機能。
- オフタイマー:予定された時間が経過すると自動的にストーブをオフにする機能。
- 断熱設計:低温燃焼や断熱材を使用して、表面温度を低く保つ設計。
- 炎監視センサー:炎が消えたことを検知してガスの供給を停止する機能。
- 換気推奨アラーム:換気が不十分な場合に警告を発する機能。
ストーブを選ぶ際には、これらの機能が備わっているかどうかを確認し、安全に使用できる環境を整えることが大切です。
収納性と持ち運び性
キャンプストーブを選ぶ際、収納のしやすさと持ち運びやすさはとても重要な要素です。
キャンプではストーブの他にもたくさんの荷物があるので、なるべく軽く、コンパクトなものを選びたいですよね。
また、オフシーズンの際の収納場所も考慮しなくてはいけません。
重いものを買うと、あとあと後悔するよ……
薪ストーブは高い暖房性能が魅力ですが、煙突などの付属品もあり、重量とサイズが大きく、持ち運びには不向きな場合が多いです。燃料の薪も重いので大変。
石油ストーブは高火力なものが多く、重さと大きさは中程度(5~6kgがキャンプ向き)です。ただし燃料の灯油が重いのが難点。
ガスストーブは石油ストーブと同じくらいの重さですが、小型で軽量なモデルも存在します。燃料もカセットガス缶なので軽量。
電気ストーブは電源が使えるキャンプ場が限られますが、小型で軽量なファンヒーターやハロゲンヒーターは持ち運びが容易です。
キャンプ地の条件や移動手段を考慮し、設置や撤収が容易なストーブを選ぶようにしましょう。
連続使用時間
キャンプストーブ選びで意外と忘れがちなのが連続使用時間。
寒い夜を一晩中快適に過ごすためには、ストーブが長時間持続することが必須です。
また、連泊するキャンプでは途中で燃料を追加することが難しい場合もあるため、泊りのキャンプなのか?泊まるなら何泊なのか?なども考慮しましょう。
連続使用時間が短すぎると、補給がめんどくさいね
燃料の予備も持ってかなきゃだから大変だよ
石油ストーブは一度の給油で10~20時間持続するものが多く、一度の給油で長時間暖まることが可能です。
薪ストーブは燃料の追加が容易で長時間の使用が可能ですが、ずっと火を見守る必要があり、頻繁な薪の補充が必要です。
ガスストーブはカートリッジ交換が簡単で、短時間の使用には便利ですが、長時間使用するには予備のカートリッジを何本も用意する必要があります。
電気ストーブは電源さえあれば連続して使用できますが、電源があるキャンプ場はほとんど存在しません。
石油ストーブの選び方
キャンプ用の石油ストーブを選ぶ際のポイントを紹介します。
反射式と対流式の違い
石油ストーブに、反射式と対流式の2種類があり、熱の放出方法に大きな違いがあります。
反射式は、燃焼によって生じた熱を反射板を通じて直接的に放射するタイプ。
ストーブの前方はすぐに暖かくなるのですが、部屋全体を暖めるには効率が悪いです。
狭い空間や、特定の方向にのみ熱を集中させたい場合に適しています。
すぐに暖かくなるけど、局所的ってことね
一方で対流式は、燃焼によって生じた熱をストーブ上部から上昇させることで、部屋全体に暖かい空気を循環させます。
暖まるまでに時間はかかるのが難点ですが、部屋全体を均一に暖めることができ、広い空間に適しています。
1人~2人用テントなら反射式でもいいけど、広いテントなら対流式だね
キャンプに使う際には、使用するテントのサイズや形状を考慮にいれ、反射式か対流式のどちらのタイプを選ぶかを決めることが重要です。
点火方式の違い
石油ストーブには、電子点火と手動点火の2つの点火方式があります。
電子点火方式は、乾電池などの電力を使いボタン一つで簡単に点火できるため、マッチやライターを使う手間を省けるため便利。
風が強い屋外や、寒い朝に一秒でも早く暖まりたい場合には、電子点火がおすすめです。
一方、手動点火方式はマッチやライターが必要となり不便ですが、電池切れや電子機器の故障を心配する必要がないのはメリットといえるでしょう。
安価な石油ストーブは手動点火式が多いよ
タンクの容量
宿泊のあるキャンプでの石油ストーブでは、タンク容量が大きなポイント。
容量が大きいモデルは長時間の使用が可能で、夜通しの暖房が必要な寒い日には特に便利です。
しかし、大容量のストーブは重くなりがちで、持ち運びには不便を感じることも。
大容量でも高火力のストーブはそんなに稼働時間は長くないわね
逆に小容量のモデルは軽くて持ち運びに優れていますが、給油の手間が増えます。
キャンプのスタイルや滞在時間、テントのサイズを考慮して、最適なタンク容量を選びましょう。
薪ストーブの選び方
キャンプ用の薪ストーブを選ぶ際のポイントを紹介します。
材質の違い
薪ストーブの材質には主にステンレスと鋼板(鉄)の2種類があります。
ステンレス製の薪ストーブは、耐食性に優れており、錆びにくいのが大きな利点。
また、軽量で丈夫な高品質ステンレスは、価格も鋼板製に比べて高価です。
一方、鋼板製の薪ストーブは比較的安いため、初期投資を抑えたい場合に適しています。
鋼板製は熱を長持ちさせる能力に優れ、価格も手頃ですが、重いというデメリットがあります。
また、錆びやすいため、保管やメンテナンスには注意が必要です。
どっちがいいの?
鋼板は雰囲気があるけど、実用面を考えるとステンレスかな
煙突の有無
キャンプ用の薪ストーブを選ぶ際は、煙突の有無もポイントです。
煙突付きの薪ストーブはテント内でも使用可能で、煙を外に排出できるため、一酸化炭素中毒のリスクを減らすことができます。
しかし、煙突がない場合はテント外での使用に限定されます。
また、煙突付きのモデルは荷物がかさばり持ち運びや保管が面倒で、設置にも手間がかかるというデメリットもあります。
薪のサイズ
これは結構見落としがちですが、ストーブに入れられる薪の大きさも重要なポイント。
小型のストーブは小さな薪で済み、持ち運びや保管が容易で、着火も簡単です。
しかし、燃焼時間は短く、頻繁に薪を追加する必要があります。
薪割りをおこなう手間も負担になるね
一方、大きな薪を使用できるストーブは、長時間の燃え続けるため、暖かさも長持ちします。
しかし、当然ストーブ自体が重くなるため、持ち運びがしにくくなるでしょう。
ガスストーブの選び方
キャンプ用のガスストーブを選ぶ際のポイントを紹介します。
CB缶とOD缶の違い
CB缶とOD缶は、ガスストーブに使用されるガス缶の種類です。
CB缶はカセットボンベとも呼ばれ、コンパクトで取り扱いが簡単、コンビニやスーパーでも手軽に購入できるのがメリット。
一方のOD缶は、アウトドア専用のガス缶。
CB缶は標高が高い場所や気温が低い寒冷地では圧力が下がって使用できなくなることがありますが、OD缶は高い耐寒性を持っているため、厳しいアウトドアの環境下での使用にも向いています。
でもガスストーブはほとんどCB缶なんだよね
寒さに強いCB缶もあるよ!
ちなみに、OD缶はCB缶に比べかなり高価なのがデメリットです。
CB缶とOD缶は接続部が異なるため互いに代替えできません。
ストーブやバーナーがどちらのガス缶に対応しているかは、必ず確認しましょう。
連続使用時間の違い
ガスストーブは速暖性に優れており、温度調整がしやすいというメリットがあります。
しかし総じて燃料の容量が少ないため、連続使用時間には特に注意が必要。
1つのガス缶でどのくらいの時間もつのか、1回のキャンプに何本ガス缶を用意する必要があるのか、よく調べてから購入するようにしましょう。
電気ストーブの選び方
キャンプ用の電気ストーブを選ぶ際のポイントを紹介します。
暖房効率
電気ストーブの暖房性能は、そのワット数(出力)と設計によって異なります。
一般的に、小さな部屋やテントでは500Wから1500W程度の出力のストーブが適しています。
ただしポータブル電源などではワット数が限られているため注意が必要。
購入を検討している電気ストーブに対応する電源があるのか、の考慮が必要ですね。
ちなみに僕がもってるJackeryのポータブル電源はかなり大きいけど、1000Wまでしか使えないよ
省エネ性
電気ストーブの省エネ性を高めるためにはサーモスタット付きのモデルを選ぶと良いでしょう。
設定温度に達すると自動的にオフになり、必要以上に電力を消費しないようにしてくれます。
またエコモードの有無もチェックすると良いでしょう。
エコモードは消費電力を抑えた運転モードで、暖房効率の良い省エネ運転が可能です。
ポタ電を使う場合、エコじゃないとすぐに充電がなくなっちゃう
便利機能の有無
そのほか、下記のような便利機能があるかどうかもチェックしておきましょう。
タイマー機能 | 使用する時間を設定できるため、必要な時だけストーブを動かすことができます。就寝前に設定しておくことで安心して眠ることができ、無駄な電力消費も防げます。 |
---|---|
温度調整機能 | 電気ストーブは細かい温度調整ができるモデルも多いため、一定の快適さを保ちつつ省エネにもつながります。 |
首振り機能 | 熱風を左右に振ることで分散し、部屋全体をまんべんなく暖めることができます。 |
便利な機能が多いのは、電気ストーブならではのメリット。
どんな機能が必要かを充分に吟味し、自分のキャンプスタイルに合ったものを選びましょう。
キャンプストーブのおすすめ人気ランキング
キャンプ用ストーブのおすすめランキングを紹介します。
人気・性能・コスパともに優れている実力派のキャンプストーブを徹底比較し、種類ごとにまとめました。
石油ストーブのおすすめランキング
まずはキャンプ用の石油ストーブのおすすめランキングからです。
順位 /商品名 | 商品画像 | 暖房 出力 | 燃焼時間 | タンク 容量 | サイズ | 重量 | 対応畳数 | 点火方法 | 価格 税込 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25 | 2.5kW | 20~ 40h | 4.9L | 388× 388× 480mm | 6.2 kg | 木造7畳/ コンクリ9畳 | 電子点火 | ¥29,920 | 詳細 | |
2位 トヨトミ GEAR MISSION RR-GER25 | 2.5kW | 20h | 4.9L | 388× 388× 480mm | 5.9 kg | 木造7畳/ コンクリ9畳 | 電子点火 | ¥33,000 | 詳細 | |
3位 アルパカプラス TS-77NC | 3.0kW | 10.0h | 3.7L | 350× 350× 420mm | 6.6 kg | 約8畳 ~10畳 | ライター マッチ | ¥23,980 ※単品 | 詳細 | |
4位 トヨトミ レインボー RB-25M | 2.5kW | 20~ 40h | 4.9L | 388× 388× 475mm | 6.2 kg | 木造7畳/ コンクリ9畳 | 電子点火 | ¥24,500 | 詳細 | |
5位 トヨトミ レインボー RL-25M | 2.5kW | 20~ 40h | 4.9L | 388× 388× 486mm | 6.2 kg | 木造7畳/ コンクリ9畳 | 電子点火 | ¥28,270 | 詳細 | |
6位 アラジン ブルーフレームヒーター BF3911 | 2.7kW | 15.0h | 4.1L | 388× 405× 551mm | 8.5 kg | 木造7畳/ コンクリ10畳 | ライター マッチ | ¥49,302 | 詳細 | |
7位 コロナ OUTFIELD SL-F510 | 5.1kW | 12.0h | 6.0L | 460× 460× 553mm | 9.9 kg | 木造13畳/ コンクリ18畳 | 電子点火 | ¥33,800 | 詳細 | |
8位 パセコ JKH-1 | 3.0kW | 18.0h | 5.3L | 325× 325× 441mm | 5.3 kg | – | ライター マッチ | ¥19,800 | 詳細 | |
9位 トヨトミ GEAR MISSIONRS-GE23 | 2.3kW | 16~ 19h | 3.6L | 422× 330× 446mm | 6.6 kg | 木造6畳/ コンクリ8畳 | 電子点火 | ¥18,700 | 詳細 | |
10位 トヨトミ 対流型 KR-47A | 4.7kW | 15~ 19h | 7.0L | 474× 474× 561mm | 12 kg | 木造12畳/ コンクリ17畳 | 電子点火 | ¥42,000 | 詳細 |
※ランキングの根拠:
筆者が実際に利用した使用感や検証、Lancersによる独自のアンケート調査、Amazonのレビュー点数および評価などを元に、ランキングを作成しています。
1位:トヨトミ GEAR MISSION「RR-GE25」
トヨトミは日本の暖房・空調機器メーカーで、高品質なストーブを多数開発・販売している会社。
特にGEAR MISSION(ギアミッション)シリーズはキャンプなどのアウトドアシーンに特化して設計・デザインがなされている、おすすめのシリーズです。
色味はミリタリーテイストが魅力的なオリーブグリーンとコヨーテブラウンの2色を採用しています。
キャンプ用のシリーズがあるのはスゴイ!
そのなかでも特におすすめは「GEAR MISSION RR-GE25」。
トヨトミのシンボル的な存在である七色に輝く「レインボーストーブ」のアウトドア仕様で、高い機能性とスタイリッシュなデザインが魅力の対流式石油ストーブです。
トヨトミといえばレインボーストーブ!
RR-GE25は、室内やアウトドアの両方で効率的に暖房が可能。
目安としては、最大7畳(木造)または9畳(コンクリート)の空間を暖める能力を持っています。
特に木造の小屋などの小さめの空間やテントでの使用に適しており、対流型で上方に熱が放出されるため、周囲を360度まんべんなく暖めることができます。
よほど大きなテントや厳寒地じゃない限り大丈夫そうね!
点火は電子点火式で単2電池4本が必要。点火つまみを右いっぱいに回すだけで、放電により芯に火がつきます。
さらに安全性にも配慮されており、耐震自動消火装置を搭載し、タンクは2重構造で灯油がこぼれにくくなっています。
サイズは高さ480mm、幅と奥行きがそれぞれ388mmで、持ち運び用のハンドルが付いています。
灯油を抜いた状態で約6.2kgと比較的軽量なため、持ち運びが容易なのも魅力。
燃焼時間は、灯油タンクを最大容量4.9Lまで満たした場合、火力最大で約20.2時間、最小で約40.2時間持続し、1泊2日のキャンプでは1回の給油で十分でしょう。
これを買っておけば間違いない!
キャンプにおすすめのトヨトミのストーブについては、下記の記事でくわしく解説しています。
2位:トヨトミ GEAR MISSION「RR-GER25」
トヨトミの「GEAR MISSION RR-GER25」は、アウトドアでの使用を前提にデザイン・設計された、対流型の石油ストーブ。
1位のRR-GE25と出力・大きさ・重さなどはほぼ同じで、定価は1,000円だけ高くなっています。
レインボーかそうじゃないかの違いだけ、ってことね
シンプルで無骨なデザインが特徴で「レインボーストーブは派手過ぎてちょっと……」という人におすすめです。
そのおしゃれな機能美は、どんなキャンプスタイル・どんなインテリアにも馴染むでしょう。
個人的にはこっちのほうが好み
3位:アルパカ プラス ストーブ
アルパカストーブはコロンとしたかわいい形状と、レトロでモダンな外見で、キャンプ愛好者に人気の石油ストーブ。
そのなかでも「アルパカ プラス ストーブ」は現時点の最新モデル。2023年には新色のサンドベージュが登場しています。
僕がもっているのも、このサンドベージュ!
アルパカ プラス ストーブはコンパクトで軽量(6.6kg)ながら、3.0kWの高出力を誇り、8畳から10畳の空間を快適に暖めることができます。
対流型で、中央の燃焼筒から立ち上がる炎により上昇気流をおこし、空間全体をまんべんなく暖めることができます。
1位と2位のトヨトミよりもハイパワーなのね
唯一のデメリットは電子点火ではないこと。着火にはマッチやライター(先が長いタイプのもの)が必要です。
セラミック製の天板は熱伝導率が高く、熱を効率的に放射します(ただし調理には使えません)。
実売価格は2万4,000円前後で、同クラスのストーブと比べてリーズナブルなのも魅力ですね。
アルパカストーブについては、下記の記事でくわしく紹介しています。
4位:トヨトミ レインボーストーブ「RB-25M」
トヨトミの「RB-25M」は、1位のRR-GE25と同じレインボーストーブ。
点火後は特殊ガラスにより炎が七色に輝き、幻想的な灯りでキャンプを彩ります。
40W相当の明るさがあり、補助的な照明としてキャンプサイトの雰囲気作りにも役立つでしょう。
私はギアミッションより、こっちの色のほうが好きかも
RB-25Mはアウトドア用に設計されたGEAR MISSIONシリーズではありませんが、キャンプにも充分に活用可能。
GEAR MISSIONシリーズはオリーブグリーンとコヨーテブランなどのアースカラーですが、RB-25Mはホワイト1色となります。
ミリタリーテイストはちょっと苦手……という人はRB-25Mがおすすめです。
5位:トヨトミ レインボーストーブ「RL-25M」
トヨトミの「RL-25M」は、アウトドアの雰囲気がただようランタンを模したデザインのレインボーストーブ。
スペック的には4位のRB-25Mとほぼ同じですが、値段は数千円ほど高くなります。
ランタン型のデザインがおしゃれ!
暖房出力は2.5kWで、木造は7畳まで、コンクリートは9畳までの空間を暖める能力を持っています。
重量は6.2kgと、比較的軽量。連続使用時間は最大出力で約20時間~最小出力で約40時間です。
6位:アラジン ブルーフレームヒーター
アラジン「ブルーフレームヒーター」は、1930年代にイギリスで誕生した石油ストーブで、90年以上にわたり世界中で愛されています。
アラジン特有の柔らかいグリーンとどこか懐かしいクラシックなデザインで、どんなキャンプスタイルにも不思議とフィットするんですよね。
淡いグリーンとレトロなデザインが超好み!
丸い窓から見える青い炎も雰囲気抜群。
青い炎は酸素が十分に供給されている証拠であり、燃焼状態のチェックをすることができます。
暖房出力は2.7kWと高火力。
7~10畳の空間を暖める能力をもっており、タンク容量は4.1リットルで、灯油満量から15時間継続して燃焼が可能。
安全性にも配慮されており、対震自動消火装置が搭載。感震器が地震を感知した際には瞬時に消火されます。
ただ、電子点火ではないので始動が少し面倒くさく、メンテナンスもやや手間がかかるのが難点です。
ちょっと面倒だけど、それもまた愛しいもんね
7位:コロナ OUTFIELD SL-F510
コロナも日本を代表する暖房・空調機器のリーディングカンパニー。
コロナの「OUTFIELD SL-F510」は、キャンプなどのアウトドアシーンを想定して設計された反射型の石油ストーブです。
シンプルで優しいベージュカラーがおしゃれね
暖房出力は5.1kWとかなりの高出力で、広い空間や厳寒期でも充分に暖まることができます。
しかし、重量は9.9kgとここまでに紹介した石油ストーブと比較し3~4kgも重く、持ち運びしにくいのがデメリット。
また、タンク容量は6.0リットルと大容量ですが、その高出力のため連続使用時間は12時間とやや短めです。
8位:パセコ JKH-1
PASECO(パセコ)の「JKH-1」はその高いコストパフォーマンスが最大の特徴。
ここまで紹介したトヨトミ製品などに比べてコンパクトで軽量ながら、暖房出力は3.0kWと高出力です。
にも関わらず、実勢価格は2万円を切るという安さ。コスパを優先する人にはおすすめです。
1万円台!?それは安い!
また、対流型のストーブなので、小さくとも空間全体を均一に暖めることが可能です。
アルパカストーブと同じ韓国メーカーで、サイズ・重量もほぼ同じ。暖房出力も同じ3.0kWです。外見もよく似ていますよね。
ただ、パセコのJKH-1はタンク容量が大きいため燃焼時間が18時間と長いのが特徴。価格もパセコのほうが安いです。
安いけど、注意点があるよ
一点注意したいのが、JKH-1は「屋外専用」であるという点。
たとえばアルパカストーブは日本燃焼機器検査協会(JHIA)の認証を取得していますが、パセコは未取得です。
つまり室内での安全性・品質が保障されていないということですね。
9位:トヨトミ GEAR MISSION「RS-GE23」
トヨトミの「GEAR MISSION RS-GE23」は、キャンプやアウトドア向けに開発されたGEAR MISSIONシリーズ。
ここまでに紹介した石油ストーブは、ストーブ上部に熱が放出され空気の対流で空間全体を暖める対流型ですが、RS-GE23はストーブの前面に熱を放出する反射型のストーブです。
寒い冬の朝に素早く暖をとることができ、1つの方向を集中的に暖めることに適しています。
また、対流型のように壁から離して設置する必要がない(壁際に設置できる)ため、設置に場所をとらないというのもメリットとなります。
金額は今回紹介しているランキングのなかでも最安値。コスパ重視の人におすすめです。
安いは正義!
反射型はダサいものが多いけど、このデザインと値段なら許せるね
10位:トヨトミ 対流型ストーブ KR-47
トヨトミ「KR-47A」は、今回のランキングのなかでもやや大型の対流型石油ストーブ。
そのシンプルでクラシカルなデザインは、どんなスタイルのキャンプサイトにも馴染みます。
僕もキャンプ小屋の暖房用に購入しましたが、とても使いやすく、高い暖房性能が魅力です。
出力は4.7kWで、木造8畳・コンクリート11畳までの広範囲を暖房できる能力を持っています。
というか、性能が高すぎて暑いくらい
重量は12kgとかなり重いので、正直持ち運びには向いていません。
車をキャンプサイト内に停められるオートキャンプ場であれば問題ないですが、それ以外の場合はちょっとキツイですね。
ガスストーブのおすすめランキング
キャンプ用のガスストーブのおすすめランキングは下記のとおりです。
ランキング /商品名 | 商品 画像 | 暖房 出力 | 燃焼継続時間 | ガス 消費量 | サイズ | 重量 | 対応 畳数 | 燃料 | 価格 税込 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 センゴクアラジン ポータブルガスストーブ | 強2.0kw 弱0.8kw | 強1.7h 弱4.3h | 強145g/h 弱58g/h | 335× 330× 386mm | 5.7 kg | 調査中 | カセットガス(CB缶) | ¥37,400 | 詳細 | |
2位 イワタニ カセットガスストーブ デカ暖 | 1.35kW | 2.5h | 98g/h | 361× 311× 364mm | 4.3 kg | 木造4畳 コンクリ5畳 | カセットガス(CB缶) | ¥22,380 | 詳細 | |
3位 イワタニ カセットガスストーブ マイ暖 | 1.0kW | 3.3h | 76g/h | 312× 222× 290mm | 2.6 kg | 木造3畳 コンクリ4畳 | カセットガス(CB缶) | ¥10,489 | 詳細 | |
4位 センゴクアラジン ポータブルガスストーブ シルバークイーン | 強1.4kw 弱0.5kw | 強2.4h | 強:102g/h弱:36g/h | 370× 296× 335mm | 4.2 kg | 4.5畳 | カセットガス(CB缶) | ¥36,300 | 詳細 | |
5位 イワタニ カセットガスストーブ マル暖 | 2.1kW | 1.6h | 調査中 | 380× 360× 340mm | 4.5 kg | 木造5畳 コンクリ7畳 | カセットガス(CB缶) | ¥24,400 | 詳細 | |
6位 イワタニ カセットガスストーブ 風暖 | 強2.0kW 弱1.3kW | 強1.7h 弱2.5h | 調査中 | 319× 296× 438mm | 4.7 kg | 木造5畳 コンクリ7畳 | カセットガス(CB缶) | ¥31,309 | 詳細 | |
7位 FUTUREFOX ヒーターアタッチメント | 調査中 | 調査中 | 調査中 | 90× 90× 145mm | 0.15 kg | 調査中 | シングルバーナーに取りつける | ¥4,980 | 詳細 | |
8位 イワタニ FORE WINDS アウトドアヒーター | 調査中 | 調査中 | 調査中 | 181× 261× 244mm | 0.8 kg | 調査中 | カセットガス(CB缶) | ¥9,620 | 詳細 | |
9位 ロゴス×センゴクアラジン パノラマガスストーブ | 強2.0kw 弱0.8kw | 強1.4h 弱4.2h | 強1720kcal 弱668kcal | 330× 340× 390mm | 6.3 kg | 調査中 | カセットガス(CB缶) | ¥43,780 | 詳細 |
※ランキングの根拠:
筆者が実際に利用した使用感や検証、Lancersによる独自のアンケート調査、Amazonのレビュー点数および評価などを元に、ランキングを作成しています。
1位:センゴクアラジン ポータブルガスストーブ
アラジンは1930年代にイギリスで誕生した石油ストーブですが、そのアラジンと日本の株式会社千石の技術を融合させたハイブリッドブランドがセンゴクアラジンです。
センゴクアラジンの「ポータブルガスストーブ」は、CB缶(カセットガス缶)を燃料とするガスストーブ。
コンパクトながら最大で2.0kWの暖房出力が出せます。
狭いテントやスポット的に使うのであればこれで充分!
安全面にも配慮されており、転倒時自動消火機能や不完全燃焼防止装置が搭載されています。
僕も実際に何度か使っていますが、軽量でコンパクト、操作性もよくおすすめできるガスストーブです。
なによりも、アラジン特有の淡いグリーンがなんともお洒落ですよね。
石油ストーブの名作、ブルーフレームヒーターとそっくりな外見でかわいい!
アラジンのガスストーブについては、下記の記事でくわしく解説しています。
2位:イワタニ カセットガスストーブ デカ暖
イワタニの「カセットガスストーブ デカ暖」は、カセットガス缶をセットするだけで小型石油ストーブに匹敵する暖かさになるガスストーブ。
イワタニは日本でもっとも有名なガス専門商社の一つで、みなさんも一度はイワタニの製品を使ったことがあるはずです。
4.3kgとガスストーブの中では比較的重いほうですが、片手で持ち運べるくらいの重量感です。
大きくて操作しやすい点火スイッチなど操作性も抜群。
不完全燃焼防止装置、立ち消え安全装置、転倒時消火装置、圧力完治安全装置など、安全性に配慮した機能も充実しています。
3位:イワタニ カセットガスストーブ マイ暖
イワタニの「カセットガスストーブ マイ暖」は、軽量でコンパクトな設計が特徴のガスストーブ。
重量は2.6kgなので女性でも片手でらくらく持ち運ぶことができます。
火力は2段階に切り替え可能、点火後は約1分ほどで暖かくなる即暖性にも優れています。
4位:センゴクアラジン ポータブルガスストーブ シルバークイーン
センゴクアラジンの「ポータブルガスストーブ シルバークイーン」は、1970年代に製造されていたアラジンの石油ストーブの復刻版。
以前は灯油を燃料としていましたが、復刻版はガスストーブになっています。
レトロなデザインが目を引く、おしゃれなガスストーブです。
5位:イワタニ カセットガスストーブ マル暖
イワタニの「カセットガスストーブ マル暖」は、屋内外兼用のカセットガスストーブ。
筒型の対流型で、天板がフラットになっているので、ケトルなどを載せてお湯を沸かすこともできます。
暖房性能も2.1kWとガスストーブのなかでは高火力、木造なら5畳・コンクリなら7畳までの広さを暖めることができます。
6位:イワタニ カセットガスストーブ 風暖
イワタニの「カセットガスストーブ 風暖」は、カセットガス形式のファンヒーター。
燃焼の熱でファンを回すしくみのため、ファンヒーターであるにも関わらず電源が不要な点が特徴です。
火力は2段階で調整が可能、最大で2.0kWの暖房出力があります。
7位:FUTUREFOX ヒーターアタッチメント
FUTUREFOXの「ヒーターアタッチメント」は、調理用のシングルバーナーに取り付けることで、簡易的なヒーターとして機能する珍しいアイテム。
ストーブを別途持ち運ぶ手間が省け、重量も150gととっても軽量です。
暖房性能は低いためメインの暖房としては厳しいですが、遠赤外線効果によって周囲を暖めることができます。
公式で推奨しているバーナーは「イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」「SOTO レギュレーターストーブ ST-310」「FORE WINDS マイクロキャンプストーブ FW-MS01」の3つ。
アタッチメントの取りつけに特別な工具は必要なく、簡単に設置することが可能です。
8位:イワタニ FORE WINDS アウトドアヒーター
イワタニの「FORE WINDS アウトドアヒーター」は、カセットガス缶に直結するタイプのガスヒーター。
シンプルな設計で800gととても軽量、折り畳んで持ち運べるため携帯性に優れています。
一箇所をスポット的に暖める簡易的なヒーターですが、上下の2段階に角度を調整することもできます。
9位:ロゴス×センゴクアラジン パノラマガスストーブ
ロゴスとセンゴクアラジンが共同で開発した「パノラマガスストーブ」。
360度全方向に熱を放射し、広い範囲を均一に暖めることができます。
外観はアラジンの大人気石油ストーブの「ブルーフレームヒーター」を模しており、モダンなデザインと、淡いイエローグリーンの色味もめちゃくちゃお洒落ですよね。
薪ストーブのおすすめランキング
キャンプ用の薪ストーブのおすすめランキングは下記のとおりです。
ランキング /商品名 | 商品 画像 | 展開時 サイズ | 収納時 サイズ | 重量 | 主な 素材 | 煙突 | ガラス 窓 | 価格 税込 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 ホンマ製作所 ステンレス時計1型 薪ストーブセット | 400×600× 1260mm | 調査中 | 6.6kg | ステンレス | ○ | × | ¥17,767 | 詳細 | |
2位 ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット | 280×655× 1830mm | 調査中 | 6.9kg | ステンレス | ○ | ○ | ¥27,770 | 詳細 | |
3位 ホンマ製作所 クッキングストーブ 脚高タイプ | 350×350× 1080mm | 調査中 | 7.0kg | 合金 | × | ○ | ¥26,901 | 詳細 | |
4位 テンマクデザイン ウッドストーブS | 526×570× 2400mm | 200×380× 200mm | 9.0kg | ステンレス | ○ | ○ | ¥29,980 | 詳細 | |
5位 Winnerwell Nomad M-Size | 200×380× 2260mm | 200×380× 210mm | 9.4kg | ステンレス | ○ | ○ | ¥43,780 | 詳細 | |
6位 G-Stove Heat View 本体セット | 220×390× 2300mm | 240×420× 330mm | 9.4kg | ステンレス | ○ | ○ | ¥50,303 | 詳細 | |
7位 ogawa ちびストーブ3 | 280×400× 1500mm | 380×470× 330mm | 5.2kg | 鉄 | ○ | ○ | ¥33,449 | 詳細 | |
8位 CAPTAIN STAG KAMADO 煙突ストーブ(窓付き角形) | 600×510× 1070mm | 480×270× 265mm | 10.0kg | 鉄 | ○ | ○ | ¥18,351 | 詳細 | |
9位 SENQI 折り畳み式 薪ストーブ | 540×400× 1970mm | 200×400× 200mm | 8.2kg | ステンレス | ○ | ○ | ¥19,980 | 詳細 | |
10位 Tomount 薪ストーブ | 190×380× 2100mm | 190×380× 190mm | 7.0kg | ステンレス | ○ | ○ | ¥15,999 | 詳細 | |
11位 モキ製作所 組立式無煙 俺のかまど | 190×328× 267mm | 調査中 | 9.4㎏ | ステンレス | ○ | × | ¥30,099 | 詳細 |
※ランキングの根拠:
筆者が実際に利用した使用感や検証、Lancersによる独自のアンケート調査、Amazonのレビュー点数および評価などを元に、ランキングを作成しています。
1位:ホンマ製作所 ステンレス時計1型 薪ストーブセット
「薪ストーブといえばホンマ製作所!」ってくらい、めちゃくちゃ良い薪ストーブを多数リリースしているホンマ製作所。
そんなホンマ製作所の中でも特に人気でおすすめなのが「ステンレス時計1型」です。
最大の魅力はその安さ。薪ストーブが実売価格17,000円代ってすごいですよね。
めっちゃ安い!
コンパクトなサイズでありながら、十分な暖房能力を備えており、コストパフォーマンスは抜群。
また、耐久性の高いステンレス製のボディと、時計を模したクラシカルなデザインがキャンプの気分を盛り上げてくれます。
ただし、ガラス窓はないため、炎のゆらめきを眺めながら……という楽しみ方はできませんのでご注意。
これでガラス窓があれば完璧なんだけどな……
2位:ホンマ製作所 ステンレス ストーブコンロセット
ホンマ製作所の「ステンレス ストーブコンロセット」は、1位のステンレス時計1型と同じ時計型の薪ストーブですが、価格が1万円ほど高くなっています。
ただし、三面にガラス窓がついており、薪が燃える炎を楽しみながら暖をとることができます。
やっぱり薪ストーブは、炎が見えないと楽しみが半減しちゃうよね
サイズもコンパクトで、軽量のため持ち運びも楽ちん。
ストーブの高さも自由に調整することができる仕様になっています。
3位:ホンマ製作所 クッキングストーブ 脚高タイプ
屋外使用に限定するなら、ホンマ製作所の「クッキングストーブ 脚高タイプ」もおすすめ。
フラットな天板やちょうどいい高さなど、クッキングストーブというだけあって調理しやすい作りになっているのが特徴です。
脚を高く設計しているため、地面の傷みを最小限におさえられるのもいいですね。
ストーブ本体に黒い耐熱塗装がほどこされており、重厚感・高級感のある外見も魅力。
ステンレスではなく合金製で、遠赤外線効果にも期待できます。
4位:テンマクデザイン ウッドストーブS
テンマクデザインは、アウトドアショップとして有名な「WILD-1」のオリジナルブランド。
テンマクデザインの「ウッドストーブS」は、機能性に優れた独自性の高いデザインに仕上げている点がおすすめポイント。
便利な機能も豊富で、左右に展開できる鍋置き、ワンタッチで開く脚、天板の丸フタを外すと直火の調理もできるというアイデアも素晴らしい!
薪が燃える炎を見ることができるガラス窓もあります。
折り畳むことでコンパクトになり、持ち運びも楽なのも嬉しいですね。
5位:Winnerwell Nomad M-Size
Winnerwell(ウィンナーウェル)は高品質な鉄やステンレスの建材を主にヨーロッパ向けに輸出する会社。
WinnerwellのNomad薪ストーブは、耐久性の高い304ステンレス製のボディが特徴。
無骨な機能美と、コンパクトなサイズ感が個人的なおすすめポイントです。
大きなガラス窓がついているため、燃焼状態を確認しながら美しい炎を楽しむことも可能。
ただし、重量が9.4kgとちょっと重いのと、値段が高めなのがデメリットですね。
6位:G-Stove Heat View 本体セット
G-Stove(ジーストーブ)は、ノルウェーのアウトドアブランドが製造・販売している薪ストーブ。
コンパクトなのに燃焼効率が高い、良質な薪ストーブを展開しています。
G-Stoveの「Heat View」は、1,000℃の温度まで耐えることができる高品質ステンレスが使われており、サビなどの腐食にも強い点が特徴。
耐熱性のガラス窓もあり、炎を見ることも可能です。
ストーブの底に溜まった灰は、燃焼中であっても専用のスクレーパーで簡単に取り除けるためとても便利。
コンパクトなボディでも、灰がたまって燃えにくくなる問題を解消しています。
丸っこいちょこんとしたデザインもかわいいですよね。
7位:ogawa ちびストーブ3
ogawa(オガワ)は100年以上の歴史をほこる老舗のアウトドアブランド。
ogawaの「ちびストーブ3」は、小型で持ち運びが容易な薪ストーブで、鉄製ながら重量は5.2kgと今回ランキングした中では最軽量。
オーソドックスなデザインで、小さいながらもガラス窓がついています。
8位:CAPTAIN STAG KAMADO 煙突ストーブ
日本ブランドながらリーズナブルなキャンプ用品が魅力のCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)からも薪ストーブが販売されています。
CAPTAIN STAGの「KAMADO(かまど)煙突ストーブ」は、伝統的なかまどのデザインを採用した薪ストーブ。
やや大きめのサイズと、重い(約10kg)のが難点ですが、実売価格は18,000円前後とさすがの安さ。
耐熱塗装を施したスチール(鉄)製のビジュアルはカッコイイですね。
これは窓付き角形タイプですが、窓なしタイプや丸(筒)型タイプもあり、よりリーズナブルです。
9位:SENQI 折り畳み式 薪ストーブ
SENQIの「折り畳み式 薪ストーブ」はやや大きめのサイズですが、コンパクトに折り畳み可能で、持ち運びが簡単。
ただし重量8.2kgとけっこう重いのがデメリットかもしれませんね。
実売価格は2万円を切るのでリーズナブル。
付属のグリッド棚は調理用途に利用可能で、暖房と料理の両方に対応します。
10位:Tomount 薪ストーブ
Tomountの薪ストーブは、今回紹介している中でももっともリーズナブル。実売価格は15,000円前後です。
価格は安いですが、素材は耐熱性と耐久性に優れた304ステンレス製。
天板の丸フタを開けて直火調理ができる点、炎が見えるガラス窓、火力を調整できる換気口など、機能性にも優れています。
11位:モキ製作所 組立式無煙 俺のかまど
「組立式無煙 俺のかまど」は、モキ製作所によって開発されたキャンプ向けの革新的な薪ストーブ。
最大の特徴はその独特な無煙設計で、煙の発生を最小限におさえる作りになっています。
簡単に組み立てられる点も魅力で、準備や片づけのストレスもありません。
電気ストーブのおすすめランキング
キャンプにも使える電気ストーブのおすすめランキングは下記のとおりです。
ランキング/商品名 | 商品画像 | 消費電力 | サイズ | 重量 | 価格(税込) | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 アイリスオーヤマ 遠赤外線電気ストーブ | 400W 800W | 400×156× 377mm | 2.6kg | ¥5,778 | 詳細 | |
2位 BRUNO カーボンヒーター | 500W ~1000W | 214×214× 614mm | 2.3kg | ¥16,500 | 詳細 | |
3位 デロンギ セラミック ファンヒーター | 500W 750W 1350W | 230×160× 270mm | 1.6kg | ¥10,300 | 詳細 | |
4位 アラジン 遠赤グラファイトヒーター | 1000W | 300×300× 610mm | 2.7kg | ¥12,500 | 詳細 | |
5位 アラジン 遠赤グラファイトヒーター(トリカゴ) | 200W 400W | 190×190× 548mm | 1.6kg | ¥13,500 | 詳細 | |
6位 パナソニック セラミックファンヒーター | 240W 600W | 218×125× 265mm | 2.0kg | ¥7,045 | ー | |
7位 TEKNOS ハロゲンヒーター | 800W 1200W | 332×186× 566mm | 3.3kg | ¥4,980 | ー | |
8位 山善 電気ストーブカーボンヒーター | 300W 900W 1200W | 320×320× 645mm | 3.5kg | ¥10,450 | ー | |
9位 コロナ コアヒート | 200W ~1150W | 340×300× 723mm | 5.6kg | ¥31,580 | ー | |
10位 アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター | 1100W | 150×159× 400mm | 2.6kg | ¥7,529 | ー |
※ランキングの根拠:
筆者が実際に利用した使用感や検証、Lancersによる独自のアンケート調査、Amazonのレビュー点数および評価などを元に、ランキングを作成しています。
1位:アイリスオーヤマ 遠赤外線電気ストーブ
アイリスオーヤマの「遠赤外線電気ストーブ IEHD-800」は、遠赤外線効果を利用し効率的に部屋を暖房します。
電気ストーブは無機質な冷たいデザインが多いですが、この IEHD-800はどこか温もりを感じるおしゃれな見た目。
出力は400Wと800Wの2つのヒートモード(強/弱)を選択できます。
おしゃれで機能性にも優れてる!
なによりも魅力的なのはそのリーズナブルさ(実売価格6,000円前後)。
安くても良質な製品を販売するアイリスオーヤマなので、安心して購入することができますよね。
2位:BRUNO カーボンヒーター
BRUNOのカーボンヒーター「NostalStove(ノスタルストーブ)」は、その洗練されたデザインとパワフルな暖房性能が魅力。
BRUNOはどの商品もおしゃれでかわいいよね!
カーボンヒーターはすぐに暖かくなる点が魅力ですが、NostalStoveはコンパクトなのに暖房性能が高いのも特徴。
さらには首振り機能もついているため、広範囲を暖めることもできます。
縦長のスリムな形状のため、使わないときは部屋のスキマに収納でき、収納しやすいのも利点のひとつです。
3位:デロンギ セラミック ファンヒーター
デロンギの「セラミック ファンヒーター」は、暖房器具の世界的ブランドであるデロンギの小型ヒーター。
コンパクトながらハイパワー(最大1350W)で、寒い冬の朝でもすぐに暖まることができます。
スタイリッシュなイタリアンデザインはおしゃれですが、ちょっとキャンプの雰囲気には合わないかも……。
4位:アラジン 遠赤グラファイトヒーター
アラジンの「遠赤グラファイトヒーター」は遠赤外線技術を用いており、部屋全体を迅速に、均一に暖めることができます。
出力を4段階(250W、500W、750W、1000W)に切り替えられる点も魅力。
コンパクトなサイズでありながら暖房能力が高く、エネルギー効率も高いため消費電力のわりに暖かいエコな点もメリットです。
5位:アラジン 遠赤グラファイトヒーター(トリカゴ)
アラジンの「遠赤グラファイトヒーター(トリカゴ)」は、その独特のデザインと効率的な暖房機能が魅力。
どこかなつかしさを感じる鳥かご型のデザインは、インテリアとしてもおしゃれですよね。
遠赤グラファイトは即暖性に優れており、わずか0.2秒で立ち上がり、冷え切った冬の朝でも瞬時に暖をとることができます。
ベランダ飯いちおし!キャンプストーブ3選
キャンプ用のストーブを沢山おすすめさせて頂きましたが、いろいろありすぎて迷ってしまうことでしょう。
ここでは、筆者ベランダ飯が厳選した「これを選んでおけば間違いない!」と考える3種類(4製品)のおすすめキャンプ用ストーブを紹介します。
トヨトミ GEAR MISSIONシリーズ
1つ目に挙げるのはやはり暖房器具のトップ企業の1つでもあるトヨトミ。
その中でもキャンプなどのアウトドア用に設計・デザインされた「GEAR MISSIONシリーズ」がおすすめとして挙げられます。
GEAR MISSIONのなかでも以下の2つが特におすすめです。
- RR-GE25(レインボータイプ)
- RR-GER25(ノーマルタイプ)
RR-GE25はトヨトミの十八番であるレインボータイプの石油ストーブ。
燃焼すると特殊ガラスにより炎が美しく七色に輝き、キャンプサイトのムードを盛り上げてくれます。
レインボーじゃないほうがいい人は、RR-GER25がおすすめ。
シンプルで無骨な機能美で、これが一台あるだけで本格的なアウトドアの雰囲気を演出できます。
どちらも機能・性能はほぼ同じだよ
双方ともに対流型の石油ストーブで、空間全体をまんべんなく暖めてくれます。
色味はオリーブグリーンとコヨーテブランの2色で、ミリタリーっぽい雰囲気がキャンプとの相性抜群。
コンパクトで軽量(6kg前後)なため、キャンプ地への移動や、キャンプ場内での持ち運びもストレスを感じません。
トヨトミの石油ストーブは暖房性能や品質が世界最高レベル。
暖かく、操作性もよく、安全対策もばっちりで安心して利用できます。
海外メーカーのものよりもやや値段ははりますが、それでもこのレベルの石油ストーブを30,000円~33,000円で買えるのは奇跡!
トヨトミのストーブに関しては、下記の記事でもくわしく紹介しています。
アルパカ プラス ストーブ
暖房出力とコストパフォーマンスで選ぶならアルパカ プラス ストーブがおすすめ。
前述のトヨトミGEAR MISSIONの2品と大きさや重量はほぼ同じですが、両ストーブの暖房出力が2.5kWなのに対し、
アルパカ プラス ストーブは3.0kWと+20%も高出力です。
こんなに小さいのにパワフルなんだ!
また、トヨトミGEAR MISSIONはミリタリーテイストのどちらかというと男性っぽい無骨なデザインですが、
アルパカ プラス ストーブ柔らかい印象のあるレトロでおしゃれなデザインが魅力。
シックな雰囲気のマットカラーもおしゃれで、色味はブラック・グリーン・レッド・サンドベージュ(新作)の4色が展開されています。
僕がもっているサンドベージュが特におすすめ!
アルパカ プラス ストーブも対流型で、セラミック製の天板から熱を効率的に放射し、小さくても空間全体をまんべんなく暖めることが可能。
電子点火ではなく着火にはマッチやライター(先が長いタイプのもの)が必要なのが唯一のデメリットですが、シンプルな機構なので故障のリスクが少ないともいえますね。
実売価格は2万4,000円前後で、前述のトヨトミGEAR MISSIONよりも数千円安く、とてもコスパに優れた一品です。
アルパカストーブに関しては、下記の記事でもくわしく紹介しています。
センゴクアラジン ポータブルガスストーブ
石油ストーブが面倒くさいって人には、センゴクアラジンのポータブルガスストーブを選ぶとよいでしょう。
前述の石油ストーブ(2.5kW~3kW)よりも暖房性能はやや劣りますが、最大出力は2.0kW。
コンビニやスーパーで買えるCB缶(カセットガス缶)でこの暖房出力はすごいですよね。
ただ、体感値としてはもっと寒く感じるけどね
アラジン特有の淡いブルーのボディと、ゆらめく青い光がとても雰囲気がよく、気分を盛り上げてくれます。
アラジンの名作「ブルーフレームヒーター」を模したデザインも秀逸で、おしゃれなストーブが欲しい人におすすめ。
前述の2つと比べてややお値段が高め(37,000円前後)なのと、電子点火でない点はデメリットですが……
他にはない独創的なデザインとカラーリングは存在感抜群です。
このデザインと色、めちゃくちゃ好み!
高いけど、その価値はあるわね!
アラジンのガスストーブについては、下記の記事でくわしく解説しています。
キャンプストーブの注意点
本章では、キャンプでストーブを使う際の注意点について解説します。
一酸化炭素中毒と換気
キャンプストーブを使用する際は、一酸化炭素中毒の危険性を理解し、適切な換気を心がけることが大切。
燃焼により発生する一酸化炭素は無色無臭で、気づかないうちに体内に蓄積し、頭痛や吐き気、最悪の場合は命を脅かすこともあります。
そのため、テントやキャンプカー内でストーブを使用する場合は、下記のような対策が必要です。
- 常に換気口を開けておく
- 定期的に空気を入れ替える
- 一酸化炭素チェッカーを用意する
また、就寝時はストーブを消して安全を確保し、燃料を補給する際には火が完全に消えていることを確認してください。
火災のリスク
キャンプストーブを選ぶ際は、火災のリスクを最小限に抑えるための安全機能が備わっているかを確認しましょう。
ストーブの種類ごとの注意点は下記のとおりです。
石油ストーブ | 燃料のこぼれや不完全燃焼による火災の可能性があるため、自動消火機能や転倒時消火機能が付いているかをチェック |
---|---|
薪ストーブ | 不安定な設置や火の粉が飛び散りなどで火災のリスクが高い。すぐに消火できるよう水を用意しておくこと、火がついている間は常に監視しておくことが大切 |
ガスストーブ | ガス漏れによる爆発の危険性があるため、接続部の確認と漏れ防止機能などの安全機能があるかをチェック |
電気ストーブ | 比較的安全とされていますが、電気製品特有のショートや過熱による火災に注意が必要 |
どのストーブも安全な設置方法を把握し、使用中は常に監視することが不可欠です。
ストーブの設置場所
キャンプストーブを安全に楽しむためには、設置場所の選定が重要。
ストーブは平坦で安定した地面に設置し、燃えやすい物や燃料をまわりに置かないように注意してください。
特に石油やガスストーブは倒れると火災の原因になるため、周囲には十分なスペースを確保してください。
薪ストーブをテント内で使用する際は煙突や換気窓が必要ですが、一酸化炭素中毒を防ぐためにも定期的な換気が欠かせません。
電気ストーブは比較的安全ですが、電源が必要なため、使用場所を選ぶ際にはその点を考慮する必要があります。
燃料の保管と取り扱い
キャンプストーブ用の燃料は、安全かつ効率的な使用のために適切な保管と取り扱いが必要です。
燃料は直射日光や高温を避け、子供の手の届かない涼しい場所に保管しましょう。
特に液体燃料は密閉容器に入れ、漏れや蒸発を防ぐことが大切。
使用する際は、ストーブの説明書に従い、適切な量を注ぎ、万が一の火災に備えて消火器を近くに準備してください。
また、燃料を補充する際はストーブが完全に冷めてから行い、ガソリンなどの揮発性の高い燃料を使用する場合は、火気を避けてください。
子供やペットとの安全を確保
キャンプストーブを使用する際には、子供やペットの安全もしっかりと考慮しましょう。
電気ストーブは火を使わないため、比較的安全であり、転倒時に自動で電源が切れる機能付きのモデルも多いです。
石油やガスストーブ、薪ストーブは柵状のガードがついているものを選ぶとともに、さらに周囲を柵で囲むなど、子供やペットが触れてヤケドをしないように厳重な安全対策をとってください。
これらの点に注意して、家族全員が安全にキャンプを楽しめるようにしましょう。
冬キャンプでのストーブ活用術と暖房効率UPのコツ
キャンプストーブの暖房効率を高めたり、より冬キャンプを楽しむためのストーブの活用術を解説します。
ストーブファンを使って暖房効率UP
「ストーブファン」は、主に対流型のストーブの上に置いて空気を循環させることで暖房効率を高めるアイテム。
また、ファンの前面に暖気を送るため、側面をスポット的に暖めることができます。
部屋全体が暖まるまで待てない寒い冬の朝などに重宝する便利アイテムです。
ストーブファンはストーブの熱を利用して動作し電力を必要としないため、アウトドアでの使用に適しています。
防寒アイテムとの組み合わせ
標高の高いキャンプ場や厳寒期のキャンプでは、ストーブ単体ではどうしても暖かさが物足りないシーンも出てくるでしょう。
そんな場合でも、ストーブと組み合わせることで快適にすごせる「防寒アイテム」を紹介します。
寝袋 | 冬用の寝袋は、厳しい寒さのなかでも体温を保持する寝具。ダウンや高性能の合成繊維が充填されており、高い断熱性を持っています。封筒型とマミー型があり、より暖房性能が高いのはマミー型です。 |
---|---|
防寒着 | フリースやその他の保温性の高い素材でできた防寒着は、体温を逃がさずに保持するのに役立ちます。フリースは軽量で通気性がありながら保温性に優れています。ユニクロのヒートテックなどと重ね着することで、寒い冬でもポカポカです。 |
マット | 冬のキャンプは、地面からの冷気が大敵。断熱性の高いマットを使用し、底冷えを防ぎましょう。 |
湯たんぽ | 熱湯を入れて使用する伝統的な暖房器具。布団の中や足元に置くことで、暖かいまま眠りにつくことができます。 |
カイロ | 非常に手軽で、電気や燃料を使わずにじんわりとした暖かさが長続きする使い捨てカイロ。手のひらや足先を暖めるのに適しているほか、下着などに貼りつけられるものも販売されています。 |
電気カイロ | 充電式で、手のひらサイズが多く、ポケットに入れて持ち運びが可能です。 |
コット | 地面からの冷気を避けるために、コット(簡易ベッド)が有効です。コットを使用することで、地面との直接接触を避け、空気の層が断熱材として機能します。これにより、地面からの冷えを大幅に軽減できます。 |
僕は、コット × 寝袋 × 軍用のフリースで寝てるよ
これらのアイテムを適切に組み合わせることで、冬の厳しい寒さの中でも暖かくキャンプを楽しむことができます。
ストーブを使った料理の楽しみ方
冬のキャンプで暖をとる方法としては、暖かい料理も必須。
ストーブは暖房器具としてだけではなく、料理をする際にも活躍します。
フラットな天板のある薪ストーブや石油ストーブは、上にケトル(やかん)やクッカーを乗せてお湯をわかしたり、鍋やフライパンを乗せて焼く、炒めるなどの調理が可能。
ただし、メーカーや機種によっては料理ができない(または禁止されている)ものもあるので、説明書などをよく読んで確認してください。
キャンプストーブのメンテナンス方法
本章では、キャンプストーブのお手入れ(メンテナンス)方法と、長持ちさせるためのポイントを解説します。
※基本的には、メーカーが発行する説明書などに従ってください。
ストーブの掃除と保管方法
ストーブのメンテナンス方法と保管に関する注意点について、ストーブの種類別にまとめました。
石油ストーブのメンテナンス方法
キャンプ用の石油ストーブの基本的なメンテナンス方法です。
定期的な清掃 | ・燃焼ポットやバーナー周りのススや汚れを定期的に取り除く ・煙突や排気路がある場合は、これらを掃除して空気の流れを確保 |
---|---|
燃料タンクの管理 | ・燃料タンクを清潔に保ち、錆や汚れがないか定期的にチェック ・燃料は色の変化や汚れがない新しいものを使用し、不純物がストーブの性能を低下させないように注意 |
芯の交換 | ・芯は消耗品なので、使用状況に応じて定期的に交換 ・芯が硬くなったり、燃焼が不均一になったりしたら交換のタイミング |
点火装置や安全装置 | ・正常に機能しているかを定期的に確認し、必要に応じて調整や修理を行う |
適切な保管 | ・シーズンオフにはよく清掃し、燃料を抜いてから保管 ・湿気の少ない涼しい場所で、ホコリを被らないようカバーをかけて保管すると良い |
薪ストーブのメンテナンス方法
キャンプ用の薪ストーブの基本的なメンテナンス方法です。
煙突の清掃 | ・煙突は定期的な清掃が必要。煙突火災のリスクを減らし、効率的な排気が可能になる ・クレオソート※の蓄積を防ぐため、年に1回以上、または必要に応じて清掃する |
---|---|
ストーブ内部の清掃 | ・使用後は灰かきやなどを使用し、ストーブ内部の灰を取り除く ・燃焼室の壁や床に蓄積したススや灰を掃除 |
ガラスドアの清掃 | ・薪ストーブのガラス窓は、視認性を保つために定期的に清掃する ・市販のストーブガラスクリーナーまたは家庭用品(例:酢と水の混合物)を使用 |
外部の点検と清掃 | ・ストーブの外側も定期的に拭き、錆や汚れがないかをチェック ・錆が見つかった場合はサンドペーパーで軽く磨き、耐熱ペイントで塗り直す |
適切な薪の使用 | ・乾燥した硬木を使用することで、煙突のクレオソート蓄積を最小限に抑えることができる |
※薪ストーブの火室内で薪を燃やす際の不完全燃焼が原因で発生するのが「クレオソート」。 煙突の内部に付着して詰まらせたり、ストーブの火が引火して煙道火災を引き起こすリスクがある。
ガスストーブのメンテナンス方法
キャンプ用のガスストーブの基本的なメンテナンス方法です。
定期的な清掃 | ・外観を定期的にチェックし、損傷、錆、または摩耗の兆候がないか確認 ・食品の残骸や油がバーナーに蓄積すると燃焼効率が低下するため、表面やバーナー部分を清潔に保つ ・バーナーキャップとバーナーヘッドを取り外し、温水と中性洗剤で洗浄 |
---|---|
バーナーやホースの点検 | ・バーナーの火が均等に青く燃えているかを確認 ・黄色い炎や不均一な炎は、バーナーが汚れているか、空気とガスの混合が適切でないサイン ・ガスホースと接続部分に亀裂や損傷がないかを確認し、接続がしっかりと締まっているかをチェック |
ガス漏れのテスト | ・石けん水をガスラインの接続部分に塗布し、泡が発生するかを確認 |
点火装置の確認 | ・電子点火装置が正しく機能しているかを確認 ・点火が不安定な場合は、点火装置が汚れているか、故障している可能性がある |
電気ストーブのメンテナンス方法
キャンプ用の
電気ストーブの基本的なメンテナンス方法です。
定期的な清掃 | ・電源を切り、完全に冷却させた後、表面のほこりや汚れを柔らかい布で拭き取る ・内部のヒーターコイルや反射板に溜まったほこりは、掃除機などを使用して慎重に除去する ・ストーブの通気口や吸気口がほこりやゴミで塞がれていないか確認し、必要に応じて清掃 |
---|---|
安全機能のテスト | ・過熱保護や転倒時自動オフ機能など、ストーブの安全機能が正しく作動するかを確認 |
電源コードの点検 | ・電源コードに損傷や摩耗がないかを確認し、断線や亀裂がある場合は使用を中止 |
これらのメンテナンス作業を適切に行うことで、石油ストーブの寿命を延ばし、安全に使用することができます。
自信がない場合は、メーカーが提供するメンテナンスサービスを利用することをおすすめします。
燃料の選び方と保存方法
キャンプストーブの寿命を延ばすためには、適切な燃料の選択と保存方法が重要です。
燃料の選び方
キャンプ用ストーブの燃料の選び方は下記のとおりです。
ストーブの種類に合った燃料を選ぶ | ストーブが推奨する燃料の種類(プロパン、ホワイトガソリン、アルコールなど)を使用するメーカーの指定する燃料を使うことで、最適な燃焼とストーブの寿命を保つことができる |
---|---|
高品質の燃料を選ぶ | 不純物が少ない、高品質の燃料を選ぶことで、バーナーやインジェクターの詰まりを防げる安価な燃料や質の低い燃料は、ストーブの性能を低下させ、故障の原因になることがある |
新鮮な燃料を使用する | 燃料は時間が経つと劣化するため、購入後はなるべく早く使用することが望ましい |
燃料の保存方法
キャンプ用ストーブの燃料の保存方法は下記のとおりです。
適切な容器に保管する | 燃料は専用の容器に保管し、密閉しておく容器は清潔で、錆や損傷がないことを確認してください。 |
---|---|
直射日光を避ける | 燃料は直射日光や高温になる場所を避けて保管する温度変化が少なく、涼しい場所が適している |
湿気を避ける | 湿気が多い場所での保管は、燃料の劣化や容器の錆を引き起こす可能性がある |
安全な場所に保管する | 子供やペットの手の届かない、換気の良い場所に保管する火気の近くや、燃料が漏れた場合に危険な場所は避ける |
使用期限を守る | 燃料には使用期限があるため、期限を過ぎた燃料は使用しないようにする |
これらに注意することで、キャンプストーブを安全に、かつ長持ちさせることができます。
また、ストーブの取扱説明書に記載されている燃料の取り扱いに関する指示に従うことが最も重要です。
部品の交換時期と方法
キャンプストーブを長持ちさせるためには、部品の適時な交換が必要です。
以下に、一般的な部品の交換時期と方法について説明しますが、ストーブの種類や使用頻度によって異なる場合があるため、常にメーカーの推奨に従ってください。
部品の交換時期
キャンプ用ストーブの部品の交換時期については下記のとおりです。
シールとガスケット | シールやガスケットは、使用による劣化が見られた時、または漏れが発生した時に交換する通常、年に一度の点検が推奨されている |
---|---|
バーナー | バーナーは、火が均等に燃えない、または点火が困難になった時に交換を検討する |
ホースとレギュレーター | ガスストーブのホースやレギュレーターは、亀裂や損傷が見られる場合に交換する |
点火装置 | 電子点火装置が不調の時、または点火が不安定になった時に交換が必要 |
ポンプやOリング(ホワイトガソリンストーブの場合) | ポンプの圧力が維持できない、またはOリングに亀裂が見られる場合に交換する |
部品の交換方法
キャンプ用ストーブの部品の交換方法については下記のとおりです。
取扱説明書を参照する | 部品の交換方法は、ストーブのモデルによって異なるため、取扱説明書をよく読み、指示に従う |
---|---|
適切な工具を使用する | 部品を交換する際には、メーカーが推奨する工具を使用する |
停止させてから作業する | 電気ストーブは電源を切り、完全に冷却させるガスストーブの場合はガスボトルを閉じ、ストーブ内のガスを抜いてから作業を行う |
専門家に依頼する | 自信がない場合や、複雑な交換作業は専門家に依頼するのがおすすめ |
部品の交換は、ストーブの性能を維持し、安全に使用するために重要です。
不明な点がある場合や、自分で行うのが不安な場合は、メーカーのサポートを受けるか、専門の修理サービスに相談してください。
ストーブの寿命と劣化のサイン
キャンプストーブの寿命は、その使用頻度、メンテナンスの質、保管状態によって大きく変わります。
適切なケアを行えば、多くのストーブは数年から数十年持つことがあります。
以下に、ストーブの寿命と劣化のサインについて説明します。
ストーブの寿命を伸ばす方法
キャンプ用ストーブを長持ちさせ、寿命を伸ばす方法は下記のとおりです。
定期的なメンテナンス | 定期的な清掃と必要な部品の交換を行うことで、ストーブの寿命を延ばすことができる |
---|---|
適切な保管 | オフシーズン中はストーブを乾燥した場所に保管し、直射日光や極端な温度変化から守る |
品質の良い燃料の使用 | 不純物の少ない燃料を使用することで、内部の汚れや詰まりを防ぎ、効率的な燃焼を維持できる |
劣化のサイン
キャンプ用ストーブの劣化のサインは下記のとおりです。
点火の問題 | ストーブが点火しにくくなったり、全く点火しなくなったりする場合は、劣化のサイン |
---|---|
不均一な炎 | 炎が不均一であったり、炎の色が通常よりも黄色がかっている場合は、バーナーの汚れや故障を示している |
燃焼効率の低下 | 同じ量の燃料で以前よりも短い時間しか燃焼しない場合、効率が低下している可能性がある |
異音や異臭 | 燃焼中に異常な音がしたり、普段とは違う臭いがする場合は、内部に問題がある可能性も |
燃料漏れ | 燃料の漏れは、接続部分の劣化やシールの損傷が原因であることが多く、即座の対応が必要 |
外観の損傷 | 錆やへこみ、亀裂などの外観上の損傷も、ストーブの劣化を示している |
これらのサインが見られた場合は、安全のためにストーブの使用を控え、必要に応じて修理や部品の交換を行うか、新しいストーブへの交換を検討することが重要です。
また、ストーブの性能が低下していると感じたら、メーカーのサポートを受けるか、専門家に相談することをお勧めします。
キャンプストーブでよくある質問
キャンプ用ストーブに関するよくある質問と回答をまとめました。
- おすすめの最強キャンプストーブはどれ?
- テント内におすすめのキャンプストーブは?
- おすすめの小型(コンパクトな)キャンプストーブは?
- おしゃれなキャンプストーブは?
- バイクのキャンプにおすすめのストーブは?
- キャンプストーブにおすすめの薪は?
- テント内で寝るときはストーブはどうするべき?
- 石油ストーブは安全?なぜ屋外専用?
おすすめの最強キャンプストーブはどれ?
冬のキャンプやアウトドアレジャー用のストーブには、石油ストーブ・ガスストーブ・薪ストーブ・電気ストーブなどがあります。
それぞれのストーブは特定の環境やニーズに合わせて設計されており、基本的にはどこでどのように使うかによっておすすめの最強ストーブは変わってきます。
もし、どんな利用シーンでも使える万能なストーブという視点であれば、以下の4つがおすすめです。
- トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25(レインボー):石油
- トヨトミ GEAR MISSION RR-GER25:石油
- アルパカ プラス ストーブ:石油
- センゴクアラジン ポータブルガスストーブ:ガス
石油ストーブは屋外でも屋内でも安定した高い暖房効果を発揮し、電力が必要なく、持ち運びが比較的容易だというメリットがあります。
特にトヨトミのGEAR MISSIONシリーズは、キャンプなどのアウトドア用にデザイン&設計されているため、
どれか1つだけおすすめ最強のキャンプストーブを選ぶとすれば、RR-GE25かRR-GER25のどちらかになるでしょう。
2つのスペックはほぼ同じですので、レインボーかノーマルタイプか、デザインの好みで選ぶで良いと思います。
テント内におすすめのキャンプストーブは?
テント内で使用することを前提とした場合、下記の点に考慮が必要です。
電気ストーブ | 締め切ったテント内で使うのであれば、一酸化炭素中毒のリスクがない電気ストーブがおすすめ。ただし、電気ストーブは火力が弱いため、アウトドアでは、手や足元など局所的な暖房効果しか期待できないでしょう。また、キャンプ場では電気の供給がない場合がほとんどで、ポータブル電源などがない限り電気ストーブは使えません。 |
---|---|
石油ストーブ ガスストーブ | 一酸化炭素中毒のリスクがあるため、つねに換気が必要。広めのテントなら火力が強い石油ストーブ、小さいテントであればガスストーブがおすすめ。 |
薪ストーブ | 火力が高く、暖房効果は充分。ただし一酸化炭素中毒を防止するため換気が必要なのと、煙を排出する煙突とテントに煙突穴や耐熱のための加工が必要なので、手間がかかる。また、重量があるので持ち運びにくいのがデメリット。 |
総合的に考えると、テント内におすすめのキャンプストーブは石油ストーブかガスストーブ。
換気に注意することが前提ですが、前述のとおり下記の4つがおすすめです。
- トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25(レインボー):石油
- トヨトミ GEAR MISSION RR-GER25:石油
- アルパカ プラス ストーブ:石油
- センゴクアラジン ポータブルガスストーブ:ガス
おすすめの小型(コンパクトな)キャンプストーブは?
石油ストーブ、ガスストーブ、電気ストーブそれぞれの小型(コンパクト)なおすすめキャンプストーブは下記のとおり。
ブランド /商品名 | 商品画像 | 燃料 | 暖房出力 | 燃焼時間 | サイズ | 重量 | 価格 税込 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アルパカプラス TS-77NC | 灯油 | 3.0kW | 10.0h | 350×350×420mm | 6.6kg | ¥23,980 ※単品 | |
イワタニ カセットガスストーブ マイ暖 | ガス | 1.0kW | 3.3h | 312×222×290mm | 2.6kg | ¥10,489 | |
デロンギ セラミック ファンヒーター | 電気 | ー | ー | 230×160×270mm | 1.6kg | ¥10,300 |
薪ストーブは基本的に本体の他に煙突がありかさばるため、コンパクトとはいえません。
おしゃれなキャンプストーブは?
おしゃれなキャンプ用ストーブとしては、下記のモデルが挙げられます。
ブランド /商品名 | 商品画像 | 燃料 | 暖房出力 | サイズ | 重量 | 価格 税込 |
---|---|---|---|---|---|---|
トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25 | 灯油 | 2.5kW | 388×388× 480mm | 6.2kg | ¥29,920 | |
トヨトミ GEAR MISSION RR-GER25 | 灯油 | 2.5kW | 388×388× 480mm | 5.9kg | ¥33,000 | |
アルパカ プラス ストーブ TS-77NC | 灯油 | 3.0kW | 350×350× 420mm | 6.6kg | ¥23,980 ※単品 | |
アラジン ブルーフレームヒーターBF3911 | 灯油 | 2.7kW | 388×405× 551mm | 8.5kg | ¥49,302 | |
センゴクアラジン ポータブルガスストーブ | ガス | 強2.0kw 弱0.8kw | 335×330× 386mm | 5.7kg | ¥37,400 | |
ホンマ製作所 クッキングストーブ 脚高タイプ | 薪 | ー | 350×350× 1080mm | 7.0kg | ¥26,901 | |
テンマクデザイン ウッドストーブS | 薪 | ー | 526×570× 2400mm | 9.0kg | ¥29,980 | |
アイリスオーヤマ 遠赤外線電気ストーブ | 電気 | ー | 400×156× 377mm | 2.6kg | ¥5,778 | |
アラジン 遠赤グラファイトヒーター(トリカゴ) | 電気 | ー | 190×190× 548mm | 1.6kg | ¥13,500 |
どんなものがおしゃれと感じるかは人によってさまざまですが、上記に挙げたストーブはいずれもデザイン面で人気のモデル。
ぜひ、あなたがおしゃれだと思うものを探してみてください。
バイクのキャンプにおすすめのストーブは?
バイクのキャンプでは荷物を最小限に抑えなくてはなりませんので、持ち運べるストーブは限られます。
バイクのキャンプにおすすめのストーブとして、以下のモデルが挙げられます。
ランキング/商品名 | 商品画像 | サイズ | 重量 | 燃料 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
イワタニ FORE WINDS アウトドアヒーター | 181×261×244mm | 0.8kg | カセットガス (CB缶) | ¥9,620 | |
FUTUREFOX ヒーターアタッチメント | 90×90×145mm | 0.15kg | シングルバーナーに取りつける | ¥4,980 |
今回ランキングで挙げたストーブのなかで、バイクでのキャンプでも使えるような重量1kgを切るおすすめのストーブは上記の2品のみ。
これ以外にも、下記のようなミニ焚火台を暖房代わりに使うという手もあります。
キャンプストーブにおすすめの薪は?
キャンプ用の薪ストーブで使える薪には、大きく分けて下記の2種類があります。
- 広葉樹:火が付きにくいが、火持ちが良く長く燃える
- 針葉樹:火が付きやすいが燃え尽きやすいため、主に焚き付け用で使う
広葉樹の薪のおすすめの種類は次のとおり。
- ナラ:手頃な価格で入手できる
- カシ:高価だが、火持ちがよく、高い火力を安定的にキープできる
- クヌギ:高価だが、火持ちと燃焼力を重視する場合に適している
ちなみに、薪ストーブは二次燃焼タイプがおすすめ。
二次燃焼タイプは、薪が燃える際に発生する未燃焼の煙に高温の空気を送り、再燃焼させるため、燃焼効率が高く煙が少ないのが特徴です。
テント内で寝るときはストーブはどうするべき?
夜間にテントで寝る際のストーブの取り扱いには注意が必要。
特に「火災」「一酸化炭素中毒」には充分に気をつけましょう。
消火する | 睡眠中はストーブを消しておくのが最も安全です。一酸化炭素中毒や火災のリスクを避けるためにも、寝る前には必ず消火しましょう。 |
---|---|
安全装置の確認 | もし安全装置付きのストーブを使用している場合でも、寝る前には消火することが望ましいです。安全装置が作動する状況は、すでに何らかの危険が発生している可能性があるためです。 |
十分な暖房対策を | 寝る前にテント内を暖め、耐寒性能の高い寝袋や追加の毛布を使用し、ストーブなしで夜を快適に過ごせるように準備しましょう。 |
換気を忘れずに | どうしても寝る時にストーブを使用する場合は、部屋を締め切らずに換気用の通気口を確保し、一酸化炭素中毒にならないようにしてください。 |
緊急時の準備 | 緊急時に備えて、消火器や一酸化炭素検知器をテント内に設置しておくことも検討しましょう。 |
石油ストーブは安全?なぜ屋外専用?
石油ストーブに屋外用と室内用があるのは、主に安全性と換気の問題によります。
室内用の石油ストーブは、室内での使用を前提として設計されており、一酸化炭素の発生を最小限に抑えるための燃焼効率の高い設計がなされています。
また、室内で使用する際には、一酸化炭素中毒を防ぐための安全装置が備わっていることが多く、万が一の転倒時に自動で消火する機能や、酸素不足を感知して消火する機能などが装備されています。
一方、屋外用の石油ストーブは、開放的な屋外で使用することを想定しており、室内用ほどの安全機能が備わっていないことがあります。
屋外では換気の心配がないため、燃焼効率よりも耐久性や携帯性が重視されることが多いです。
屋内で屋外用の石油ストーブを使用する場合は、一酸化炭素中毒のリスクが高まるため、非常に危険。
屋内で使用する際には、必ず室内用の石油ストーブを選んだ上で、さらに十分な換気を行うことが重要です。
おすすめのキャンプストーブまとめ
本記事では、キャンプストーブのおすすめについて解説しました。
キャンプ用ストーブを選ぶ際には、ストーブの種類と特徴を理解し、実際の利用シーンを考慮して選択する必要があります。
種類 | 燃料 | 総合評価 | 暖房性能 | 手軽さ | 雰囲気 | 持ち運び | 値段 | キャンプ適正 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
石油ストーブ | 灯油 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ | △ | ◎ |
薪ストーブ | 薪 | ○ | ◎ | × | ◎ | × | ○ | ○ |
ガスストーブ | ガス | ○ | × | ○ | △ | ○ | ○ | ○ |
電気ストーブ | 電気 | △ | △ | ◎ | × | ◎ | ◎ | × |
キャンプストーブのおすすめランキングを種類毎にまとめましたので、以下を参考にしてください。
今回のおすすめストーブランキングでは全種類のストーブを紹介しましたが、筆者が厳選した特におすすめのストーブ3選(4機種)は下記のとおりです。
ぜひ本記事を参考に、最適なキャンプストーブを選んでください!
コメント