「トランギア アルコールバーナー」は、キャンプなどのアウトドアシーンで重宝する、アルコールを燃料とした軽量&コンパクトなバーナー(ミニストーブ)です。
小さいながらも高火力で、ケトル(やかん)でお湯を沸かしたり、簡単な料理を作ることができます。
アルコールストーブといえば、やっぱりトランギアだよね!
トランギア(Trangia)社は1925年にスウェーデンで創業したアウトドアブランドで、同社のアルコールバーナーは半世紀以上ほとんど仕様変更されることなく生産され続けている伝統的な製品。
真鍮製の美しいデザイン、破損の少ないシンプルな構造、精密で高品質な製造過程、低温に強く、燃焼音が静かなことなどが特長です。
真鍮の色味がすごくおしゃれね!
この記事では、トランギアのアルコールバーナーの魅力や使い方、他社のアルコールバーナーとの比較、口コミ・評判などについて詳しく解説。
ぜひ購入を検討する際の手助けにしていただければ幸いです。
いっぱい買ってみた結論!トランギアのアルコールバーナーが正解
筆者(ベランダ飯)は、自作も含めてたくさんのアルコールストーブを持っていますが、
結論からいうと、もっともおすすめの1つが「トランギアのアルコールバーナー」だと思います。
自分がもっている中で1位を決めろと言われたら…… やっぱりトランギアになるかな
他とはあきらかに違う重厚感と、シンプルで飽きのこない洗練されたデザイン。
大きなデザイン変更がなく、ずっと変わらないその完成されたスタイルは、機能性はもちろん所有感を満たしてくれます。
質の良い真鍮だからこそのゴールドの輝きは、使い込むほどに違う表情を見せてくれるでしょう。
経年変化で真鍮の色が濃く鈍い色味になっていくのもおしゃれ!
キズや黒ずみで汚れていくのも無骨でカッコイイ!
中華製の安いアルコールストーブは、2~3回使ったら熱で変形してフタが閉まらなくなる……みたいなことも珍しくないですが、
トランギアのアルコールバーナーはそんな心配は一切無用。
軽くて丈夫で熱にも強い!
今回さまざまなアルコールストーブで燃焼実験をしましたが、数ある模倣品に比べて火力はかなり強力!
プレヒートから本燃焼までの移行もスムーズで、素早く安定した火力を出すことができます。
個体差もあるかもだけど、僕のアルストはめちゃくちゃ火力が強いよ
燃料漏れのない気密性もさすがのトランギアブランド。ゴムパッキン(Oリング)の質も悪くありません。
これが半世紀以上前の時点で完成されているなんて、ほんとスゴイですよね。
歴史を感じるレトロな雰囲気がいいよね
純正の五徳や風防もありますが、ほとんどのアルコールストーブがトランギアを模倣して作られているので、安い関連グッズがたくさん出回っているのもメリットでしょう。
これだけのブランド力と優れた機能性を持ちながら、たった2,500円前後※で入手できるなんて奇跡だと思います!※2023年12月執筆時点のAmazon実勢価格
しかも「安い」なんて、まさに神!
ブランドで選んでも、機能面やデザインで選んでも、コスパで選んでも優秀。
アルコールストーブを買うならなら、トランギアを選ばない理由はないでしょうね。
トランギアのアルコールバーナーの特長とメリット
トランギアのアルコールバーナーの特長をくわしく紹介します。
トランギアのアルコールバーナーには、以下のようなメリット(長所)があります。
- 精密&しっかりとした作り
- 50年以上の歴史と完成されたスタイル
- 美しい見た目と経年変化
- 燃料はアルコールなので手軽
- シンプルな構造なので故障しにくい
- 美しくゆらぐ炎と静かな燃焼音
- 軽量&コンパクトで携帯性に優れる
- 外気温に影響されにくく寒さに強い
精密&しっかりとした作り
トランギアのアルコールバーナーは、他社のアルコールストーブと比べて、その精密でしっかりとした作りが際立ちます。
例えばノーブランドの安物や中華製のアルコールストーブの中には、作りが雑で粗い部分が多く、何度か使用しているうちに蓋が閉まらなくなったり、
燃焼室の中に本来入っているはずの芯がなく、本燃焼に至らないなどの不具合がおこることがあります。
実際に筆者がもっている、ホームセンターで買ったノーブランドのアルストは、たった一度使っただけでフタが途中までしか閉まらなくなってしまいました。
安物買いの銭失いとはまさにこのこと……
世界的なアウトドアメーカーであるトランギアであれば、こんな不具合を心配する必要はありません。
50年以上の歴史と完成されたスタイル
トランギアのアルコールバーナーは、半世紀以上の歴史を持つ製品で、その完成されたスタイルは長年変わらず、高い品質と信頼性を誇っています。
高い技術力をもつ職人の手によって精密に作られ、その品質は時代を超えて評価されています。
シンプルながら堅牢な構造、耐久性、使いやすさ、そして完成されたスタイル。
この長年にわたる品質へのこだわりと技術力で、トランギアのアルコールバーナーは世界中のキャンパーやアウトドア愛好家から愛され続けています。
安心のトランギアブランド!
アルストは星の数ほどあるけど、この歴史と信頼性は他にはない魅力!
美しい見た目と経年変化
トランギアのアルコールバーナーは色味や質感の良い真鍮製で、鈍いゴールドの美しい外観を持ちます。
また、経年変化も楽しみの一つ。
時間の経過と共に渋い色に変化、傷や汚れでさえも味となり、使い込むほどに表情が変わっていくことになります。
この経年変化はアルコールバーナーに対する愛着をより深めるでしょう。
大切にあつかえば、ずっと長く使える!
燃料はアルコールなので手軽
トランギアのアルコールバーナーは、エチルアルコールやメチルアルコールなどの燃料用アルコールを使用します。
燃料用アルコールは、アウトドアショップやホームセンターなどで手軽に入手可能。
さらに、小さな燃料用プラスチックボトルにも入れることができ、持ち運びも楽です。
ガスバーナーだと荷物がかさむもんね
シンプルな構造なので故障しにくい
トランギアのアルコールバーナーは、そのシンプルな構造も魅力の一つ。
複雑な機構がないため故障しにくく、長期にわたって安定した性能を維持します。
また、作りがシンプルで堅牢であるため、メンテナンスがほぼ不要という点もメリットです。
美しくゆらぐ炎と静かな燃焼音
トランギアのアルコールバーナーは、炎のゆらぎを眺めることも楽しみの一つ。
燃焼音も静かで雰囲気を壊しません。
その穏やかな炎はキャンプの夜をロマンチックに彩り、最高なキャンプ体験を提供してくれるでしょう。
僕なんて、真夜中に一人でアルストの炎をボ~っと眺めてることがあるよ……
仕事のし過ぎじゃないの……?
軽量&コンパクトで携帯性に優れる
トランギアのアルコールバーナーは軽量でコンパクト。
直径7.5×高さ4.5cmの手のひらサイズで、重量はたった110g。玉子2個とほぼ同じ重さです。
携帯性に優れており、なにかと荷物が多くなりがちなキャンプなどのアウトドアシーンで重宝します。
特にハイキングやバックパッキングなど、軽量化が求められるアウトドアシーンに最適です。
卵2個分ってめっちゃ軽いね!
外気温に影響されにくく寒さに強い
トランギアのアルコールバーナーは外気温に左右されにくく、低温環境でも安定して使用できます。
これはアルコールがガスより低温でも蒸発しやすいためで、ガスバーナーよりも寒冷地・厳寒地・高地などの厳しい自然環境での利用にも適しています。
他のアルコールストーブと比較しても作りが精密なため、安定した燃焼であることもメリットでしょう。
ガスが付きにくい真冬のキャンプでも安心!
トランギア アルコールバーナーのデメリット
トランギアのアルコールバーナーはメリットだけではなく、デメリットもあります。
トランギアのアルストの短所(弱点)は以下のとおりです。
ガスバーナーに比べ火力は弱い
これはトランギアだけでなくすべてのアルコールストーブに共通する特徴ですが、
アルコールストーブは、ガスバーナーや他のコンロに比べるとどうしても火力が弱く、細かい火力の調整が難しいというデメリットがあります。
お湯を沸かすのにもけっこう時間がかかる……
しかし、軽量でコンパクト、手軽で持ち運びしやすいという点は、ガスバーナーよりも優れています。
電車やバスなどの公共交通機関や徒歩、自転車やバイクでのキャンプなど、荷物をできる限り少なくしたいシーンにおいて大きなメリットとなるでしょう。
デメリットとメリットの双方を理解し、目的にあわせて適切な道具を選択することが大切ですね。
火力はたしかに弱いけど、アルストで火をあつかう行為自体が楽しいんだよね
調理には五徳が必要
トランギアのアルコールバーナーを使用しての調理では、五徳(ごとく)が必要です。
直接バーナーの上にケトルや鍋を乗せると酸素の供給が止まって、火は消えてしまいます。
別途、五徳を買う必要があるってことね……
五徳はバーナーの上に乗せるコンパクトな簡易タイプから、組み立て式で脚や風防と一体化したタイプなど、さまざまな種類があります。
コンパクトなものはそのぶん上に乗せられる調理器具の大きさや重量に限りがあるので、自分がどんな用途に使いたいか、どんな調理器具を使うかによって選択しましょう。
野外では風防が必要
トランギアのアルコールバーナーを野外で使用する際には、風防が必要。
バーナーは風に弱く、弱風でも炎が不安定になったり消えることが多いからです。
風防と五徳がないと、使い物にならない……
風防はアルミの薄い板を組み合わせ、底面への熱を防ぐと脚と、クッカーを乗せる五徳を兼ねているタイプが多いです。
アルストの中ではやや重め
トランギアのアルコールバーナーは充分にコンパクトで、重量は110gと軽量。
しかし他社のアルコールストーブと比べると、トランギアは比較的重い部類に入ります。
例えばエスビットは92g、チタン製のエバニューは34gだよ
ただし、登山やトレッキングなどで究極の軽量化を目指すのでなければ、110gでも充分に軽いと思います。
トランギア アルコールバーナーの使い方
トランギア アルコールバーナーの使い方や注意点について解説します。
燃料として使えるもの
トランギアのアルコールバーナーで使用可能な燃料で、公式に推奨されているのは「エチルアルコール(エタノール)」や「メチルアルコール(メタノール)」、
またはこれらの混合によって作られる燃料用アルコールです。
アルコールストーブには、アルコールを使おう!
燃料の種類 | アルコールストーブで使えるか |
---|---|
エチルアルコール | ● 使える(公式指定) |
メチルアルコール | ●使える(公式指定) |
ジエチレングリコール | ▲ 非推奨 |
パラフィンオイル | ▲ 非推奨 |
灯油 | × 厳禁 |
ガソリン | × 厳禁 |
ホワイトガソリン | × 厳禁 |
アルコール以外では「ジエチレングリコール」も(非推奨ではあるものの)使用可能で、引火点が124℃と高く比較的安全で、弱い火力で長くじっくりと燃焼します。
「パラフィンオイル」も非推奨であるものの、引火点が92℃と高く、物理的に使うことは可能。
ただし、ジエチレングリコールやパラフィンオイルはそのままでは着火しにくいため、使用する際には芯となるガラス繊維やカーボンフェルトなどを使う必要があります。
使えるけどおすすめはしない。自己責任でね。
「灯油」の引火点は40℃、「ガソリン」や「ホワイトガソリン」は引火点がマイナス40℃と低く、常温でも引火するため危険。
アルコールストーブに使うのは厳禁です。
これは危険なのでマジでNG!
ちなみに、エタノールは人体にも安全ですが、メタノールは神経系にダメージをあたえる毒。
吸入や誤飲をすると、意識障害や失明、最悪の場合命の危険もありますので取り扱いには注意です。
知らなかったけど毒なのね……
また、ジエチレングリコールは、ホテルのビュッフェなどで料理を保温するのにつかわれている燃料。
引火点が140℃以上と高いため、こぼしたり燃焼中に追加しても、また直接火を近づけてもほぼ引火しません。
揮発性成分が入っていないので、長期保存に耐えられる安全な燃料で、災害時やアウトドアなどに適しています。
ジエチレングリコールも毒なので、絶対に誤飲しないで!
アルコールストーブの使い方
トランギアのアルコールバーナーの実際の使い方を、ステップで解説します。
- 安定した場所に設置
- 燃料を入れる
- 着火
- 燃焼
- 調理器具を乗せる
安定した場所に設置
まずはトランギアのアルコールバーナーを、ぐらつきのない平らな安定した場所に設置します。
点火後は熱くなるし、燃料がこぼれると危険なため、移動することはできません。
五徳や風防を使う場合は、この時点でセットしておくとよいでしょう。
燃料を入れる
燃料となるアルコールを入れます。必要な燃料の量は、目的によって変わります。
例えばケトルやクッカーでお湯を沸かすだけの目的であれば、20mlのアルコールで200mlのお湯を沸かすことが可能。
アルコールをこばさないよう注意!
初めて使う際(または前回使用から時間が経っている場合)は、アルコールを入れてから5分ほど放置しましょう。
トランギアのアルコールバーナーの内部には芯が入っているため、アルコールの浸透を待つのに5分くらいかかるということですね。
着火
ライターなどでアルコールに着火します。
通常のライターだと、手と火元の距離が近いためヤケドをする可能性があります。
チャッカマンなどの、着火口が長いタイプを使いましょう(100均でも売っています)。
個人的にはファイヤースターターとナイフを使って、火花で着火するのがカッコイイと思ってる派
思うのは自由だよね
燃焼
アルコールストーブは以下の流れで燃焼が進みます。
おおまかには「プレヒート」→「本燃焼」→「鎮火」の順です。
- アルコールが燃え始め、真ん中の大きな穴から青い炎が上がる
- 燃焼の熱でストーブ本体の温度が上昇していく
- ストーブ外周部に入ったアルコールが気化して圧力が上昇
- ストーブ外周の小さい穴(燃焼孔)からガス化(気化)したアルコールから噴き出す(ここまでを「プレヒート」と呼ぶ)
- ガスに火が引火し、外周の燃焼孔から炎が上がる
- 火力が強くなり赤い炎が上がる。安定して燃焼する。(この状態を「本燃焼(二次燃焼)」と呼ぶ)
調理器具を乗せる
お湯を沸かしたり調理をする際には、五徳の上にケトルやメスティン、クッカーなどを乗せて調理します。
僕は面倒くさいので、初めから乗っけちゃってるけどね
火力の調整方法
トランギアのアルコールバーナーには「火力調整フタ」が付属しています。
火力調整フタはスライドさせて燃焼孔をふさいだり開放したりすることで、火力の調整が可能。
すべてふさいでしまえば消火することができます。
- 全開放:強火
- 2/3ほど開放:中火
- 1/3ほど開放:弱火
- すべて閉じる:消火
ストーブ本体やフタを直接手で触るとヤケドするので注意!
必ず耐熱手袋を着用してね!
正しい消火方法
トランギアのアルコールバーナーの消火方法は、下記の4つの方法があります。
- 火力調整フタですべての燃焼孔をふさぐ
- 本体用フタをバーナーにかぶせる
- 濡れティッシュやふきんなどをかぶせる(燃え移らないよう注意)
- 燃料が燃え尽きるのを待つ
トランギアのアルコールバーナーは、ストーブ本体、火力調整フタ(消火フタ)、本体用フタの3つで構成されています。
アルコール燃料がたくさん残っている場合は、バーナー本体が冷めたことを確認してから、保存容器に戻すことも可能。
ただし、燃料を戻すのは結構難しく、こぼれてしまうことがほとんどなので、基本的には燃料をすべて燃やし切っちゃうのがおすすめです。
僕はフタで消火したことはないかも
注意点
トランギアのアルコールバーナーを使う際の注意点をまとめました。
- ヤケドに注意し、耐熱手袋を着用
- 引火するため、途中で燃料を注ぎ足さない
- 燃料が少ない状態では爆発する
- 毒性があるため、直火で食材を焼かない
ヤケドに注意し、耐熱手袋を着用
トランギアに限らず、アルコールストーブの本体は非常に熱くなります。
使用する際には、焚き火などでも使う耐熱用の手袋を着用するようにしましょう。
また、燃焼中はアルコールストーブを触ることは避け、消火後も冷めるまでしばらく待ちましょう。
本当にヤケドだけはしないでね!
引火するため、途中で燃料を注ぎ足さない
アルコールを途中で(火がついている状態で)追加するのは厳禁!
火が燃料ボトルにまで引火して、火災などの大惨事になるリスクがあります。
昼間だと明るいから炎が見えないけど、実は完全には火が消えていないことも多いよ!
燃料が燃え尽きて完全に火が消えてから、必ず数分以上の時間をおき、ストーブ本体が冷めてから燃料を追加してください。
ストーブ本体が非常に高温な場合、たとえ火が消えていたとしても、熱によって発火する可能性があります。
燃料が少ない状態では爆発する
トランギアに限らずアルコールストーブは、アルコール量が少ない状態で着火すると、ストーブ内部に気化したアルコールと空気の混合ガスが生じます。
このガスは可燃性で、引火すると爆発することがあるので注意。
正直、爆発の規模自体は大したことありませんが(バフッ!と音がしてびっくりするくらい)、
爆発によってストーブ内のアルコールが飛散・引火し、これが火災につながる可能性もあるのであなどってはいけません。
本燃焼が終わって消える直前とかにも、小規模な爆発はよく発生するよね
初めてあの爆発を見たときは結構びっくりした……
また、アルコールストーブは、ガスストーブや石油ストーブ、焚き火などの火気の近くでは絶対に使用しないでください。
引火しないよう、燃料用アルコールやガス缶や灯油などの燃料は近くに置かない点も大切。
燃料用アルコール以外でも、たとえば手指消毒用のアルコールは気化しやすく、可燃性ガスが発生し引火するため注意しましょう。
毒性があるため、直火で食材を焼かない
前述のとおり、メチルアルコール(メタノール)は毒性の強いアルコールです。
当然気化したメチルアルコールにも毒が含まれる可能性があるため、アルコールの火で直火調理をするのは避けるようにしましょう。
アルコールストーブでメスティン炊飯する方法
トランギアのアルコールバーナーを使って、メスティンでお米を炊く(炊飯する)方法を紹介します。
お米を洗って浸水させる
お米をメスティンに入れて洗い、水に30分~2時間ほど浸水させます。これにより米粒が水を吸収し、炊き上がりがふっくらとします。
浸水させなくても炊けるけど、したほうが美味しいし、炊飯時間が短くて済むよ
安定した場所に設置
アルコールストーブは平坦で安定した場所に設置。不安定な場所では転倒の危険があり、安全に使用するためには重要です。
アルコールを入れて着火
適量の燃料用アルコールをストーブ内に入れ、着火します。
アルコールの量は気温や炊くお米の量(水の量)によって変わりますが、1合炊き(200ml前後の水)の場合は、25ml~30mlあれば十分だと思います。着火時は火傷に注意し、火元の管理を徹底してください。
本燃焼が始まったらメスティンを乗せます。
様子を伺いつつ炊飯
本燃焼に移ったら、アルコールストーブの火力は最初は強火に設定します。
沸騰を確認したら火力を弱め(とろ火)、ゆっくりと炊きます。
炊飯中はフタを開けると蒸気が逃げてしまうので、音や香りで炊き具合を判断します(ただし初心者はちょっとだけなら開けて確認してもOK)。
沸騰してからの炊飯時間は約12分〜15分が目安。メスティンが小さく「チリチリ」という音を立ててきたら頃合いです。
火力の調整が意外と面倒くさい……
「自動炊飯シリンダー」を使うと自動で火力調整してくれるから便利だよ!
火からおろして蒸らす
炊き上がったら火からおろし、約10分間蒸らします。この工程で米がふっくらと仕上がります。
蒸らす際は専用のメスティンケースに入れたり、タオルで巻いたりして保温しましょう。
ひっくり返すって意見もあるけど…
僕はひっくり返さなくていいと思う
完成
蒸らしが終わったら完成。
ほぐすようにざっくりとかき混ぜると余分な水分がとんで、つやが出て見栄えも食感もよくなります。
トランギアと他社のアルコールバーナーを比較
本章ではトランギアのアルコールバーナー」を、他社の人気アルコールストーブと比較してみました。
人気の他社のアルコールバーナーと比較
まずは人気のアルコールストーブ25製品との比較一覧表です。
上からおすすめ順に並べたランキング形式で紹介します。
ブランド /商品名 | 画像 | 税込 価格 | 材質 | 本体 サイズ | 本体 重量 | 燃料 容量 | 燃焼 時間 | 付属品 | 評価 | 評価数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
trangia(トランギア) アルコールバーナー TRB25 | ¥2,483 | 真鍮 | φ7.5× H4.5cm | 110g | – | 25分 | – | 4.5 | 2,490 | |
EVERNEW(エバニュー) チタンアルコールストーブ EBY254 | ¥3,236 | チタン | φ7.2× H4.2cm | 34g | 70ml | – | – | 4.6 | 2,440 | |
Esbit(エスビット) アルコールバーナー ESAB300BR0 | ¥2,000 | 真鍮 | φ7.4× H4.6cm | 92g | 70ml | 25分 | – | 4.3 | 1,764 | |
DaLaCa(ダラカ) アルコールストーブ | ¥1,620 | 銅 | φ7.4× H4.6cm | 110g | – | – | 五徳,収納袋 | 4.1 | 880 | |
VARGO(バーゴ) トライアドマルチフューエルストーブ T-305 | ¥4,530 | チタン | φ6.9× H3.1cm | 30g | 44ml | – | 五徳と脚が一体型 | 4.2 | 331 | |
IMCO(イムコ) アルコールストーブ(自動炊飯シリンダー付き) | ¥4,800 | チタン | φ7× H4.6cm | 67g | – | – | 自動炊飯シリンダー,収納袋,燃料ボトル | – | – | |
solostove(ソロストーブ) ソロアルコールバーナー | ¥2,860 | 真鍮 | φ7.4× H4.6cm | 99g | – | – | – | 4.3 | 1,009 | |
Gaobabu(ガオバブ) アルコールバーナー | ¥3,010 | 真鍮 | φ7.4× H4.6cm | 105g | – | – | 収納袋 | 4.4 | 129 | |
Gaobabu(ガオバブ) アルコールバーナーDEEPタイプ | ¥2,964 | 真鍮 | φ7.4× H5.6cm | 124g | – | – | 収納袋 | 4.3 | 105 | |
LIXADA(リクサーダ) アルコールストーブ チタン Titanium1 | ¥2,699 | チタン | φ6× H5cm | 50g | 100ml | – | – | 4.4 | 335 | |
Boundless Voyage(バンダレスボヤージュ)チタンアルコールストーブ一体型 | ¥2,800 | チタン | φ15.5× H17.5cm | 44g | – | – | 五徳と脚が一体型 | 4.2 | 199 | |
MiliCamp(ミリキャンプ) ポケットストーブにぴったり収まるアルコールストーブ | ¥1,680 | ステンレス | L8.4× W6.6× H1.4cm | 128g | 45ml | 30分 | – | 4.2 | 663 | |
ALOCS(アロコス) アルコールストーブ CS-B02 | ¥1,550 | 銅 | φ7.4× H4.7cm | 98g | – | 30分 | 五徳,収納袋 | 3.8 | 288 | |
Outfun(アウトファン) アルコールバーナー | ¥1,150 | – | – | – | – | – | 五徳,収納袋 | 4.0 | 544 | |
CARBABY(カーベイビー) アルコールストーブ | ¥1,599 | 銅 | φ7.4× H4.6cm | 106g | – | 40分 | 五徳,収納袋 | 4.1 | 788 | |
LOGOS(ロゴス) アルコールバーナー 83010021 | ¥1,800 | 真鍮 | φ7.5× H5cm | 110g | 110ml | 47分 | – | 4.2 | 43 | |
snow peak(スノーピーク) 火焔ストーブ コーエン | ¥9,218 | ステンレス | 13.4× 12.5× 9.5cm | 150g | – | – | ピンセット,ゴトク,収納袋 | 4.2 | 57 | |
Alioay(アリオーアイ) アルコール ストーブ | ¥1,299 | ステンレス | φ7.4× H4.6cm | 107g | – | – | 五徳,収納袋 | 4.0 | 106 | |
Naturehike(ネイチャーハイク) アルコールストーブバーナー | ¥1,800 | – | φ7.4× H4.6cm | 106g | – | – | 五徳,収納袋 | 4.2 | 10 | |
TIANDLIFE(ティアンドライフ) チタン アルコールストーブ | ¥2,999 | チタン | φ12.1× H7.6cm | 45g | – | – | – | 4.1 | 71 | |
DUCKNOT(ダックノット) アルコールストーブ 真鍮 | ¥2,750 | 真鍮 | φ7.2× H4.7cm | 107g | – | 25分 | – | 4.1 | 22 | |
HAWGON(ハグォン) アルコールストーブ | ¥1,999 | 銅 | φ5.8× H4.5cm | 110g | – | – | 五徳,収納袋 | 3.8 | 416 | |
VARGO(バーゴ) チタニウムデカゴンストーブ(T-302) | ¥3,530 | チタン | φ5.7× H3.1cm | 34g | – | 30分 | – | 3.9 | 151 | |
Boundless Voyage(バンダレスボヤージュ)五徳付きアルコールストーブ | ¥1,500 | ステンレス | φ15.4× H9.3cm | 240g | – | – | 五徳 | 3.8 | 260 | |
Yogogo(ヨゴゴ) アルコールストーブ 折り畳み式五徳付 | ¥1,790 | 真鍮 | φ15× H10cm | 160g | 100ml | 25分 | 折り畳み式五徳,収納袋 | 3.3 | 80 |
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※税込価格は2023年12月時点のAmazon実勢価格です。
※ランキングの根拠:筆者が実際に利用した使用感や検証、Lancersによる独自のアンケート調査、Amazonのレビュー点数および評価などを元に、ランキングを作成しています。
トランギアのアルコールバーナーは、数あるアルコールストーブの中でもおすすめTOP3に入る実力派。
僕もたくさんのアルコールストーブを持っていて、自作もしていますが、個人的にはお気に入りNo.1です。
Amazonレビューの評価も4.5と高い!
実際に手にとってみればわかる重厚感と高級感。真鍮の味のある色合い。
なめらかに可動する精密設計と、本燃焼へのスムーズな移行、他を凌駕する高い火力。
トランギアブランドの信頼感と、安価な価格設定(コストパフォーマンスの高さ)など、優れた点がたくさんあります。
あまり欠点が見つからないね
チタン製より重い、火力調整フタの取っ手が短すぎる、という若干のデメリットはありますが、
どうしても「チタン製がいい!」というのでなければ、トランギアを選ばない理由はないでしょう。
バーゴのアルコールストーブと比較
ブランド /商品名 | 画像 | 税込 価格 | 材質 | 本体 サイズ | 本体 重量 | 燃料 容量 | 燃焼 時間 | 付属品 | 評価 | 評価数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
trangia(トランギア) アルコールバーナー TRB25 | ¥2,483 | 真鍮 | φ7.5× H4.5cm | 110g | – | 25分 | – | 4.5 | 2,490 | |
VARGO(バーゴ) トライアドマルチフューエルストーブ T-305 | ¥4,530 | チタン | φ6.9× H3.1cm | 30g | 44ml | – | 五徳と脚が一体型 | 4.2 | 331 |
※商品名・画像をクリックすると、Amazon商品ページに移動します。
※税込価格は2023年12月時点のAmazon実勢価格です。
「VARGO(バーゴ)トライアドマルチフューエルストーブ T-305」は、折りたたみ式の五徳と脚が付いているのが大きな特徴。
五徳や置台を別途購入する必要がなく、クッカーやケトルが載せられます。
また、不安定な場所で地面に脚を差し込んで安定させたり、残ったアルコールを脚を使って容器に戻すことも可能。
この折り畳み式の五徳と脚はめちゃくちゃ良いアイデア!
バーゴのアルコールストーブは、超薄のチタン製で重さはわずか28gと超軽量!
しかもコンパクトで、持ち運びにはトランギアより数倍優れています。
表裏のリバーシブルでの使用が可能で、アルコール、固形燃料、燃料ジェルの3つの燃料を使用できます。
便利な機能をいっぱい搭載してて、設計力が素晴らしいよね
ただし、プレヒートの時間が異常に長く、本燃焼まですごく時間がかかるのが難点。
本燃焼までに時間がかかるということは、それだけ燃料をムダに使うので非効率(燃費が悪い)ということですね……。
ちょっとクセの強い製品なのですが、個人的にはそういう所が好きです。
クセがすごい!
また(チタン製なのでしょうがないですが)値段が高い点もデメリット。
Amazon実勢価格では、トランギアの2倍近い値段になっています。
エバニューのアルコールストーブと比較
ブランド /商品名 | 画像 | 税込 価格 | 材質 | 本体 サイズ | 本体 重量 | 燃料 容量 | 燃焼 時間 | 付属品 | 評価 | 評価数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
trangia(トランギア) アルコールバーナー TRB25 | ¥2,483 | 真鍮 | φ7.5× H4.5cm | 110g | – | 25分 | – | 4.5 | 2,490 | |
EVERNEW(エバニュー) チタンアルコールストーブ EBY254 | ¥3,236 | チタン | φ7.2× H4.2cm | 34g | 70ml | – | – | 4.6 | 2,440 |
※商品名・画像をクリックすると、Amazon商品ページに移動します。
※税込価格は2023年12月時点のAmazon実勢価格です。
「EVERNEW(エバニュー)チタンアルコールストーブ EBY254」は、チタン製なので丈夫で超軽量な点が最大の特徴。
たった34gでトランギアの1/3未満の重量しかありません。
チタンはその他の金属よりも高価ですが、エバニューのアルコールストーブはそれほど高くなく、Amazon実勢価格ではトランギアと比較して+1,000円ほど。
チタンなのに、安くて高品質な点が人気の理由だよ!
それ以外の点では、エバニューのアルコールストーブには次のような特徴があります。
- 内側に燃料目盛がついていて、軽量カップ不要
- 火が出る燃焼孔が上下2段になっており、加熱面積が広い
- そのため高火力で、お湯を沸かしたり調理が素早くできる
チタン製のアルコールストーブが欲しい人、加熱範囲が広いアルコールストーブが欲しい人には、エバニューがおすすめです。
エスビットのアルコールストーブと比較
ブランド /商品名 | 画像 | 税込 価格 | 材質 | 本体 サイズ | 本体 重量 | 燃料 容量 | 燃焼 時間 | 付属品 | 評価 | 評価数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
trangia(トランギア) アルコールバーナー TRB25 | ¥2,483 | 真鍮 | φ7.5× H4.5cm | 110g | – | 25分 | – | 4.5 | 2,490 | |
Esbit(エスビット) アルコールバーナー ESAB300BR0 | ¥2,000 | 真鍮 | φ7.4× H4.6cm | 92g | 70ml | 25分 | – | 4.3 | 1,764 |
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※税込価格は2023年12月時点のAmazon実勢価格です。
「Esbit(エスビット)アルコールバーナー ESAB300BR0」は、数あるアルコールストーブのなかでも特に人気の高い製品の一つ。
トランギア製とよく似た外見でサイズと形状はほぼ同じ。素材も同じ真鍮で作られています。
エスビット製とトランギア製には以下の点で違いがあります。
- 重量:エスビット製が約92g、トランギア製が約110g
- 火力調整フタ:エスビット製には取っ手が付いており操作しやすい
- 価格:エスビット製のほうが500円ほど安い
エスビット製のアルコールストーブは、火力調整フタに長めの取っ手が付いており、消火や火力調整がしやすく、初心者におすすめと言えます。
僕は火力調整フタを使わない(自動炊飯シリンダーを使う)ので関係ないけどね
ブランド力はやはり「トランギア」のほうが圧倒的に高いため、所有感を満たしたいならトランギアを選ぶのが良いでしょう。
実用面やコスパを求めるなら「エスビット」を選ぶといいと思います。
トランギア アルコールバーナーの口コミ・評判
トランギア アルコールバーナーについて、口コミ・評判をまとめました。
総合評価
まずはトランギア アルコールバーナーの総合評価から。
星4.2と高評価ではありますが、Amazonレビューは星4.5なので、それよりも低めの結果になりました。
こちらの口コミ・評判は、実際の購入者に対してクラウドソーシング「Lancers」にて独自のアンケート調査を行い収集しています。
車のドライブのお供として使用しています。メンテナンスフリーで燃料さえあればいつでも使える状態なのは非常に使いやすく感じています。小型で軽量の為、何処にでもパッキングできるのも利点です。火力の調節蓋もあるため、お湯を沸かす火力と調理する火力を調節できるのも魅力です。多少ラフに扱っても壊れない強い耐久性もあり、使い勝手の良いクッキングギアだと感じています。燃料もアルコールの為にホームセンターなどでの入手性に優れているのも強みです。
とらあえず昔から世界中で使われ続けているので信頼性は問題ないし、構造上も壊れるとは考えにくいので、そこは安心できる。問題はやはり火力の調整で、一応、蓋をスライドさせて調整できるようになってはいるが、本体に直接五徳を取り付けていると調整できないので、調理には向かず、単にお湯を沸かすだけに特化してしまう。また、他社のチタン製と比べるとどうしても重量が気になる。
トランスギア アルコールストーブを利用しています。以前はAmazonにて価格だけで選んだノーブランドを利用していました。部品が紛失したり、壊れた際の対応ができずにいたので、新しく購入しました。今のところ使用感には満足です。特段、良いという感じはしないですが使っていての使用感は満足のいく商品だと思います。スライド式で火力調整ができるところが痒い所に手が届くオススメポイントです。
前に安物のアルコールストーブを使用していて、下に敷いてあった布製シートを焦がしてしまったことがありました。その経験から、もっと安心して使えるアルコールストーブを探して、トランギアにたどりつきました。シンプルな構造で、耐久性にも優れています。静かに燃えてくれて、炎をいつまでも見つめていることができます。至高のひとときを味合わせてくれるそんな一品です。防災グッズとしても、優秀だと思います。
アウトドアを頻繁に楽しむようになってから、風にも強いバーナーを探していて口コミで「Trangia(トランギア)のアルコールバーナー」を知りました。見た目がとてもシンプルなので使う前は正直「これ本当に大丈夫?」と少し心配でしたが、いざ使ってみたらとても使いやすく本当に少しの風が吹いていても火が消えずに大満足できています。着火も簡単だし、小さくて持ち運びもとてもらくです。
お湯を沸かす、煮るという作業を行うに際して、とても簡単に作業することができるうえ、炎は20分くらい持続しても得るため、アルコールという燃料でありながらも火力は十分に思います。ただ、昼間使用するとなると炎の色味によっては見えづらいということもあるため、ガスバーナーの調理器具のほうが炎が見やすく簡単に調整もできるので便利さにおいてはガスコンロのほうが便利です。ただ、携帯性は抜群で軽いという利点があるうえ、夜間であれば炎が見えるので火力調整もできるため、工夫次第で使い勝手が良く、お手入れもそれほど必要ない器具です。
父親が使用していたものを譲り受け、キャンプ場や山などでの炊事に利用している。火力が安定しているので熱効率が非常によく、また他のバーナー製品と比べても、風防などを取り付ければ風が吹いてもなかなか消えにくく、家でガスコンロを使用するのと何ら遜色のない使い勝手であり、非常に重宝している。
実際に使用するには、風防が五徳が必要で単体で使えないのはネックではあるものの、火力も強く、アルコールの量で燃焼時間を調整できたり、火力も調整できるため、慣れれば慣れるほど使い勝手がいいと思う。炊飯など調理にも使えるほか、コーヒーやカップラーメンを食べるためにお湯を沸かすときに重宝する。使い込むほどに味わいが出てくるため、愛着も湧いてくる。
男心と所有欲をくすぐる無骨なデザインがGood。燃料用アルコールを持ち歩く必要がありますが、通常のOD缶が上手く使えなくなる、氷点下になるような環境でも問題なく使える点が、冬キャンのシーンだけでなく、冬山登山などアクティビティとも相性抜群です。アルコールを本体に残してしまうと、持ち歩く時に大変なことになってしまいますので、少量ずつ様子を見ながら使うのが、上手に扱うコツかと思います。
ベランダで一服吸ってカップスープを飲む際、スープ用の湯沸かしにこちらのアルコールバナーを愛用しています。雰囲気を味わいたい、リラックスしたいという目的で購入しましたが、意外と火力がしっかりしていて実用的だな、と感じました。これで沸かした湯で味わうスープが一日の大切なリラックス&リセットになっており、大切なひと時を演出する大切なアイテムです。
良い口コミ・評判
Amazonのレビューより、トランギア アルコールバーナーに関する良い口コミの代表的なものをピックアップしました。
- この武骨さやデザインはトランギアならでは。
- 燃費と火力のバランスが良い。
- 類似品に比べて火力が強い。安定している。
- いろいろ試したがトランギアが一番良かった。
- 質の高さに比べて価格が安い。
- 音が静かで良い。
- 見た目が最高で高級感がある。
- 色合いが渋くて良い。
- これがあれば他のアルストは要らない。
- 1年半たっても性能が劣らず使用できている。
- 本燃焼までのタイムラグの短さが良い。
- フタができてアルコールが漏れないことがメリット。
- トランギアの絶大なる信頼性で購入した。
- 輸入元がイワタニ・プリムスというのも良い。
口コミのほとんどは、本記事の特徴・メリットでも記載したものとほとんど同じですね。
無骨なデザインや、真鍮の渋い色合い。高級感のある見た目はさすがトランギア。
(アルコールストーブの中では)火力も高く、安定している。本燃焼まで時間がかからない点も挙げられていました。
いろいろ試した中でも、トランギアが一番良かったという声も多かったですね。
悪い口コミ・評判
Amazonのレビューより、トランギア アルコールバーナーに関する悪い口コミをピックアップしました。
- アルコールが高く、コスパが悪い。
- 外で使う場合は風に弱すぎる。
- 単体では使えないので五徳が必須。
- 少し重いのが難点。
- お湯が沸くまで時間がかかる。
- アルコール量のメモリを内側に付けてほしい。
- 値段の割に作りがやや雑なところがある。
- 外蓋をかぶせると専用五徳に収まらない。
- 火力調整フタの塗料は高熱で変形したり剥げる。
- ガスバーナーに比べて火力が弱い。
燃料のコスパが悪い、風に弱い、お湯を沸かすのに時間がかかるというのは、トランギアに限らずアルスト全体のデメリットですね。
トランギアならではデメリットだと、他社製品よりやや重い(真鍮製のものの中では+10~20gほど重い)という点でしょうか。
また、自分が気づかなかった点だと、火力調整フタの塗装が剥げる、フタを被せると純正の五徳にハマらないなどの口コミがありました。
トランギア アルコールバーナーのおすすめアクセサリー
さまざまなアクセサリーやオプションパーツと組みわせるのも、アルコールストーブの醍醐味の一つ。
本章では、トランギアのアルコールストーブにおすすめの便利な関連グッズを紹介します。
おすすめの五徳、風防
まずは、トランギアのアルコールストーブにおすすめの「五徳」または「五徳付き風防」をピックアップします。
アルコールストーブの上には直接調理器具を置けないため、五徳はお湯を沸かしたり、調理をする際には必須の関連グッズ。
また、アルコールストーブは風に弱いため、風防は屋外で使用するためには必須の関連グッズです。
商品名 | 画像 | 特徴・メリット | 税込価格 | 評価点 | 評価件数 |
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【純正】trangia TR-B25用ゴトク TR-281 | アルコールバーナー本体を中央に置いて使用するシンプルな純正ゴトク。風防効果はないが、表面のシボ加工がお洒落。 | ¥1,222 | 4.0 | 299 | |
【純正】rangia TR-B25用トライアングルグリッド2型 TRP302 | 軽量な3枚のプレートを組み合わて使うトランギア純正のゴトク。スマートな形状だが、風防効果はやや弱い。 | ¥1,928 | 4.2 | 300 | |
Gaobabu マルチクロス五徳 | 2枚のプレートを組み合わせる方式の、軽量コンパクトな脚一体型の五徳。 横から火力調整フタを挿入することも可能。 | ¥1,300 | 4.2 | 708 | |
EPI ウインドスクリーン A-6502 | 重量があるので強い風にも耐えることができる「コ」の字型の自立型スチール製風防。信頼のEPIブランド。 | ¥1,500 | 4.4 | 446 | |
VARGO チタニウム ヘキサゴンウッドストーブT-415 | 折り畳み式のチタン製ミニ焚き火台。軽量コンパクトでアルコールストーブの風防としても使用できる。 | ¥8,593 | 4.5 | 1,176 | |
EVERNEW チタンゴトク TriveTi(EBY258) | わずか13g!チタン製の組み立て式ミニ五徳。アルストの上に乗せるだけだが、底面へのダメージを与えないためには別途台が必要。 | ¥1,459 | 4.4 | 2,063 | |
IMCO アルコールストーブ ウィンドスクリーン (風防兼五徳) | 筆者愛用。極薄アルミ製の組み立て型風防兼風防。上半分がメッシュ状になっているため、火の様子が見える。 | ¥2,500 | 3.8 | 57 | |
Charming Decoration アルコールストーブ 風防兼五徳 | 二枚ステンレス鋼板をお互いに巻き込んでて組み立てる。ロール型は珍しく、クッカーを乗せた際の安定性が高い。 | ¥899 | 4.3 | 8 | |
ZEN Camps 五徳兼風防 アルコールストーブ用 | 極薄アルミ製の組み立て型風防兼風防。下部がメッシュになっており、風の侵入を防ぎつつ煙突効果で火力も安定。 | ¥3,250 | 4.4 | 278 | |
MUNIEQ X-MESH STOVE Lサイズ | 厚さ0.17mmのメッシュ状のステンレスシートを筒状に組み立てる。17gと超軽量。サイズは3段階に調整可能。 | ¥3,170 | 4.5 | 496 |
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※税込価格は2023年12月時点のAmazon実勢価格です。
超おすすめ!自動炊飯シリンダー
自動炊飯シリンダーは、アルコールストーブにセットするだけで、火加減の調整を自動で行い、ちょうどいい火力でお米を炊き上げられるアイテム。
通常アルコールストーブは火加減の調整が難しく、短時間でアルコールが燃え尽きてしまうのですが、
自動炊飯シリンダーを使えば、火加減調整をしなくてもちょうど良い火加減で美味しいお米が炊ける「ほったらかし炊飯」を可能にしてくれる便利なツールです。
自動炊飯シリンダーの中にはカーボンフェルトが入っており、アルコールの燃焼を遅らせることができるのです。
一つ持っておくと超便利だよ!
弱火で長い時間燃え続けてくれるので、お米の炊飯以外にも煮込み系の料理などにも活用することが可能。
トランギアを始め、シンダーが入る内径のものであれば、さまざまなアルコールストーブで使えます。
自動炊飯シリンダーは中華製のものがたくさん出回っていますが、元祖は下記のIMCO製のものです。
IMCOの自動炊飯シリンダーは、下記の記事でもくわしく解説しています。
おすすめの点火アイテム
アルコールストーブに火を点ける際におすすめの点火器具を紹介します。
アルコールはとても着火しやすい燃料ですので、どんなアイテムであっても容易に点火することが可能。
ただし、アルコールは一気にボワッと火が燃えますので、通常のライターやマッチだと手が熱くなってしまうため注意が必要です。
点火口の長いチャッカマンタイプや、ターボライターなどが安全でおすすめです。
キャンプ場などの屋外であれば、個人的におすすめなのはファイヤースターター(メタルマッチ)。
下記の動画で、トランギアのアルコールストーブをファイヤースターターとナイフで着火するシーンがあるのですが(48分12秒くらいから)、これが最高にカッコイイのでぜひ見てほしいです。
トランギア アルコールバーナーに関するよくある質問
トランギア アルコールバーナーに関するよくある質問と回答をまとめました。
- 燃焼時間はどのくらい?適切な燃料量は?
- 100均のケースでおすすめは?
- 蓋(フタ)はどうやって使う?
- 取っ手や五徳は自作できる?
- パラフィンオイルも使える?
- 爆発するって本当?
- トランギアのアルコールバーナーでお湯は沸かせる?沸騰する?
- トランギアのアルコールバーナーの容量は?
燃焼時間はどのくらい?適切な燃料量は?
トランギアのアルコールバーナーは約100mlほどのタンク容量がありますが、満タンに入れるとアルコールがこぼれたりするなどの危険があるので、多くても2/3の注入量(75ml)までにしておきましょう。
燃焼時間については、公式サイトには下記のように記載されています。
タンク2/3の注入量(約70ml)で、約25分間燃焼します。
アルコールバーナー・TR-B25(アルコールバーナー) TRANGIAトランギア公式サイト|イワタニ・プリムス株式会社
ちなみに、筆者の検証だと、アルコール燃料20mlでは8分強、25mlでは約9分の燃焼時間でした。
メスティンで1合のお米を炊くのであれば、だいたい35ml~40ml(12~15分の燃焼)のアルコール量が必要となります。
けっこう燃料使うのね
自動炊飯シリンダーを使うと、25mlくらいで1合を炊飯できるよ
ただし、燃焼時間に関しては使用環境(気温、湿度、燃料の混合の違いなど)により変わりますので、あくまで目安としてお考えください。
途中でアルコール燃料が尽きてしまうと途中で追加できませんので、やや多めに入れておくのが無難です。
100均のケースでおすすめは?
トランギアのアルコールバーナーの収納ケースとして利用できる100均(100円均一ショップ)の商品はけっこうたくさん存在します。
実際に100均のセリアには以下の商品が、トランギアのアルコールストーブを収納できました。
セリア「サラダカップ そのままレンジ 330ml」
マットなグレーな色味が(100均の中では)おしゃれっぽくておすすめ。
幅や高さにやや余裕があるのですが、風防や燃料ボトルを収納でできるほどではないので、キッチンペーパーなどを挟んでガタツキを抑えたほうがいいですね。
フタはスクリュー式なので、しっかりと閉められる点もポイント高し。
セリア「楽ちんパックごはん一膳用2個組」
パッと見は大きすぎるように思いますが、意外とシンデレラフィット。
2個入りなので、家庭用に本来の用途にも使えるためお得。
ただし、フタがスクリュー式じゃなくただはめるだけのタイプなので、持ち運び中に外れてしまう可能背が高いのが難点。
セリア「ツイストポット500」
高さが結構あるので、小さなアルコール燃料入れや、コンパクトな組み立て式五徳、メタルマッチなども一緒に収納できるのがメリット。
フタがスクリュー式なので、しっかりと閉まるのも良い。
意外といっぱいあるのね
今回はセリアだけで探したけど、ダイソーやキャンドゥにもあると思うよ
ちなみに、トランギアのアルコールバーナーのサイズは直径7.5×高さ4.5cm。これが入る寸法であれば、基本的には何でもいいということになります。
たとえばダイソーであれば「クリアパックツイスト 250ml」などが該当します。
蓋(フタ)はどうやって使う?
トランギアのアルコールバーナーのフタには、火力調整用&消火用のフタと、本体用のフタの2種類があります。
火力調整用(消火用)フタは、スライドさせて窓の部分の開き具合を調整することで、燃焼の強さをコントロールすることができます。
消火したい時には、バーナーの上に火力調整用(消火用)フタを静かに被せることで、酸素の供給を遮断して火を消すことができます。
- 全開放:強火
- 2/3ほど開放:中火
- 1/3ほど開放:弱火
- すべて閉じる:消火
この茶色い部分をスライドして火を調整するのね
本体用のフタは、本体タンクにフタをするものです。
フタを回して開け閉めするねじ込み式になっており、フタの裏には黒いゴムパッキン(Oリング)が付いており、気密性が高い仕組みになっています。
燃料のアルコールが余ってしまったとしても、フタを閉めておけば持ち運べるということですね。
漏れることもあるから過信は禁物だけどね
取っ手や五徳は自作できる?
トランギアのアルコールバーナーの五徳は、ケトルでお湯を沸かしたり、メスティンやクッカーで調理をする際に必ず必要となります。
五徳は安いものなら1,000円くらいで購入できますが、自作することも可能です。
いくつかの事例を下記に挙げておきますので、参考にしてみてください。
五徳を針金で自作する方法
五徳を100均素材で自作する方法
また、トランギアのアルコールストーブの消火用フタは取っ手が短く、実際に使おうとすると熱くて使えない(皮手袋では小さすぎて掴めない)んですよね。
なので、クリップを接着して取っ手を自作している人もいます。
ハリガネを加工して持ち手にして、先端にレザーを巻いてもいいかもですね。
パラフィンオイルも使える?
トランギアのアルコールバーナーは、名前のとおりアルコールが燃料となります。
ランタンなどの燃料となるパラフィンオイルは基本的に使用禁止(非推奨)です。
ただし、実際には使えないことはなく(危険や故障を承知の上で自己責任で使うのであれば)物理的には燃料として使えるのは事実です。
使えるけど、良い使い方ではないってことね
トランギアのアルコールバーナーにパラフィンオイルを燃料として使うと、下記のようなデメリットがあります。
- アルコールストーブ本体や調理器具などが煤(すす)で汚れる
- 着火し辛い、火力が安定しない
- 故障・事故・火災などのトラブルの原因につながる可能性も
また、パラフィンオイルをアルコールストーブの燃料として使う場合は、芯の代わりになるものが必要です。
アルコールストーブ本体の中央に、カーボンフェルトやスチールウール(金たわし)をほぐしたものなどが芯の代わりになります。
爆発するって本当?
トランギアに限らずアルコールストーブは、アルコールの量が少なくなるとタンク内部に気化したアルコールと空気の混合ガスができ、これに炎が引火すると爆発することがあります。
爆発としてはとても小規模なものですが、アルコールが飛び散って引火すれば、火事になる危険もあるので注意が必要。
念のため、まわりに燃えやすいものや燃料などを置かないように!
また、アルコールストーブは途中で燃料を追加することは厳禁です。
火がついたまま状態でアルコールを注ぎ足すと、火の引火が燃料容器まで達し、容器ごと爆発してしまうリスクがあります。
こちらはとても危険ですので、燃料を追加する場合は完全な消火を確認し、アルコールバーナーが完全に冷えた状態になってから燃料を追加するようにしてください。
昼間は炎が見えにくいから注意だね
トランギアのアルコールバーナーでお湯は沸かせる?沸騰する?
はい、可能です。
トランギアのアルコールバーナーでは、ケトル(やかん)やクッカーでお湯を沸かすことができます。
公式の情報では、500mlの水の場合は約10分で沸騰させることができると記載されています。
500mlの水なら約10分で沸騰できます。
ALCOHOL BURNER TRANGIAトランギア|イワタニ・プリムス株式会社
トランギアのアルコールバーナーの容量は?
トランギアのアルコールバーナーのタンク容量は、約100mlです。
ただし、満タンに入れてしまうとアルコールがこぼれる可能性がるので、多くても2/3(約70cc)までにしておきましょう。
トランギア アルコールバーナーにおすすめの料理レシピ
トランギアのアルコールバーナーでは、メスティンやクッカーを使って料理を作ることも可能です。
アルコールストーブにおすすめのレシピをまとめてみました。
ちなみに、今回のレシピはすべて筆者(ベランダ飯)が実際に作ったものです。
- 冷凍たこ焼きで簡単!ふわ玉たこ焼き
- 全国のにんにく好きが狂喜乱舞!ニンニクだけアヒージョ
- 速攻ポカポカ!かに玉ケンちゃん
- 重ねるだけでできちゃう!豚バラもやし
- 冷凍牛丼で自動調理!ほったらかし牛丼
- カンタン鍋料理の代表格!白菜と豚のミルフィーユ鍋
- シンプル楽ちん!ゆでない★にゅうめん
- 自動調理!ワンパンボロネーゼ
- めっちゃバズった!メキシカンポテチオムレツ
- 同時調理!ずぼらジャンボしゅうまい
冷凍たこ焼きで簡単!ふわ玉たこ焼き
冷凍たこ焼きを、白だしを希釈したスープで煮て、卵でとじるだけ!
ふわふわ玉子と、とろとろたこ焼きの絶妙の組み合わせ。
秋冬キャンプにおすすめのポカポカほっこり料理だよ。
- 冷凍たこ焼き(12個前後)
- 白だし(小さじ2〜3)
- 水(白だしの8〜9倍量)
- 溶き卵(1個分)
- 刻んだ小ねぎ(適量)
- 冷凍たこ焼きは、事前に常温においておき、解凍しておく。
- 卵は溶いておく。
- メスティンに白だしと水を入れ、中火にかける。ふつふつしてきたら1を入れる。
- 数分茹で、たこ焼きが充分に温まったら、火を弱めて卵を回し入れる。優しく周りをかき混ぜ、半熟状態で閉じる。
- 火を止め、刻んだ小ねぎ、お好みで炒りごまなどを散らしたら完成。
全国のにんにく好きが狂喜乱舞!ニンニクだけアヒージョ
ニンニクが好きが狂喜乱舞する、ニンニクだけのアヒージョ!
ホクホクでトロトロに柔らかくなったニンニクが最高。
スプーンなどで潰せばペースト状に、焼いたパンなどに塗って食べてね。
⚫︎ニンニク(大3〜小5玉)
★オリーブオイル(200ml)
★しょうゆ(小さじ1)
★味の素(5〜6振り)
★ブラックペッパー(適量)
★塩(1つまみ)
⚫︎鷹の爪(ホール、2〜3本)
- ニンニクの皮を剥く。
- スキレットやフライパンに1のニンニクと、★の材料をすべて入れる。弱めの中火で、ニンニクがうっすらときつね色になり、柔らかくなるまで煮込む。
- 鷹の爪を加え、蓋を閉めて火を止める。蓋がない場合は、火を弱火に落とす。
- そのままさに1〜2分味を馴染ませたら完成。焼いたパンなどにつけたり、ニンニクを潰してペースト状にして塗っても美味しい。
速攻ポカポカ!かに玉ケンちゃん
特濃ケンちゃん(豆腐)で作るふわとろカニ玉!
めちゃくちゃ簡単だし、寒い日のキャンプにぴったりのポカポカ料理だよ。
お好みで生姜チューブを加えると、さらにポカポカになる!
- 特濃ケンちゃん(90g×3パック、普通の絹豆腐でも代用可)
- 水(320〜350ml)
- 鶏がらスープの素(大さじ1)
- カニカマ(100g)
- 溶き卵(1個)
- 水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1、水大さじ2)
- ごま油(お好みで適量)
- 刻み小ねぎ(お好みで適量)
- メスティンに豆腐・水・鶏がらスープの素を入れる。豆腐をざっくりと崩しつつ、軽く混ぜ合わせる(崩し過ぎないように注意)。
- 強火にかけ、フツフツしてきたら弱火にし、カニカマを加えて軽く混ぜ合わせる。
- 溶き卵を加えてふんわり混ぜ合わせる。
- 火を止め、水溶き片栗粉を加えながら混ぜ合わせ、とろみをつける。
- お好みでごま油をふりかけ、小ねぎを散らしたら完成。
重ねるだけでできちゃう!豚バラもやし
野菜と豚ばらをメスティンに詰め込んで、弱火で蒸し焼きにするだけ!
野菜から出る水分と、豚ばら肉からでる脂が混じり合い、極上の出汁スープが最高。
調味料は味覇×麺つゆの組み合わせがイチオシだよ。
⚫︎キャベツ(1/2玉)
⚫︎もやし(1袋)
⚫︎豚ばらスライス(200g)
★味覇(他の中華調味料でも可、大さじ1)
★麺つゆ(2倍濃縮、大さじ3)
⚫︎刻み小ねぎ(適量)
⚫︎ブラックペッパー(多め)
- キャベツはざく切りにする。
- ラージメスティンにキャベツ、もやし、豚ばら肉の順に重ねて入れる。野菜は縮むのでぎゅうぎゅうに押し込めはOK。さらに★印の調味料を加える。
- フタを閉め、弱火で10〜15分ほと蒸し焼きにする。
- 刻み小ねぎ、ブラックペッパーを振りかけたら完成。味が薄かったら麺つゆを追加してもいいし、ポン酢を振りかけても美味しい。
冷凍牛丼で自動調理!ほったらかし牛丼
アルコールストーブとメスティンを使ってほったらかし自動調理!
お米と凍ったままのレトルト牛丼の具を一緒に炊き込むだけ。なのにめちゃくちゃ美味い。
お好みでコンビニで売ってる温泉玉子や紅しょうが、刻み小ねぎなどをトッピングしてみてね。
- お米(1合)
- 水(180ml)
- 吉野家の冷凍牛丼の具(1袋)
- 温泉玉子(1個、お好みで)
- 刻み小ねぎ(適量、お好みで)
- 紅生姜(適量、お好みで)
- お米は事前に研ぎ、水を入れて30分〜1時間ほど浸水させておく。
- 冷凍牛丼は袋のままいくつかに折り、封を開けてお米の上に乗せる。
- そのまま通常通り炊飯する。
- お好みで、温泉玉子や小ねぎ、紅しょうがなどをトッピングして完成。マヨネーズや食べるラー油などを乗せても美味しい。
カンタン鍋料理の代表格!白菜と豚のミルフィーユ鍋
アルコールストーブでも簡単!白菜と豚肉のミルフィーユ鍋!
ほったらかしでできちゃうのに、めちゃくちゃ美味しい。
ポン酢をかけるだけでも美味しいけど、お出汁と醤油の味つけも美味しかったよ。
- 豚バラ薄切り肉(180g)
- 白菜(1/4〜1/5株)
- だし粉末(大さじ1)
- 水(1.5カップ)
- しょうゆ(大さじ1/2)
- 塩(1つまみ)
- お好みで白髪ねぎ、すりおろし生姜、炒りごま、七味唐辛子、かんずりなど
- 白菜は1枚ずつはがし、白菜と豚肉を交互に重ねる。メスティンの高さに合わせた幅に切り、メスティンのフチに沿って敷き詰めていく。火を通すと縮むので、ぎゅうぎゅうに詰めてOK。
- だし粉末を1にまんべんなくふり入れ、しょうゆ・塩・水を加える。メスティンのフタを閉める。
- アルコールストーブに自動炊飯シリンダーをセットし五徳に置く。アルコールを25ml(約20分燃焼)を入れ着火。2を乗せ火が消えるまで煮込む。
- 火が通ったら白髪ねぎ、お好みで白髪ねぎ、すりおろし生姜、炒りごま、七味唐辛子、かんずりなどをトッピングしたら完成。
シンプル楽ちん!ゆでない★にゅうめん
素麺(そうめん)をゆでるなんてもう古い!
カップラーメンのように、ほったらかし5分でできる「ズボラそうめん」。
青じそ(大葉)と梅干しのシンプルなトッピングが最高!
- そうめん(1把)
- 麺つゆ(2倍濃縮、150ml)
- 水(450ml)
- 大葉(1〜2枚)
- 梅干し(種抜き、1〜2個)
- 炒りごま(お好みで、適量)
※水や麺つゆの量は、お使いの麺つゆの濃縮比率やシェラカップ容量によって変えてください。
- 大きめのシェラカップ(容量800ml以上が理想)に450mlのお湯を沸かす。
- そうめんをハサミで半分に切るか、手で半分に折って1に入れる。すぐにくっつかないよう混ぜながらほぐし火を止めフタをする。(もたつくと吹きこぼれるので、再沸騰する前に火を止める)
- 4〜5分経ったらフタを開け、麺つゆを加え混ぜ合わせる。最後に炒りごま、大葉、梅干しをトッピングしたら完成。
自動調理!ワンパンボロネーゼ
材料を入れたら放ったらかしで完成!アルコールストーブでも簡単なワンパンボロネーゼ。
メスティンにパスタとひき肉、調味料類を加えて、ぐつぐつ煮込むだけ。
仕上げにトロトロの温泉たまごを乗せて、ブラックペッパーをふりかけ、よく絡ませて食べてね。
⚫︎パスタ(200g)
⚫︎合挽き肉(200g)
★にんにくチューブ(小さじ1)
★ケチャップ(大さじ2〜3)
★ウスターソース(大さじ2)
★コンソメ細粒(小さじ1)
★砂糖(小さじ1)
★オリーブオイル(2回し)
★水(350ml)
▲粉チーズ(適量)
▲刻みパセリ、または刻み小ネギ(適量)
▲温泉たまご(卵黄でも可、1個)
▲ブラックペッパー(適量)
- メスティンにパスタを半分に折って入れる。ひき肉も入れる。
- 1にさらに★印の調味料をすべて加える。
- 強火にかけ、パスタ同士がくっつかないようざっくりと軽くかき混ぜつつ、フツフツしてきたら弱めの中火にし、フタをしてパスタのパッケージに記載された時間ゆでる(今回は7分)。途中で一度フタを開けてかき混ぜたほうがいい。また、水分が残りすぎる場合は、フタを開けて水分を飛ばす。
- 火を止め、よく混ぜ合わせてから器に盛り、▲印をトッピングしたら完成。
めっちゃバズった!メキシカンポテチオムレツ
海外のインスタでバズりにバズったポテチオムレツ!
今回はドリトス(味つきのトルティーヤチップスなら何でもOK)でメキシカン風のポテチオムレツにアレンジしてみた。
玉子の焼け具合も最高で、中から半熟卵液がどろりと溢れだす!
- ドリトス(他の味付きトルティーヤチップスでも可、1袋60g)
- 生玉子(4個)
- 牛乳(20〜30ml)
- ベーコン(適量)
- ピザ用ミックスチーズ(適量)
- 刻みネギ(適量)
- サルサソース/ケチャップ
- ドリトスの袋のなるべく上のほうをハサミで切り、手で粗く潰す。
- 生玉子を溶き、牛乳を混ぜ、1に注ぎ入れる。さらに食べやすい大きさに切ったベーコン、チーズ、刻みネギを入れる。袋の上からもみ、よく混ぜ合わせる。
- 袋の上を折り込み、クリップや洗濯ばさみて挟んでとめる。沸騰したお湯に袋ごと浸し、浮いてくるようならフタを乗せる。玉子は柔らかめが好きな人は8〜10分、固めが好きな人は12〜15分を目安に茹でる。
- 3が茹で上がったら、食べやすい大きさに切り、4をかけて完成。
- サルサソースやケチャップをかけて食べる。
同時調理!ずぼらジャンボしゅうまい
焼売(しゅうまい)はたくさんの食材を使うので面倒くさいんですが、今回はなるべく少ない材料で作れるようアレンジ。
しかも皮で1つずつ包む必要がないから、めっちゃ簡単でお手軽!
ご飯と一緒に炊くから時短にもなる、ワンパンレシピだよ。
今回はメスティンの穴開きトレイを使ったけど、トレイがない場合は、フライパンなどで焼シウマイにしても美味しい。
- 豚ひき肉(150g)
- 玉ねぎ(1個)
- しょうゆ(大さじ1/2)
- 砂糖(小さじ1)
- ごま油(小さじ1)
- 生姜チューブ(小さじ1/2)
- 中華調味料(味覇や香味ペーストなど、小さじ1。鶏がらスープの素で代用可)
- 塩こしょう(少々)
- シウマイの皮(10〜12枚)
- 冷凍むきエビ(6〜8尾)
- 米(1合)
- 水(200ml)
- 冷凍むきエビは解凍しておく。
- メスティンに米を入れ、よく洗い水を切り、200mlの水を加える。
- 玉ねぎは洗いみじん切りにする。
- ボウルなどに、ひき肉・3の玉ねぎ・しょうゆ・砂糖・ごま油・生姜チューブ・中華調味料・塩こしょうを入れよく混ぜ合わせる。
- メスティンの穴開きトレイにシウマイの皮を敷き詰める。下だけではなく横にも皮がくるように。2重になるくらいまで。
- 5に4を乗せ、軽くならす。その上に1を並べる。
- 2のメスティンの上に、6のトレイを重ねる。
- 炊飯する。強火でボコボコとしばらく沸騰させ、とろ火で10〜15分、蒸らし15分。
- 味が薄ければ、生姜じょうゆや辛子じょうゆ、酢じょうゆをかけて食べてください。
トランギア アルコールバーナー まとめ
本記事では、トランギアのアルコールバーナーについて紹介しました。
トランギア アルコールバーナーの特長は以下の8点です。
- 精密&しっかりとした作り
- 70年以上の歴史と完成されたスタイル
- 美しい見た目と経年変化
- 燃料はアルコールなので手軽
- シンプルな構造なので故障しにくい
- 美しくゆらぐ炎と静かな燃焼音
- 軽量&コンパクトで携帯性に優れる
- 外気温に影響されにくく寒さに強い
トランギア アルコールバナーの使い方については、以下の章で説明しています。
本記事を参考に、ぜひ購入を検討してみてください。
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