シングルバーナーの大人気ロングセラーであったSOTOのレギュレーターストーブ「ST-310」。
その弱点を克服し、満を持して登場したのがSOTOの新型バーナー「レギュレーターストーブ Range(ST-340)」です!
まさにバーナー界の正当な王位継承者!
ST-340は強力な出力をほこり、外気温に影響されない安定した火力を持つシングルバーナー。
旧作(ST-310)よりも五徳やバーナーヘッドが大きくなり、大きな調理器具でもまんべんなく火を通せるようになった点や、
コンビニやスーパーでも手軽に購入でき、値段も安いCB缶(カセットボンベ)を使用できるのもメリットです。
また、オプションパーツも豊富で、ケース・風防・遮熱テーブル・耐熱シリコンチューブ・火力調整つまみ……など、自分好みカスタムが可能である点も魅力。
- ST-340のメリット・デメリットは?
- 毎日キャンプ料理を作る筆者が、実際の感想をレビュー!
- 旧作ST-310との違いや、他社バーナーとの比較!
- オプションパーツやカスタムの事例を紹介!
本記事では、ST-340を実際に毎日使っている筆者(ベランダ飯)が、ST-340の良い点・悪い点を正直にレビュー。
さらに、前モデルのST-310との違いを比較、他社バーナーを含めてST-340を徹底解剖します。
僕はST-310とST-340どちらも使ってるよ!
キャンプや登山などのアウトドアで使うバーナーを探している人は、ぜひ参考してください!
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SOTOの新型バーナー「ST-340」の特徴
まず、SOTOの新型バーナー「レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340」はどんなバーナーなのでしょうか?
基本的な特徴について解説します。
小さ過ぎず、大き過ぎず、ちょうどいい
ST-340は小さ過ぎもせず、大き過ぎもせず、実用性と携帯性のバランスがちょうどいいシングルバーナー。
僕がもっとも魅力的に感じているのは、実はこの点です。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
軽量でコンパクト | 小さなスキマにも収納できる 荷物が少なくなり、持ち運びが楽 | 小さな調理器具しか使えない 調理器具が滑落しやすく危険 不安定で調理しにくい 風防がなく風に弱いものが多い |
大型でしっかり | 剛性が高く調理しやすい さまざまな調理器具が使える 滑落や倒れる心配がない 風防がしっかりしているものが多い | 重いし、荷物がかさばる 持ち運びが面倒 |
ST-340は十分に軽く、手のひらサイズに小さく折りたたむことが可能ですが、もっと軽量でコンパクトなシングルバーナーはたくさんあります。
しかし、本気の登山やトレッキングをしている人以外は、過剰な小ささや軽さは不要です。
小さければいいってもんじゃない!
逆に軽量コンパクトを追求してしまうと、実用性や安全性などが犠牲になってしまいます。
単純に不安定で倒れやすいですし、五徳(調理器具を乗せる部分)が小さいので使える調理器具も限られてしまいます。
高温のフライパンが滑り落ちたり、クッカーから熱湯がこぼれてしまったりなど、事故がおこる危険性が高まるでしょう。
僕も何回も大ヤケドしそうになったことが……
その点、ST-340は使いやすさと軽量コンパクトさのバランスがとれた、絶妙なサイズ感で設計されています。
通常のキャンプなどであれば、このくらいの大きさが理想的なんですよね。
折り畳んでコンパクトに収納
ST-340は、コンパクトに折り畳むことができます。
Snowpeakのギガパワーストー胸ポケットに入るサイズ…… とまではいきませんが(入れようと思えば入るけど)
手のひらサイズくらいには小さくなるので、持ち運びに便利です。
すごい小さいわけじゃないけど、十分コンパクト。
実際の収納時のサイズは幅14.0×奥行7.0×11.0cm。一般的なスマートフォンよりもわずかに大きい程度です。
重量も360gと軽量で、一般的なリンゴ1個分くらいです。
シンプルな機能美がおしゃれ
ST-340は、そのシンプルな機能美がカッコイイですよね。
余計な装飾のないミニマルなデザインでありながらも、使いやすさにこだわった機能的な造形は、初心者から上級者まで幅広いアウトドアフリークに愛されています。
僕もさまざまなバーナーを試してきましたが、結果的に毎日使っているのがST-340です。
使いやすさは正義!
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外気温に影響されない安定の炎
キャンプ場がある地域は当然山岳部が多いので、冬の間はもちろん、春秋であっても朝や夜はかなり寒くなります。
気温が低い場所でガスボンベを使用すると、火力が低下することをご存知の人も多いでしょう。
これは圧力低下によるもので、ガスを燃料として使うバーナーの弱点です。
しかし、ST-340はSOTOが独自開発したマイクロレギュレーター技術により、低温に強いバーナーとしても有名です。
外気温25℃~5℃の環境でも、ST-340は常に安定した火力を保ち、連続使用時のドロップダウンも少ないのが特徴。
寒い季節はもちろん、登山や標高の高い場所でもストレスなく調理や湯沸かしが可能です。
冬や、標高の高い山でも大丈夫!
火力が強い
ST-340の発熱量は3.3KW(2800kcal/h)。
これは同タイプのシングルバーナーと比較しても平均以上の火力であり、調理や湯沸かしをする上で充分な能力をもっています。
ST-340は、高い火力をほこるよ!
まあ正直、キャンプなどふつうのアウトドアを楽しむぶんには、最大火力を使う機会なんてめったにありません。
つまりガチの登山や寒冷地でのキャンプをしない人にとっては、もう少し低い火力のバーナーでも問題ないでしょう。
CB缶(カセットボンベ)で楽&経済的
ST-340はCB缶(カセットボンベ缶)を使用します。
CB缶はOD缶に比べ安価で、コンビニやスーパーなどで手軽に入手できることが特徴です。
つまり、楽だし経済的!
OD缶(アウトドア缶) | CB缶(カセットボンベ缶) | |
---|---|---|
特徴 | 低温時でも安定した出力 小さいものから大きなものまでサイズが豊富 アウトドア用品はOD缶対応が多く流用できる アウトドア専門店や一部のホームセンターにしか売っていない | コンビニ、スーパー、100均などでも売っている 家庭用コンロなどと兼用できる 1本100円程度からと安価 火力などの性能はやや低め |
価格 | 500円~600円ほど | 100円~300円ほど |
CB缶(カセットボンベ缶)とOD缶(アウトドア缶)の形状以外の大きな違いは燃料の成分です。
OD缶はプロパンガスが含まれており、低気温でも火力が落ちにくいのが特徴。
一方、CB缶はブタンガスが多く、火力はやや低めです。
ガスの違いというよりは、器具の違いによって火力は変わることがほとんどだけどね。
しかし、CB缶の魅力はその価格。
OD缶が1本あたり500円~600円前後なのに対し、CB缶は1本あたり100円~300円前後と、約2倍~5倍の価格差があります。
長く使うことを考えると、ST-340などのCB缶対応のバーナーを選ぶことで、大きなコストダウンにつながります。
また、CB缶はコンビニやスーパー、アウトドアショップなどで気軽に購入可能。
規格が統一されているため純正品以外も使用できますが、その場合はメーカー保証が受けられないので注意が必要です。
オプションパーツが豊富
ST-340は、オプションパーツ・カスタムパーツが豊富であることも魅力の一つ。
SOTO純正のオプションパーツはもちろん、ST-340に対応する社外(サードパーティ)製のカスタムパーツもたくさん存在します。
大人気商品だから、カスタム用パーツもいっぱいある!
たとえば、遮熱版、遮熱テーブル、風防、五徳、脚に装着するための滑り止めや、ヤケド防止の耐熱シリコンチューブ、持ち運び用の収納ケースなど、多くのパーツが販売されています。
おすすめのオプションパーツやカスタムについては、後ほどくわしく紹介しています。
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ST-340とST-310の違いは?比較してみた
SOTOのシングルバーナーといえば、旧型(ST-310)の印象が強いですが、新型のST-340とはどのような違いがあるのでしょうか?
サイズや見た目はほぼ一緒だよね。
ちなみに、メーカー公表の両者のスペック(仕様)は下記のとおりです。
項目 | ST-310(旧型) | ST-340(新型) |
---|---|---|
対応燃料 | CB缶 | CB缶 |
タイプ | 一体型 | 一体型 |
火口径 | 45mm | 66mm |
重量 | 330g | 360g |
発熱量 | 2.9kW (2500kcal/h) | 3.3kW (2800kcal/h) |
使用時間 | 約1.5時間(ST-760 1本使用時) | 約1.4時間(ST-760 1本使用時) |
使用時サイズ mm(本体のみ) | 幅170×奥行150×高さ110 | 幅166×奥行142×高さ110 |
収納時サイズ mm | 幅140×奥行70×高さ110 | 幅140×奥行70×高さ110 |
本章ではST-340とST-310の違いを比較しています。
バーナーヘッドが大きくなった
SOTOのST-340とST-310の最も顕著な違いは、バーナーヘッド部分の大型化です。
ST-310では45mmだったバーナーヘッドの直系が、ST-340では66mmに拡大されました。
手持ちの2製品で実際に計測してみた結果、確かに大きくなってますね。
ST-310の一番のデメリットだったので、改善されて良かった!
この変更より、炎が出る火口の部分が一点集中することなく、底面をまんべんなく加熱できるように。
特に広めのフライパンや大きめの鍋・クッカー、マルチグリドルパンなどの調理器具でも
食材を置いた位置(中央と外側)で加熱のムラがなく、格段に調理がしやすくなりました。
一方、シェラカップやマグカップなどの底面が極端に小さいものの場合は、バーナーヘッドが小さいST-310のほうが適しています。
小さい調理器具で料理を作る人は、ST-310がいいかもね!
五徳の形状も変更
ST-340では五徳の形状(大きさ)にも若干の違いがあります。
手持ちの2製品で実際に計測してみた結果、ST-310は五徳の内側の先端から先端までの隙間が約50mmだったのに対し、新型のST-340では62mmとなっており、10センチ強も広くなっています。
ST-340は隙間が大きいため、シェラカップなどの小さな調理器具やマグカップを使用する際は注意が必要。
小さな調理器具はST-310のほうが安定するよ。
また、五徳部分の素材はスチールからステンレスに変更されています。
サビに強く、熱伝導率が低いため脚が熱くなりにくいというメリットがあると思います。
点火アシストレバーが標準装備された
これも嬉しい改善点ですが、ST-340では点火アシストレバーが標準装備されています。
ST-310ではオプションとして別売りされていたもので、デフォルトで点火アシストが付いているのはめっちゃ嬉しいですね。
ST-310では別売りでオプションパーツを購入したんだけど、すぐに壊れちゃってすごい不満だったんだよね……
さらに、ST-310では点火ボタンが奥まっていたのでかなり押しにくく、
オプションで点火アシストレバーを取り付けても、レバーが地面に干渉してしまい操作がしにくかったのですが、
ST-340ではこの問題も解消され、点火の操作がかなり楽になりました。
ST-310の時は点火が面倒だったから、これは嬉しい改善!
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最大火力が上がった
ST-340とST-310では最大火力にも差があります。
火力(具体的には発熱量)は、バーナーの性能を示す重要な指標となります。
具体的には、ST-310の2.9kW(2,500kcal/h)でしたが、ST-340では発熱量が3.3kW(2,800kcal/h)に変更になっています。
約14%の向上だね!
これによって、大きな鍋やフライパンでの調理時に、食材を一様に加熱することが可能に。
具体的には、ST-340の方が短時間で沸騰させることができたり、焼き物をする際に均一な焼き加減を得やすくなるでしょう。
また、時間をかけずにお湯を沸かしたい場合にも便利ですよね。
30gだけ重くなった
旧型ST-310の重量は330gでしたが、新型ST-340は360gと、30gだけ重くなっています。
30gというと、例えばピーマン1個分や、500円硬貨4枚分ほどの重さに相当します。
まあ日常生活で考えると軽微な差だね。
ただし、特に軽量化を追求するハイカーやトレッカーにとっては、わすかな重量でも大切な選択基準となるでしょう。
ST-340が30g重くなった背景には機能や性能の向上が考えられますが、重量を重視する人はこの点も考慮してください。
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正直レビュー|ST-340のメリット・デメリット
僕がST-340を買ったのが2022年11月29日なのですが、以来9ヶ月間はほとんど毎日ST-340を使い続けています。
ここでは、実際にST-340を使って分かったメリット・デメリットを正直にレビューします。
メリット(良かった所)5点
実際にST-340を使い続けて分かったメリット(良かった所)は、下記の5点です。
結果的に毎日使っている
結論を最初に書いちゃうと、ST-340は僕が今までに使ったバーナーの中でNo.1です。
僕(ベランダ飯)はInstagramで365日毎日キャンプ料理レシピを投稿していますが、いま現在99%はST-340を使って調理しています。
不満が一切ないわけではないですが、結果的に毎日使っているというのは何よりの証拠だと思います。
たまに焚火やアルコールストーブを使うけどね。
最大火力などの性能や、軽量さ・コンパクトさではもっと優れているバーナーはありますが、僕の主な利用環境(下記)で考えると、総合的にはST-340が優勝。
どんな利用シーンであっても平均以上のパフォーマンスを発揮してくれますし、デザイン(シンプルな機能美)も好きです。
- インドア(室内)とアウトドアで兼用したい人
- 標高の高くないキャンプ場がメインの人
- 本気の登山やトレッキングをしない人
- オールシーズンで利用したい人
価格も高くないので、コストパフォーマンスが良いよね!
実用性で考えると史上最高
僕がST-340を毎日使っている理由を一言でいうと、それはもう「実用性に優れているから」以外の理由はありません。
- そこそこ小さく折り畳める携帯性
- 最軽量級ではないが、充分に軽い
- 五徳やバーナーヘッドが大きく、安定している
- どんな調理器具にも対応できる
- つまり、ちょうどいい大きさ軽さで取り回しが良い
- CB缶(カセットボンベ)なのでコストも安い
繰り返しにはなりますが、ST-340よりも軽くてコンパクトなシングルバナーはたくさんあります。
後ほどST-340と他社のシングルバーナーを比較をおこなっていますが、これを見ても分かるとおりST-340はごく平均的なスペックです。
おすすめのバーナーばかりと比較しているので、平均でも充分すごいけどね。
ただ、逆に今以上に小型で軽いバーナーだと、調理がしにくい(使いにくい)と思います。
そこそこ軽くて小さいけど、五徳や本体の剛性がしっかりしてるから、まあまあ大きくて重い調理器具でも不自由なく使えるというのはすごく魅力的なポイントですよね。
火力範囲が大きくなった点はマジ神
旧型のST-310もシングルバーナー史上まれに見る名器ではありましたが、バーナーヘッド(炎が出る火口部分)が小さいため、火が当たる範囲が狭く仕上がりにムラがあるのが不満でした。
Instagramの過去の投稿でも、ホットサンドメーカーをぐるぐる回しながら焼いているシーンが写っていると思います。
分厚い鉄板やスキレットなど鋳鉄製の調理器具であれば、熱がじんわりと周囲に広がるからあまり問題ないのですが、
ホットサンドメーカーやメスティン、薄手のフライパンなんかは熱伝導率が高いので、中央だけに火が通りすぎてしまうんですよね。
フライパンでも、内側と外側の食材を入れ替えたりして、結構面倒だったんだよね……。
ST-340はST-310に比べてかなり火口の位置が外側に移動されているので、全体にムラなく熱が伝わるように改善されています。
すでに名器だったST-310の弱点を克服したST-340は、名器を超えた「神器」だといえるでしょう。
やっぱりオート点火はめっちゃ便利
これも、たぶん多くの人が待ち望んでいた改良点だと思います。
ST-340には、ST-310ではオプションとなっていた「点火アシストレバー」がデフォルトで実装!
ライター等がなくても簡単に点火できます。
ST-310の時は点火ボタンが操作ににくく、別売りの点火アシストレバーを装着しても、取付位置が下方すぎて地面と干渉してしまっていた問題点も……
ST-340だとやや上方に移動してくれたので操作もしやすくなりました。
毎日使っているからこそ実感できる、この便利さ!
故障や不具合がまったくない
前述のとおり、僕がST-340を買ってからこの9ヶ月間は毎日のように使い続けていますが、故障や不具合はまったく発生していません。
なんなら旧作のST-310も(オプションで後付けした点火アシストレバー以外は)まったく不具合なく動作しています。
この丈夫さ・タフさもおすすめのポイントとして挙げたいと思います。
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デメリット(イマイチな所)5点
実際にST-340を使い続けて分かったデメリット(イマイチな所)は、下記の5点です。
相変わらず風に弱い
旧型ST-310もそうでしたが、新型ST-340も風に弱い点は変わっていません。
風防らしい風防はついていないので、弱めの風でもそれなりに煽られてしまいます。
ST-310の時にはお情けのようについていた風除け状のものも、ST-340ではきれいさっぱり消えています。
ある意味清々しい。
ちなみに、ST-310で流行っていた「100均のお菓子の型をヘッド下の受け皿に乗せて風防にする改造」はできなくなっています。
ST-340対応のおすすめの風防は後述しています。
滑落しやすい点は改善されず
これはST-340特有というよりは小型軽量のシングルバーナー全体のデメリットですが、
五徳が細いワイヤー状のため、特に底面がツルツルの鉄製フライパンや鉄板などの調理器具が滑り落ちやすいという弱点があります。
これを解消するには、バーナーパッドや外付けの五徳をかますしかないですね。
ST-340に対応するおすすめの外付け五徳やバーナーパッドについては後述しています。
相変わらず脚まで熱くなる
ST-340は五徳と脚が一体型になっている設計のため、使用していると脚が熱くなるため注意が必要。
うかつに触れてしまうとヤケドをしてしまいます。
ST-310を買ったばかりの時には、おもむろに脚を掴んでしまって何度もヤケドをしたな……
上記のような耐熱シリコンチューブを装着することで、滑り止め兼ヤケド防止になります。
輻射熱は引き続き心配?
個人的にはそんなに気にしていないのですが……
SOTOのレギュレーターストーブを使ったInstagram投稿を上げると、たまに「輻射熱が心配なんですけど……!」というコメントを頂くことがあります。
これはメーカーの安全検証をクリアしてこういう設計になっているはずですし、僕も何度かCB缶部分をさわって温度を確認するようにしていますが、過去に爆発が心配になるほど熱くなったことは一度もありません。
ただし、CB缶のほうにせり出すくらいの大きめの鉄板や鋳鉄製の調理器具で長い時間調理をする場合は、たしかに注意しておくに越したことはないでしょう。
これを解決にするには、上記のような遮熱版や遮熱テーブルなどのカスタムパーツを購入する必要があります。
弱火が自然に消える点も変わってない
僕はとろ火~弱火で調理することが多いのですが、その際に地味にストレスを感じているのが、自然に火力が弱まり火が消えてしまう点。
旧型のST-310の時にそうだったので個体差かなぁと思ってあきらめていたのですが、新しく買ったST-340もそうなので、SOTOのバーナーはみんなそうなんですかね?
Snowpeakのギガパワーストーブやイワタニのバーナーではそんなことないので、SOTOもしくはレギュレーターストーブ特有の現象なのでしょうか……。
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ST-340を他社バーナーと比較
「ST-340」を他のシングルバーナーと比較してみました。
アウトドア愛好家に人気のシングルバーナー23個と比べてみたよ!
結論、ST-340は実用面と携帯性のちょうどいいバランスをもつシングルバーナーであると言えます。
平均的な価格でありながら、最高級クラスの性能を持つコスパに優れた製品です。
ブランド 商品名称 | 商品画像 | 価格※ 税込 | 燃料缶 | 五徳 脚数 | タイプ | 自動着火 | 最高出力 | 展開時 サイズ mm | 収納時 サイズ mm | 重量 g | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340 | 7,850円 | CB缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,800 kcal/h | 幅166 奥行142 高さ110 | 幅140 奥行70 高さ110 | 360g | 低温でも火力安定、広範囲の炎、安定&堅牢な五徳、人気 | |
SOTO レギュレーターストーブ ST-310 | 5,800円 | CB缶 | 4本 | 一体型 | なし (オプション) | 2,500 kcal/h | 幅170 奥行150 高さ110 | 幅140 奥行70 高さ110 | 350g | 低温でも火力安定、安定&堅牢な五徳、人気 | |
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター | 6,831円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,800 kcal/h | 幅90 奥行117 高さ100 | 幅47 奥行51 高さ88 | 67g | 低温でも火力安定、耐風、五徳取り外し&交換可 | |
SOTO アミカス SOD-320 | 5,143円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,600 kcal/h | 幅76 奥行100 高さ75 | 幅40 奥行43 高さ75 | 81g | 軽量、コンパクト、五徳ワンタッチ可動、耐風 | |
SOTO レギュレーターストーブ FUSION | 8,660円 | CB缶 | 4本 | 分離型 | あり | 2,200 kcal/h | 幅410 奥行120 高さ90 | 幅110 奥行75 高さ90 | 250g | 低温でも火力安定、耐風、安定&堅牢な五徳 | |
SOTO シングルバーナー G-ストーブ ST-320 | 8,250円 | CB缶 | 風防兼用 | 一体型 | あり | 1,800 kcal/h | 幅153 奥行195 高さ77 | 幅142 奥行78 高さ25 | 380g | 大きく安定した五徳、風防一体の五徳、折り畳み式 | |
SOTO ストームブレイカー SOD-372 | 18,900円 | OD缶 | 3本 | 分離型 | あり | 3,000 kcal/h | 幅150 奥行130 高さ90 | 幅65 奥行65 高さ90 | 225g | 高火力、耐風、静音 | |
EPI REVO-3700 ストーブ | 9,109円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 3,700 kcal/h | 幅152 奥行152 高さ86 | 幅54 奥行54 高さ89 | 111g | 歴史あるメーカー、炎が広範囲に広がる、高火力 | |
snowpeak ギガパワーストーブ 地 | 5,734円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | なし | 2,500 kcal/h | 五徳径φ106 高さ67.5 | 幅44 奥行35 高さ82 | 75g | コンパクト、軽量、広範囲炎、デザイン良 | |
snowpeak ギガパワーストーブ 地 オート | 6,504円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,500 kcal/h | 五徳径φ106 高さ67.5 | 幅45 奥行37 高さ82 | 90g | コンパクト、軽量、広範囲炎、デザイン良 | |
snowpeak ヤエンストーブ ナギ | 13,490円 | OD缶 | 3本風防 | 分離型 | あり | 2,800 kcal/h | 幅213 奥行213 高さ100 | 幅129 奥行51 高さ62 | 408g 総合計 | 大型風防一体型、設置安定、分解可 | |
snowpeak ギガパワーLIストーブ剛炎 | 44,500円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 8,500 kcal/h | 幅350 奥行350 高さ420 | 幅240 奥行240 高さ205 | 1800g | 超高火力、5段階高さ調整、耐風、広範囲火口、大型調理器具対応、低温でも火力安定 | |
snow peak HOME&CAMP バーナー | 11,800円 | CB缶 | 3本 | 一体型 | あり | 2,100 kcal/h | 幅300 奥行340 高さ120 | 幅90 奥行255 高さ120 | 1400g | 折り畳み式カセットコンロ、大型調理器具対応、耐風、デザインおしゃれ | |
Iwatani カセットガス ジュニアコンパクトバーナー | 3,999円 | CB缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,300 kcal/h | 幅155 奥行155 高さ127 | 幅82 奥行68 高さ109 | 274g | 歴史ある日本メーカー、五徳が風防兼ねる、五徳の安定性、火力調整しやすい | |
Coleman ファイアーストーム | 8,291円 | OD缶 | 3本 | 一体型 | あり | 3,300 kcal/h | 幅120 奥行120 高さ110 | 幅60 奥行60 高さ110 | 150g | 世界的なアウトドアメーカー、高火力、風防付き、火力調整が精密 | |
CAPTAIN STAG オーリック M-7900 | 3,698円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,700 kcal/h | 幅125 奥行125 高さ85 | 幅117 奥行105 高さ65 | 300g | リーズナブル、広範囲のバーナーヘッド、五徳が大きく伸びる | |
MSR ポケットロケット2 | 9,020円 | OD缶 | 3本 | 一体型 | なし | 2,143 kcal/h | 調査中 | 幅34 奥行44 高さ79 | 73g | 軽量、コンパクト、耐風用のウインドクリップ付き | |
JETBOIL (モンベル) フラッシュ | 15,100円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 2,269 kcal/h | 調査中 | 幅104 奥行104 高さ180 | 371g | クッカーとセット、短時間で沸騰、五徳付属 | |
JETBOIL (モンベル) スタッシュ | 15,700円 | OD缶 | 3本 | 一体型 | なし | 1,134 kcal/h | 調査中 | 幅130 奥行130 高さ112 | 200g | クッカーとセット、短時間で沸騰 | |
Primus 115フェムトストーブ | 6,648円 | OD缶 | 3本 | 一体型 | あり | 2,100 kcal/h | 調査中 | 幅27 奥行54 高さ74 | 57g | 100年以上の歴史、コンパクト、超軽量、細かい調整可 | |
Primus エクスプレス・スパイダーストーブ2 | 9,079円 | OD缶 | 3本 | 分離型 | なし | 2,400 kcal/h | 調査中 | 幅87 奥行40 高さ83 | 195g | 100年以上の歴史、五徳伸びる、安定火力 | |
Primus 153ウルトラバーナー | 6,648円 | OD缶 | 4本 | 一体型 | あり | 3,600 kcal/h | 五徳径 大148 小90 | 幅75 奥行30 高さ88 | 116g | 100年以上の歴史、コンパクト、五徳が大きく伸びる | |
UNIFLAME テーブルトップバーナー | 13,400円 | CB缶 | 4本 | 分離型 | あり | 3,000 kcal/h | 幅200 奥行200 高さ90 | 折畳 不可 | 880g | 五徳安定性、大型調理器具対応 | |
UNIFLAME セパレートバーナー | 8,380円 | CB缶 | 4本 | 分離型 | あり | 3,000 kcal/h | 調査中 | 幅125 奥行130 高さ75 | 450g | ー |
※価格は2023年8月17日執筆時点でのAmazonにおける実売価格。変更となる可能性があります。
価格面
ST-340の7,850円という価格は、旧型(ST-310)と比べて2,400円以上高く高価に見えますが、今回比較対象として挙げた記載されているバーナーの中では、中程度の価格帯に位置します。
1万円を超えるような高価なバーナーよりも手頃でありながら、高級バーナーに匹敵する高い性能を持っています。
最大火力・発熱量
ST-340の最高出力2,800kcal/h。他社バーナーと比較しても上位クラスの火力を持っています。
個人的には最大火力を使う機会はないため、もっと低い火力でも充分だと思いますけどね。
重量・サイズ
ST-340の360gという重さは、今回挙げた中では平均的ではあるものの、軽量さを売りとするコンパクトバーナーと比較するとやや重い部類に入ります。
ただし軽量コンパクトさと五徳の安定感はトレードオフであるため、調理のしやすさという視点で見ると、ストレスのない最低限の重量・サイズだと思います。
折りたたむと手のひらサイズに収まり、重量もリンゴ1個分程度なので、携帯性に優れた持ち運びやすいバーナーだといえるでしょう。
五徳の本数
ST-340は4本の五徳で、大きな鍋やフライパンもしっかりと支えることができます。
他社のコンパクトさ・軽量さを売りにしているバーナーでは、3本の小さな五徳が多いため調理がしにくいという弱点がありますが、
ST-340は実用性と携帯性を高い水準で兼ね備えている、バランスの良いシングルバーナーだといえます。
自動着火機能
軽量さ・コンパクトさを追求すると、自動着火装置は外される傾向にありますが、ST-340は自動着火機能が標準装備されています。
マッチやライターなしで簡単に火をつけることができるため、実用面でとても便利です。
本気の登山をするのでなければ、ST-340がもっともおすすめ!
総じて、「SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340」は、中程度の価格帯でありながら、高い火力、軽量性、安定した五徳の脚数など、他のバーナーと比較しても優れた特徴を持っています。
軽さ・小ささをとことん追求する本格的に登山やトレッキングをするのでなければ、五徳の安定感・使いやすさを考慮すると、ベストな選択だといえるでしょう
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ST-340の口コミ・評判
「SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340」の口コミ・評判を集めてみました。
ST-340を購入した人の感想・口コミを、クラウドソーシング「Lancers」にて独自のアンケート調査を実施しました。
Sotoレギュレーターストーブ ST-340を使ってキャンプに行ってきました。正直言って、これまで使ってきたストーブの中でも最高のパフォーマンスでした。点火が非常に簡単で、素早く炎を出すことができます。火力調節もスムーズで、自分の料理に合わせて熱量を調整することができました。また、風が強くても安定した炎を保つことができるので、不安なく使用できました。燃料の消費も少なく、予備の燃料を持ち歩く必要がありませんでした。コンパクトなサイズなので、持ち運びも便利でした。
この軽くて、持ち運びに便利なこのサイズ感が山登りやピクニックなど、多くの荷物をリュックに入れて持って行く時にこすごく役立ちます。リュックのサイドポケットなどにスっと入るサイズで火力はパワフル。使う上での注意点としてはつまみの調整が難しく弱火をキープするのは苦手だと思います。火を調節したい場合は別途風よけになるようなもので囲めば簡単にできます。あと器具はすごく熱くなるので子供にも注意です。ただ、それを差し引いてもこのサイズ感と使い勝手は魅力的です。
足の部分がすぐに熱くなってしまう点以外は、大満足です。五徳の部分が広いので大きめなクッカーを使っても安定感があるので安心して使うことができています。それと標準で点火アシストレバーが付いているのも良いです。この点火アシストレバーがあるのとないとでは、点火のしやすさがかなり変わってきます。この点火アシストレバーが付いていることでスムーズに点火できます。
st310と比べて火口が広く改良されて底の焼きムラと火力が良くなっていました。風にも弱くなく、揺らいで火力が落ちることはありますが消えたりはしませんでした。
非常にコンパクトなので、山のテント泊にはずいぶん助けられています。専用のガスボンベにも市販のガスボンベにも対応しているのでコスパも大変良いです。旧型の「310」は1000メートル以上の山や氷点下では火力が弱くなっていましたが、かなり改良されており安心感があります。
ST-340のおすすめオプションやカスタムパーツ
SOTOのレギュレーターストーブシリーズは大人気のヒット商品。
そのため、純正のオプションパーツはもちろん、サードパーティ(社外品)のカスタムパーツも豊富です。
ここではST-340におすすめのパーツ類を紹介します。
おすすめの「風防」「五徳」
SOTOのST-340は風防がなく風に弱いため、風除け対策が必要です。
風防・ウインドスクリーンなどを使用することで、風の影響を受けずに安定した火力を維持することができ、調理時のストレスや事故のリスクを減少することができます。
また、コンパクトバーナーはどうしても五徳が小さく頼りないので、調理器具の滑落を防ぐ外付けの五徳(ゴトク)があるといいでしょう。
五徳付き風防がおすすめ。風と滑落を同時に防げるからね。
ST-340に対応した風防や五徳では、下記がおすすめです。
N-project 五徳付き風防 SHIELD MASTER
筆者(ベランダ飯)が使っているの(上記画像)は、この五徳と風防が一体になった「五徳付き風防」。十字プレートがセットになったVer.2です。
風から炎を守ってくれるとともに、大きな五徳で調理器具のぐらつきや滑落を防いでくれます。
実用性としては高いんですけど、ちょっと見た目がゴツイんですよね……。
ステンレス製で4,280円(執筆時点のAmazon価格)。
CAMPING MOON 五徳付き風防
デザイン面で考えるならこっちほうがお洒落ですし安い。複数のバーナーに対応しています。
なんでこっちにしなかったんだろう……。
ステンレス製で2,380円(執筆時点のAmazon価格)。
N-project SOTO ST340 専用風防
ST-340専用の風防。五徳の補助機能はないので風除けのみです。
美しい青焼けが楽しめる軽量のチタン製(2,180円)と、安価なステンレス製(1,780円)があります(※執筆時点のAmazon価格)。
爪を折り込んでしっかりと装着するタイプなので、気軽に着脱はできません。
NEOROSS 五徳付き風防
こちらも五徳と風防の一人二役。ST-340はもちろん、ST-310やST-330など複数のバーナーに対応しています。
チタン製(3,043円)とステンレス製(1,938円)の2種類があります(※執筆時点のAmazon価格)。
Jeebel Camp ST-340専用風防 チタン製
丈夫で軽量なST-340専用の風防。こちらも爪を折り込んで装着するタイプです。
チタン製なのに安価(999円)なのが魅力(※執筆時点のAmazon価格)。
美しいチタン焼けが楽しめて、1,000円を切るのはすごい。
YAMALABOウィンドスクリーン
これら以外にも、バーナーや調理器具全体を風から守るためのウインドスクリーンも便利でしょう。
僕が使っているのは下記です。
風除けというよりは、キャンプ小屋内で使う際に油ハネを防ぐために使ってますが……。
おすすめの「遮熱テーブル」「遮熱板」
遮熱テーブルや遮熱板は、バーナーからの熱や調理器具からの輻射熱を防いだり分散させる役割があります。
個人的にはあまり必要性を感じていませんが、大きな鉄板やスキレットなどで長時間バーナーを使う際にはたしかに注意が必要。
ガス缶の温度が上昇してしまうと内部圧が上昇し、最悪の場合はガス缶が爆発する危険性が考えられます。
僕が調べた限りでは、ST-310やST-340での爆発事故・火災事故はないみたいだけどね。
遮熱テーブル(遮熱と食器などの置き場所を兼ねたミニテーブル)や遮熱板(熱を防ぐシールド)を使用することで、このような事故のリスクを大幅に低減できます。
ST-340におすすめの遮熱テーブル、遮熱板は下記のとおり。
N-project チタン遮熱板 TITANIUM HEAT SHIELD(日本製)
おすすめはこれ。純チタンで作られた軽くて丈夫な遮熱板(シールド)。
分割式でコンパクトに収納可。バーナーに付属する収納袋に一緒に入れておくことも可能です。
なぜか五徳のまわりだけを守る意味不明な遮熱板が多い中、これは片方が長くせり出した設計になっており、ガス缶の方までを広くカバーすることができます。
重量はわずか60gで、価格は2,980円(※執筆時点のAmazon価格)。
僕も使用してます!やっぱりチタンは良いよね~。
USK STORE 遮熱テーブル
コンパクトに折りたたむことができる遮熱テーブル。アルミ製でとても軽量(310g)。
収納バッグも付属しており、価格は2,378円(※執筆時点のAmazon価格)。
ZEN Camps 遮熱板テーブル
ブラックカラーがかっこいい遮熱テーブル。剛性が強化されており堅牢です。
分離させてコンパクトに収納することが可能。重さは351gで、価格は4,980円(※執筆時点のAmazon価格)。
KVASS 遮熱テーブル
筆者(ベランダ飯)がST-310時代から使っている遮熱テーブルはこれ。
ベランダや山小屋のポーチでささっと料理を作るのに便利なんですよね。
重要が600gと他と比べてやや重めなのですが、そのぶん剛性が強く遮熱性能も高め。
高品質ステンレスを使用しており、収納袋付きで価格は¥2,080とコスパ高い(※執筆時点のAmazon価格)。
ソト(SOTO) ミニマルワークトップ
SOTO純正の遮熱テーブル「ミニマルワークトップ」。ST-340とST-310の両方に対応しています。
分解して組み替えることでコンパクトに収納可。日本製で精度は高いです。
600gと重めで、Amazon価格は5,500円(※執筆時点のAmazon価格)。
おすすめの「シリコンチューブ」
バーナー自体の滑り止めや、うっかり脚に触れてヤケドしてしまう危険を防ぐのが、耐熱性のシリコンチューブ。
チューブをST-340の脚部に装着して使います。
サラダ油や中性洗剤を脚部にぬったり、ドライヤーで温めて柔らかくすると装着しやすいよ。
個人的には(さすがに毎日使っていて慣れたので脚に触れることもなくなり)不要だと思うのですが、
慣れていない時は結構何度もヤケドをしてしまったので、あったほうが安心できますね。
EnHike 耐熱シリコンチューブ
ST-340・ST-310・ST-330などに対応した耐熱シリコンチューブ。
ジャストフィットするようにカット済みで、そのまま取り付けるだけでOK。
僕(ベランダ飯)もこれを使ってます。
おすすめの「ケース」
ST-340を収納できるケースを紹介します。
収納時サイズはST-310と同じ(あくまでメーカー公表値、かつオプションパールなどをつけていない場合)なので、
ST-310が入るサイズであれば、ST-340も入ります。
SOTO レギュレーターストーブ用マルチケース
SOTO純正の専用ケースです。本体はもちろん、純正のウィンドスクリーンなどの小物も一緒に収納することができます。
合成皮革製で、Amazon価格は2,970円。
Fieekty SOTOレギュレーターストーブ 収納ケース
ST-340やST-310をはじめ、複数のバーナーに対応したサードパティ製の収納ケース。
スポンジ製の緩衝材入りで、1,699円とリーズナブル。
100均「セリア」のバックルボックス
ちなみに、100均(100円均一ショップ)の「セリア」に、ST-340とST-310にぴったりの収納ケースが売っています。
商品名は「バックルBOX」。僕がもっているオリーブドラブ(緑)とカーキ(茶褐色)の2色があります。
大きさが幅176mm×奥行117mm×高さ115mmなので、ST-340の折りたたみ時の大きさ幅140×奥行70×110cmにシンデレラフィット。
スキマにカスタムパーツなどの小物も入れられるよ。
くわしくは下記のYouTubeで紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また、上記はハードケースですが、ソフトケース(しっかりめ)でよければ、
100均の「DAISO」の「舟形ポーチ」という商品(幅120mm ×奥行70mm ×高さ120mm)が、ST-340とST-310にぴったりとフィットするようです。
おすすめの「火力調整ノブ(つまみ)」
ST-340の火力調整つまみはワイヤー状になっているので、若干心もとない印象なんですよね。
これを改善し、細かい火力調整をしやすくするのが外付けの火力調整ノブ(火力調整つまみ)。
まあ不要っちゃ不要なんですが、ノーマルデザインに飽きてきたので今回試しに装着してみました。
EnHike 火力調節つまみ
ST-310/ST-340 用の火力調整つまみ。全5色で、価格は699円。
僕はこれのゴールドタイプを買いました。
Jeebel Camp 真鍮製 火力調節つまみ
ST-310/ST-340専用の火力調整つまみ。価格は780円。
真鍮製で派手に見えるけど、装着すると意外と違和感ない。
おすすめの「バーナーパッド」
手軽に調理器具の滑り止めをおこなうなら、バーナーパッドがおすすめ。
滑落防止とともに、熱を分散させ、広範囲にじっくりと熱を伝える役割も果たします。
ST-340を使ったキャンプ飯レシピ10選
ST-340を使って調理したおすすめのレシピをいくつか紹介します。
- ニンニク好き歓喜!「ニンニク豚巻き串」
- 豚こま丸めてコロコロ焼く「豚ころチーズ」
- 袋のままゆでるだけ「和風ポテチオムレツ」
- 丸ごとカマンベールとひき肉の「ベーコン巻き肉爆弾」
- ビールが止まらない「枝豆ゲンコツ揚げ」
- やみつき!「のり塩バター焼きとうもろこし」
- 簡単にできちゃう「カルビクッパ」
- 冷たい汁なし油そば「油そうめん」
- にんにくマシマシ「海老アヒージョ」
- ゆでないそうめん!「ずぼら梅シソにゅうめん」
ニンニク好き歓喜!「ニンニク豚巻き串」
ニンニクを豚ばら肉で巻いて焼くだけ!でもめちゃくちゃ美味しい!
マヨネーズをかけてバーナーで炙ったら、さらに中毒度がマシマシになるよ。
ニンニクを大量に消費するから、人と会う予定がある人は食べちゃダメ!
【材料】
- ニンニク(3玉分くらい)
- 豚ばらスライス(8枚)
- アウトドアスパイス(塩コショウでも可、今回は「黒瀬のスパイス」を使用、適量)
※別途BBQ串が必要。※お好みで炙りマヨネーズにする場合は、マヨネーズとトーチバーナーを用意。
【作り方】 ※ST-340を使用
- ニンニクは皮をむき、根元の硬い部分を切り落としておく。電子レンジで1分程度温め火を通しておく(キャンプの場合はここまでを出発前にやっておくか、クッカーで茹でてもよい)。ニンニクを剥くのが面倒くさい人は、業務スーパーなどで剥きニンニクを買ってもよい。
- 豚ばらスライスにアウトドアスパイスを満遍なくふる。
- 串にニンニクを刺し、2を巻く。1串に豚ばらスライス2枚くらいがベスト。
- 鉄板に油をひき温め、3を並べる。転がしながら豚肉に火が通るまで焼く。
- そのまま食べても美味しいが、マヨネーズをかけてトーチバーナーで炙ってもおいしい。
豚こま丸めてコロコロ焼く「豚ころチーズ」
豚こま肉をハサミで刻んで、丸めて焼くコロコロ焼き!
刻んだ大葉とチーズを混ぜたらめちゃくちゃ美味しいよ。
たこ焼き器でも、フライパンでも作れるから試してみてね。
【材料】
⚫︎豚こま肉(450g)
⚫︎大葉(6〜7枚)
★ピザ用ミックスチーズ(適量)
★醤油(小さじ1.5)
★塩コショウ(適量)
★マヨネーズ(大さじ1.5)
★片栗粉(大さじ1.5)
【作り方】 ※ST-340を使用
- 大葉は軸の部分を持ち、縦にハサミを入れ、さらに縦に丸めたら横にハサミを入れてみじん切りにする。
- 豚こま肉をハサミで細かく刻む。
- ポリ袋などに1と2と、★印をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。手で丸める。
- たこ焼き器に油をひき、火にかけて温めたら、3を入れる。フライパンで焼く場合は、少し平らに整形するといい。
- 中火で転がしながらよく焼く。中までしっかりと火を通したら完成。お好みで刻みネギを散らす。味が薄ければ塩コショウを追加でふる。
袋のままゆでるだけ「和風ポテチオムレツ」
昔海外のインスタでめっちゃバズってたポテチオムレツを、和風にアレンジ!
とろ〜りチーズと、シナシナでホクホクになったポテトチップス、バター醤油の風味がクセになる。
ねぎマヨトッピングもお好み焼きっぽくておいしいよ!
【材料】
- ポテトチップス(うす塩やのり塩など、1袋60g)
- 生玉子(4個)
- 出汁スープ(粉末出汁を水でとく、20〜30ml。麺つゆや白だしを希釈したものでも可)
- ベーコン(適量)
- ピザ用ミックスチーズ(適量)
- 刻み小ネギ(多め)
- バター(10g)
- しょうゆ(少々)
- マヨネーズ(適量)
【作り方】 ※ST-340を使用
- ポテトチップスの袋のなるべく上のほうをハサミできれいに切り、手で粗く潰す。
- 生玉子を溶き、出汁スープを混ぜ、1に注ぎ入れる。さらに食べやすい大きさに切ったベーコン、チーズ、刻みネギ(半量)、バター、しょうゆを入れる。菜箸などで混ぜ合わせる。具材が偏らないように大きくまんべんなく、裏返すように全体を混ぜる。
- 袋の上を折り込み、クリップなどで挟んでとめる。沸騰したお湯に袋ごと浸し、浮いてくるようならフタを乗せる。玉子は柔らかめが好きな人は9〜12分、固めが好きな人は13〜15分を目安に茹でる。
- 3が茹で上がったら、食べやすい大きさに切り、マヨネーズをストライプ状にかけ、刻みネギの残り半量を散らしたら完成。
丸ごとカマンベールとひき肉の「ベーコン巻き肉爆弾」
ひき肉とカマンベール丸ごと1個を、ベーコンで巻いて焼きあげる、衝撃の肉レシピ!
材料少ないし簡単。
たっぷりの肉汁と、とろ〜りチーズがたまらない、キャンプやBBQにぴったりの肉料理だよ。
【材料】
- ひき肉(牛豚合い挽き、250〜300g)
- 玉ねぎ(1/4〜1/3玉)
- ベーコン(長いスライス、8枚)
- カマンベールチーズ(1個)
- タコスシーズニング(肉の量に合わせて)
- オリーブオイル(少量)
【作り方】 ※ST-340を使用
- 玉ねぎはみじん切りにしておく。
- ひき肉に1の玉ねぎ、タコスシーズニングを加え、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。2つに分け、それぞれハンバーグ型に円形に整え、中央にくぼみを入れる。
- 2のそれぞれの肉の上に、半分の厚さにスライスしたカマンベールチーズを乗せ、少し埋めこむ。
- ラップやまな板の上にベーコンを4枚ずつ放射線状に置く(×2セット)。3を、カマンベールの面を下にして置き、ベーコンで包む。
- フライパンや鉄板にオリーブオイルを薄くひき、弱火で温める。4を包み終わりを下にして焼く。フタをして、ベーコンにしっかりと焼き目が入るまで弱火で蒸し焼く。
- ヘラなどで裏返し、もう一面も焼く。こちらはチーズがあふれ出ないくよう、軽く焼き色が入る程度に焼く。焼いたら再度裏返し、肉から出た油をかけながら仕上げ焼きをする。
- 火を止め、2〜3分余熱で蒸らしたら完成。お好みでブラックペッパーやパセリを散らす。
ビールが止まらない「枝豆ゲンコツ揚げ」
ビールに合うおつまみオブ・ザ・イヤー受賞(あくまで個人的な)!
旬の枝豆をサクサク食感の香ばしいゲンコツ揚げに。
茹でた枝豆ももちろん美味しいけど、サクサクのゲンコツ揚げも最高です。
【材料】
- 枝豆(さや含む、300〜350g)
- 片栗粉(100g)
- 水(60ml)
- しょうゆ(小さじ2)
- 塩(適量)
- 七味唐辛子(お好みで、適量)
- サラダ油(適量)
【作り方】 ※ST-340を使用
- キャンプで作る際は、事前に電子レンジで2〜3分温め火を通し、実を取り出しておく。ポリ袋などに入れ、クーラーボックスなどで冷やしながら持ち運ぶ。※茹でる場合は、枝豆のさやの両端を切り落とし塩もみした後、たっぷりの熱湯に塩を加えて5分ほどゆでる。粗熱を取ったら実を取り出す。
- メスティンなどに油を入れ、170℃に加熱する。
- ボウルや大きめのシェラカップなどに1の枝豆、片栗粉、水、しょうゆを入れて粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。
- スプーンですくい、2の油にひと口大の大きさで入れる。気泡が小さくなり、揚げ色がつくまで揚げる。
- 温かいうちに塩をまぶし器に盛る。お好みで七味唐辛子を振りかけたら完成。
やみつき!「のり塩バター焼きとうもろこし」
焦がしバターの香ばしさ、のり塩の磯風味がクセになる、旬のとうもろこしを使ったレシピ。
青のりと塩の代わりに、しょうゆを回しかけて、焦がしバターしょうゆにしても最高!
キンキンに冷やしたビールと一緒にどうぞ。
【材料】
- とうもろこし(2本)
- 片栗粉(大さじ3)
- バター(大さじ1)
- 青のり(小さじ2)
- 塩(小さじ1/2〜1 ※味をみて調整)
【作り方】 ※ST-340を使用
- とうもろこしは1本を4等分にし、さらに縦に4等分に切る。硬いので、大きめの包丁で、手を切らないよう気をつけて切る。
- ポリ袋に1を入れ、片栗粉を入れて全体にまぶす。
- マルチグリドルパンやフライパン、鉄板などに薄く油をぬり、強めの中火で温め、2を実の部分を下にして並べる。
- 軽く焦げめがつくくらいに焼いたら、ひっくり返しつつもう2面もそれぞれ焼く。
- 火を弱め、再度実の部分を下にして、バターを溶かし入れる。バターをとうもろこしに絡ませながら焼く。
- 再度ポリ袋に入れ、青のりと塩を入れ、偏りがでないようよく混ぜ合わせる。塩は初め少な目に入れて、味を見つつ追加。器に盛りつけたら完成。
簡単にできちゃう「カルビクッパ」
だいたい家にある食材でできちゃうカルビクッパ!
お肉はカルビじゃなくてもOK。
写真ではダッチオーブンを使ってるけど、鍋や深めのフライパン、大きめのメスティンでも大丈夫です。
【材料】
- 牛肉(カルビなどお好みのもの、200g)
- 塩コショウ(適量)
- 炊いたごはん(100g)
- キムチ(60〜80g)
- 水(600ml)
- 醤油(小さじ2)
- ごま油(ひと回し×2)
- 生玉子(1個)
- ダシダ(鶏がらスープの素で代用可、小さじ1)
- 刻んだ小ネギ(適量)
- 炒りごま(適量)
【作り方】 ※ST-340を使用
- 肉はカルビが理想だがお好みの部位で可。今回はスーパーで安売りしていた不揃いミックス(色んな部位が混ざっているもの)を使用。塩、こしょうを振る。
- 熱したダッチオーブンやフライパンにごま油をひと回しして、肉を焼き色がつくまで強火で焼く。
- 水・キムチ半量・ダシダを加え、煮立ったらアクをすくう。さらに、醤油・ごはんを加え、軽く混ぜ合わせたら弱火で3~4分ほど煮込む。
- キムチの残り半量を乗せ、再度ごま油をひと回しする。溶いた生玉子をまわしかけ、フタをして1分ほど弱火で煮る。最後に刻んだ小ネギと炒りごまを散らしたら完成。
冷たい汁なし油そば「油そうめん」
暑い季節にピッタリの冷たい麺料理!これはやみつきになるよ。
中華調味料やオイスターソースのコクとうま味が複雑に混ざり合った中に、ごま油とニンニクの風味、酢の酸味がワンポイントで効く。
卵黄と食べるラー油を絡ませれば…… 激ヤバ悪魔的アレンジそうめんの完成!
【材料】
●そうめん(100g)
★しょうゆ(大さじ1)
★ごま油(大さじ1)
★オイスターソース(小さじ1)
★酢(大さじ1)
★砂糖(大さじ1)
★中華調味料(味覇や創味シャンタンなど、鶏がらスープの素でも代用可、小さじ1)
★にんにくチューブ(小さじ1)
★いりごま(大さじ1)
◾️食べるラー油(適量)
◾️卵黄(1個)
◾️刻みねぎ(適量)
◾️ブラックペッパー(適量)
【作り方】 ※ST-340を使用
- ★印の調味料をすべて混ぜ合わせておく。
- そうめんを規定時間よりもやや短めに茹で、流水でぬめりを取った後、氷水でしめる。
- 器によく水気を切った2を盛り付け、1を加えてよく合える。お好みで◾️印をトッピングしたら完成
にんにくマシマシ「海老アヒージョ」
でっかい海老(刺身用の赤えび)5尾と、ニンニクを丸ごと1個分も使った極上のアヒージョ。
海老は頭が付いたまま煮込むから、ひと口噛むごとに芳醇な海老エキスが中からドバドバとあふれ出てきます。
ニンニクは丸ごと1個分使っちゃう!
【材料】
- 赤エビ(3〜5尾)
- ニンニク(半個〜丸ごと1個)
- 鷹の爪(1〜3個)
- マッシュルーム(3〜4個)
- ミニトマト(5〜6個)
- 塩・ブラックペッパー(適量)
- オリーブオイル(たっぷり)
- 刻みパセリ(飾り用)
- 食パンやバゲット(お好みで)
【作り方】 ※ST-340を使用
- 赤エビは流水で洗い、キッチンハサミで足やヒゲを切っておく。殻は取っても取らなくてもOK。楊枝などで背腸を取る。塩とブラックペッパーを振っておく。
- ニンニクは皮をむき、包丁の腹で潰してから、1片を2〜3等分に切る。フライパンにオリーブオイルを大さじ2〜3入れ、ニンニクと鷹の爪を入れてから弱火をつけ、じっくりと香りを出す。
- 赤エビ、半分に切ったマッシュルーム、ヘタを取ったミニトマトを入れ、オリーブオイルを具材か8分目に浸かるくらいにまで追加。強火で熱し、グツグツしてきたら弱火に。全体で7〜8分煮込み、火が通ったら火を止める。
- 味が薄ければ塩コショウで調整。最後に刻んだパセリを散らしたら完成。焼いたパンに一緒に食べる。
ゆでないそうめん!「ずぼら梅シソにゅうめん」
素麺(そうめん)をゆでるなんてもう古い!
まるでカップラーメンのように、簡単ほったらかし5分でできる「ズボラそうめん」(今回は温かいにゅうめん)。
青じそ(大葉)と梅干しのシンプルなトッピングが良き。
【材料】
- そうめん(1把)
- 麺つゆ(2倍濃縮、150ml)
- 水(450ml)
- 大葉(1〜2枚)
- 梅干し(種抜き、1〜2個)
- 炒りごま(お好みで、適量)
※水や麺つゆの量は、お使いの麺つゆの濃縮比率やシェラカップ容量によって変えてください。
【作り方】 ※ST-340を使用
- 大きめのシェラカップ(容量800ml以上が理想)に450mlのお湯を沸かす。
- そうめんをキッチンハサミで半分に切るか、手で半分に折って1に入れる。すぐさま、くっつかないよう混ぜながらほぐし、火を止めフタをする。(もたつくと吹きこぼれるので、再沸騰する前に火を止める)
- 4〜5分経ったらフタを開け、麺つゆを加え混ぜ合わせる。最後に炒りごま、大葉、梅干しをトッピングしたら完成。
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ST-340でよくある質問
ST-340でよくある質問と回答をまとめました。
ST-340の定価と実売価格は?どこが安い?
SOTO レギュレーターストーブ Range(ST-340)の定価と通販サイトなどでの実売価格について調べてみました。
結論、Amazonで買うのが一番安い!
定価は9,020円で、公式オンラインショップやアウトドアショップの店頭、楽天などでは9,020円で売っています。
Amazon内の公式ショップだけが13%割引で、7,850円で販売されています。
ショップ | 販売価格(税込) |
---|---|
メーカー公式オンラインショップ | 9,020円 |
楽天市場(販売店) | 9,020円 |
Amazon(公式) | 7,850円 ※最安値 |
店頭(アルペンアウトドアーズ) | 9,020円 |
Amazonの販売価格は変更になる可能性があります。安いうちに買っておきましょう。
専用ケースはある?
あります。SOTO純正のケースのほか、社外品のケースがいくつか販売されています。
ちなみに、ST-340は旧型ST-310と収納時のサイズとほぼ同じ(というか、まったく同じ?)なので、
ST-310対応のケースであればST-340も収納することが可能です。
ケースとして代用できる100均アイテム(下記)については、前述を参考にしてください。
風防に使える100均のアイテムは?
結論から書くと、現時点でST-340の風防として使える100均アイテムの情報はありません。
ST-310の場合は、有名なダイソー(DAISO)のクッキーの型(商品名:CUTE COOKIE CUTTERS かわいい抜き型5個組)を風防として代用するのが流行っていましたが、
ST-340ではバーナーヘッドの形が大きく変更になったため、同じカスタムはできなくなっています。
まあでも、そのうち情報は出てくると思うよ。
発売日は?
「SOTO レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340」の発売日は、当初2022年2022年4月15日に予定されていましたが、その後2022年5月下旬に変更となりました。
参考:発売時期延期のお知らせとお詫び | SOTO | OutDoor Gear
Amazon.co.jp での出荷日は2022年5月27日だったようです。
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SOTO st-340レビュー まとめ
SOTOの新型バーナー「レギュレーターストーブ Range(レンジ) ST-340」は下記のような特徴があります。
ST-340は火力が強く、外気温に影響されずに安定した火力を持っています。
五徳やバーナーヘッドが大きく、CB缶を使用することでコスト面にも優れています。
また、オプションパーツが豊富で、自分好みにカスタムができる楽しみもあります。
機能・性能・手軽さを兼ね備えた、コスパの高いシングルバーナーだよ!
旧型ST-310との違いは下記のとおり。
大きな違いとして、バーナーヘッドや五徳の大型化、点火アシストレバーの標準装備、最大火力の向上、重量の増加などが挙げられます。
実際の使用感としては、火力の範囲の広さや、調理や点火のしやすさが改善点として挙げられる一方、
輻射熱のリスク、弱火にすると自然に消火してしまうなどのデメリットは、旧型から改善されていません。
旧型の弱点だった火力範囲の狭さ、点火のしにくさが改善された!
オプションやカスタムパーツとしては、下記のようなものがあります。
ST-340はカスタムパーツも豊富!
まとめると、ST-340は「持ち運びやすさと、調理のしやすさの、ちょうどいいバランス」を実現させたシングルバーナーだということができます。
軽量コンパクトのバーナーと、大型の調理性能に特化したバーナーの、ちょうど中間に位置するいいとこどりのバーナーといえるでしょう。
携帯性と突き詰めるのでなければ、おすすめNo.1のバーナーですよ!
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