【要注意!】田舎暮らしの物件探し 12のチェックリスト(失敗しない探し方のコツ)

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田舎暮らしに憧れて、勢いだけで物件(土地)を買ってしまったベランダ飯です。

サラリーマンをしながら、週末だけ田舎暮らしプライベートキャンプ場開拓を楽しんでいます。

僕が購入したのは千葉の外房エリアにある200坪弱の土地で、

里山と田んぼに囲まれた、めちゃくちゃ雰囲気のいい離れ小島的な土地です。

理想の土地をそこそこお得に買えたので大満足!

今回はそんな僕の体験談を交えつつ

物件探しの際に注意すべき点を12のチェックリストにまとめてみました。

この記事で分かるのは下記の2点です。

  • 田舎暮らしの物件探しで失敗しない方法
  • トラブルを防ぎ、後悔しないための方法

土地の購入は決して安い買い物ではないので、絶対に失敗したくないですよね。

本記事の内容を、ぜひあなたの田舎暮らしのスタートにお役立ていただければ幸いです!

目次

※当ページの情報は執筆時点のものであり、最新の情報は各メーカーにお問い合わせください。
※当ページのリンクには広告が含まれる場合があります。

絶対に現地を見にいく!

絶対に現地を見にいく

もうこれは基本中の基本ですよね。

最近はネットだけで物件は探せるし、Googleアースストリートビューなどでもかなり詳細まで見ることができてしまいます。

でもやっぱり実際に現地を見てみないと分からないこともたくさんあります。

僕が今回いろんな物件を現地で見てみて「ああ、これはアカン…」と感じた例を挙げてみましょう。

  • 湿気が多くジメジメしていた…
  • 土地の起伏が多く整地が必要…
  • 春なのにめっちゃ寒い…
  • どこからか牛舎のニオイが漂ってくる…
  • 交通量が多く音がうるさい…
  • 斜面になっていて何もできない…
  • 車が入れない…停められない…
  • ゴミや枯れた草木が散乱している…
  • 隣の家が近い…

などなど、すぐに思いついただけでもいっぱいあります。

こういうのって実際に見てみないと分からないですよね。

違う時間帯で複数回チェック!

違う時間帯で複数回チェック

さらに、候補順位が高い物件には違う時間帯に何度も足を運んでみてください

  • 昼間は静かだけど夜がうるさい…
  • 雨の日に行ったら水浸しだった…
  • カエルの鳴き声がすごくて眠れない…
  • 夕方は車がめっちゃ渋滞している…
  • 最寄りのコンビニが夕方に閉まる…
  • 冬季は通行止めになる…

などなど、日・時間を変えて見てみると気が付くデメリットもあると思います。

山や川の位置、方角は?

山や川の位置、方角を確認

意外に見落としがちなのが、山や川の地形です。

  • 東に山があり、日の出が遅い…
  • 西に山があり、日の入りが早い…
  • 川が近く、大雨で洪水する可能性が…
  • 崖が近く、土砂崩れの危険が…

地図(地形図)を見たり、Googleアースを見たりして、事前に周囲に気になる地形がないかをチェックしましょう。

現地に着いたら、コンパスやスマホアプリ(Googleマップなど)で方角をチェックするといいですね。

スマホの電波は通じる?

スマホの電波は通じる

スマホやWiFiの電波が通っているかもチェックしましょう。

実際に現地で確認するのがもっとも正確ですが、通信事業者のホームページなどからでも確認することができます。

僕が買った物件の場合、3大キャリアともに(ぎりぎり)対応エリア内でした。

対応エリアに入っているだけでは安心できませんので、実際の通信速度なども確認しておくと安心ですね。

土地の起伏や地盤をチェック!

土地の起伏や地盤をチェック

もし僕と同じように小屋・ログハウスなどの建物を建てる場合、その土地の起伏(デコボコ)をチェックしましょう。

また、泥・水を多量に含んだ粘土や砂などでできている柔らかい地盤のことを軟弱地盤といいますが、こういう地盤は避けたほうがいいですね。

小さい小屋くらいでしたらあまり気にする必要はないですが、大きな家を建てる場合には地盤のチェックは必須です。

地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」という方法で数万円くらいの費用でできます。

または(たぶん山林地域では表示されないですが)ネットでも調べることができます。

また、ハザードマップで洪水・土砂災害・津波・道路災害などの情報を調べることもできます。

地目・権利・都市計画区域をチェック!

地目・権利・都市計画区域をチェック

僕は自分で手作りした小屋を建てようと考えています。

しかし中には家を建ててはいけない土地面倒くさい申請が必要な土地もあるので注意が必要です。

項目概要参考サイト
土地権利「所有権」「借地権」の2種類がある。
所有権は文字通りその土地を自分のものとして購入&所有すること。
借地権はいわゆるレンタルなので月々の地代を支払うことになる。
所有権と借地権、同じ土地の権利でも違いに注意!|ユニバーサルホーム
地目土地の用途のこと。宅地・田・畑・山林…など23種類ある。
農地(田・畑)の場合は勝手に家が建てられないので
地目変更をする必要がある。
地目とは?地目変更はどうすればいい?|SUUMO
都市計画区域土地計画の制限次第では家が建てられない土地もあるので注意。
また建てられる土地でも建築確認申請の必要の有無にも違いがある。
知っておきたい小屋の注意点 建築確認は? 固定資産税は?|SUUMO
家が建てられない土地もある?!「都市計画区域」と「接道義務」|クレバリーホーム
用途地域用途によって13種類がある。
建てられる建物の種類や大きさなどが制限されている。
用途地域とは? 用途地域の一覧で土地や家を探すときやライフスタイルにあった地域の選び方を知ろう|SUUMO
建ぺい率
容積量
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合。
容積率とは、敷地面積に対する延べ床面積の割合。
知ってると安心!建物の規制につかう「建蔽率(建ぺい率)」「容積率」ってなに?|SUUMO

不動産会社などからその土地の資料をもらったら、上記の点を必ずチェックしてください。

ライフラインをチェック!

ライフラインをチェック

水道・電気・ガスなどのライフラインについても必ずチェックしましょう。

特に田舎暮らしやキャンプ目的で山林などを購入する場合、

土地自体は安くても、水道や電気を引くために大金がかかることもあるので要注意です。

キャンプだったら電気も水道も必要ない!という思われるかもしれませんが…

みなさん結局あとで欲しくなるんです。あるとないとでは雲泥の差がありますからね。

またトイレの問題も大切。下水をどう処理するのかも考えなくてはなりません。

下水を使わないコンポストイレ(バイオトイレ)という方法もあります。

安くても15万円くらいするので結構高価なのですが…。

ゴミ捨て場をチェック!

ゴミ捨て場をチェック

1~2泊だけのキャンプを繰り返すだけなら自宅にゴミを持ち帰ればいいのですが…

定住して田舎暮らしを継続するのであればゴミ捨て場があるのか? どこにあるのか?を確認しましょう。

地域によっては管理費などが発生したり、地元住民以外はお断り的な雰囲気があったりするので注意。

管理費・組合費・固定資産税もチェック!

管理費・組合費・固定資産税もチェック

地域や集落によっては、管理費組合費みたいなものが必要になる場合があります。

そんなに高額なものではないと思いますが、事前にチェックしておくとトラブルを避けることができます。

特に山林で分譲されている別荘地などは、だいたい管理費を支払って管理会社に周辺をメンテナンスしてもらう(水道費込みで)みたいな仕組みが多いです。

また、土地や建物には固定資産税が発生します。

毎年1月1日時点でその不動産を所有している全員にかかる税金のことです。

過去に土地や家を買った経験のある方ならもちろんご存知かと思いますけどね。

事故物件かどうかをチェック!

事故物件かどうかをチェック

事故物件とは、事件・事故による死、自殺・孤独死などで住民が亡くなった物件のことです。

心理的瑕疵物件などと呼ばれることもあります。

もちろんこういう物件は買いたくないですよね…。

心理的瑕疵物件は告知義務があるものの、その告知期間が明確に定められていなかったり

他の住民が間に住んだりした場合には、告知がおこなわれない場合もあるようなので注意しましょう。

こういう事故物件をつかまされないためには「大島てる」というサイトで調べるという手があります。

大島てるは日本全国の事故物件をまとめているサイトで、業者から告知されないような過去の情報まで蓄積されているのでとても役に立ちます。

ご近所さんはどんな人?

ご近所さんはどんな人

まわりに誰も住民がいない山奥の土地を買うならばいいのですが、ご近所さんがどんな人か?も気になるところですよね。

近所に変な人がいないかどうか?という観点もそうですし、自分が近所に迷惑をかけないようにするという観点でも、

自分の購入予定の土地の周辺に、どんな人が住んでいるのかをチェックしておきましょう。

特にキャンプや開拓をするとなると、騒音や煙などでご近所に迷惑をかけがちですからね。

物件を見に行った際には、周囲を散歩するなどしてざっくりと観察してみましょう。

もちろん他人の敷地内に勝手には入ったり、住居内をのぞき込むなんて行為は絶対にNGですよ!

まわりの金額相場は?

草原に立つ一本の木

田舎暮らしの物件を安く手に入れられるのは素晴らしいことです。

みんな「なるべく安く」「なるべくお得に」物件を手に入れたいと思っています。

でも商品にはすべて値段の相場があり、安い物件には安いなりの理由があることがほとんどです。

陽当たりが悪い… 土地が狭い… 水はけが悪い… お化けが出る… 長年買い手がつかない…

こういう「値段を高くできない理由」があるからこそ、値段が安くなるんですよね。

なので、田舎暮らしの物件を探す際には、

周辺エリアの物件がどのくらいの値段で売られているのか?を把握しておきましょう。

相場に比べて大きく値が下がる場合、その理由を知っておいたほうがいいだろうね。

もちろん田舎暮らしの物件のなかには、問題がなくても格安や無料の物件があったりします。

よくあるのが「田舎の両親が亡くなって土地を相続したけど、僕らは東京で暮らしているし、管理費も多少なりともかかるから売却したい」…みたいなパターン。

こういうのは安くても購入していいですよね。

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