キャンプの大きな楽しみの1つがご飯。つまりキャンプ飯ですよね。
食の満足度はキャンプの満足度。
キャンプ飯がおいしいと、そのキャンプがより一層素晴らしい想い出になります。
今回は、365日毎日キャンプ飯を作り続けている筆者ベランダ飯が、
「最低限これだけは持っておきたい!」
「これだけあれば何とかなる!」
と考えるキャンプ調理器具と、
その中でも「これは買って良かった!」と感じている
おすすめの商品・メーカーを紹介します。
キャンプ調理器具を選ぶ3つのポイント
![キャンプでバーナーに火を点け調理器具を使う](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/キャンプ飯の調理器具.jpg)
おすすめのキャンプ調理器具を紹介する前に、
「どんな基準で選べばいいか?」について解説します。
重要なのは3つの視点です。
1つでいろいろできること
![スキレット、フライパンなどの調理器具](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/スキレット、フライパンなどの調理器具.jpg)
焼く、煮る、炒めるなど、1つでいろいろできること。
1つでいろんな料理が作れること。
荷物を少なくするという目的もありますが、
1つで何役もこなすマルチプレイヤーって自然と活躍回数も増えますし、
使えば使うほどお気に入りのアイテムに育っていくんですよね。
持ち運びが楽であること
![チタンダブルマグ(スノーピーク)の写真素材。岩の上に乗せて武骨な感じ。](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/チタンダブルマグ.jpg)
小さい、薄い、軽いなど、持ち運びが楽であること。
キャンプってそれでなくても荷物が多いですからね。
かさばらずに小さくまとまる、収納性・携帯性の高い調理器具を選びましょう。
愛せる一品であること
![焚き火をしているキャンプの写真。](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/キャンプ、テントイメージ003.jpg)
機能面とかスペックとかを書こうと思ったのですが…
やっぱりいちばん大切なのは、自分自身がその道具を愛せるかどうかだと思います。
どんなに高価で高機能な調理器具であっても、
なんか気に入らなかったり、テンションが上がらない道具だと、そのうち使わなくなっちゃうんですよね。。
![苔むした岩の上にナイフ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ナイフ、キャンプ、アウトドア-640x427-1.jpg)
あと、キャンプ調理器具ってけっこうお手入れが面倒くさいものが多いんです。
鉄製フライパンや鉄板などは錆びやすいし、毎回シーズニングというメンテナンスをしなくてはなりません。
好きじゃないとそんな面倒くさくないことできませんから。
見た目のデザインや色、好きなブランドであること、歴史や背景などなど…
好きになれるアイテムを選びましょう。それが一番です。
1位:なんでも作れる万能器具「ホットサンドメーカー」
![ホットサンドメーカーレシピ_ねぎとチーズのベーコン巻き_01](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/ホットサンドメーカーレシピ_ねぎとチーズのベーコン巻き_01.jpg)
365日毎日キャンプ飯を作り続けている筆者がもっともおすすめする調理器具、
第1位はホットサンドメーカー(通称HSM)です。
ホットサンドメーカーとは?
![ホットサンドメーカーレシピ_アボカドサーモン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/ホットサンドメーカーレシピ_アボカドサーモン_01.jpeg)
ホットサンドメーカーはホットサンドを作るための料理道具です。
ホットサンドとは食パンの間にいろいろな具材を挟んで焼いた料理です。
しかしホットサンドメーカーの魅力は、パンを焼く以外にもいろいろな料理ができる点にあります。
肉でも魚でも、お米でも麺類でも、時には餃子・お好み焼き・フレンチトーストでも…
フライパン代わりになんでも焼けちゃう魔法の調理道具なんですよね。
ホットサンドメーカーのメリット!
![ホットサンドメーカーレシピ_みたらし団子の豚肉巻き_01](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/ホットサンドメーカーレシピ_みたらし団子の豚肉巻き_01.jpg)
- パンだけではなくいろいろ焼ける
- 収納性が高く嵩ばらない
- 安くてコストパフォーマンスが良い
繰り返しになりますが、ホットサンドメーカーはどんな料理もできちゃう万能アイテムです。
ホットサンドメーカーで焼けないものはない!というくらい、いろいろな料理が作れてしまいます。
食パンよりも一回り大きいくらいのサイズなので、持ち運びも楽ちん。
バックパックの中にポンと放りこんでおける、収納性・携帯性も魅力です。
逆にデメリットは容量が小さいこと。
ソロキャンプ~2人キャンプくらいなら対応可能ですが、グループキャンプやファミリーキャンプには向かないですね。
おすすめのホットサンドメーカーは?
![トラメジーノと和平フレイズのホットサンドメーカーを並べておく](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/トラメジーノ012.jpeg)
ホットサンドメーカーは各社からさまざま商品が発売されています。
筆者がおすすめするのは下記の商品です。
和平フレイズのホットサンドメーカー
![和平フレイズ社製のホットサンドメーカー「あつほかダイニング ホットサンドパン」](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/和平フレイズ_ホットサンドメーカー_011-640x480-1.jpeg)
筆者が現在もっともヘビーローテしてるホットサンドメーカーが、
和平フレイズ「あつほかダイニング ホットサンドパン」です。
特長としては、その「安さ」と「汎用性」。
シンプル&ベーシックな形状で充分な容量があるため、ホットサンド以外の料理にも対応しやすいのが特徴です。
参考価格は3,300円ですが、1,600~1,800円で売っていることが多いのでリーズナブルです。
![和平フレイズ ホットサンドメーカーの口コミ・評判](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/和平フレイズ_ホットサンドメーカー_001-640x471-1.jpeg)
逆にデメリットは、ホットサンドを作る際にパンがしっかり圧着しない(閉じがゆるい)ことと、
焦げつきやすく感じることです。
僕はほとんどホットサンドメーカーでパンを焼かないのであまり気になりませんが。
また、口コミでは中国製なので壊れやすいなどの意見もありますが、
僕はほぼ毎日使い続けていますが(今のところ)故障1つありません。
![柿ピークリスピー唐揚げ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/ホットサンドメーカーレシピ_柿ピークリスピー唐揚げ_04.jpg)
ホットサンドメーカーの中でもトップクラスに安くて、どんな料理でも作れる汎用性。
1台目のホットサンドメーカーを買うなら、この和平フレイズのホットサンドメーカーをおすすめします!
※和平フレイズのホットサンドメーカーのレビューをこちらの記事にくわしくまとめています!
![](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/和平フレイズ_ホットサンドメーカー_アイキャッチ-640x481-1-300x225.png)
ヨシカワのホットサンドメーカー
![ヨシカワのホットサンドメーカー](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨシカワホットサンドメーカー.jpg)
先に紹介した和平フレイズのホットサンドメーカーは、
手軽な値段でコストパフォーマンスが高いのが魅力です。
しかしたまに謎の値上がりをするため…
その場合はヨシカワというメーカーから発売されているホットサンドメーカーがおすすめです。
形状は和平フレイズとほぼ同じ(というかまったく同じ?)、値段はさらに安いです。
スノーピーク「トラメジーノ」
![トラメジーノの商品概要](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/トラメジーノ010.jpeg)
日本のアウトドアブランドの中でも圧倒的な存在感を放つスノーピーク。
スノーピークからもホットサンドメーカーが発売されています。その名も「トラメジーノ」。
![ホットサンドメーカーレシピ_広島風お好み焼き_04](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/ホットサンドメーカーレシピ_広島風お好み焼き_04.jpg)
ホットサンドが2つ同時に焼けるようになっており時短に最適。
焦げつき防止加工も優秀で、ハンドルを折り畳んで持ち運びできる収納製・携帯性も魅力です。
![ホットサンドメーカーレシピ_ゴージャスカレーパン_05](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/ホットサンドメーカーレシピ_ゴージャスカレーパン_05.jpg)
デメリットとしてはホットサンドを作る場合には食パンの耳を切り落とす必要があること。
また、容量が小さい(薄い)ため、ホットサンド以外の料理にやや活用し難い点です。
※スノーピークのトラメジーノのレビューはこちらの記事にくわしくまとめています!
![](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/09/スノーピークホットサンドクッカートラメジーノ徹底レビュー-300x225.jpg)
2位:これ一枚あれば安心「アウトドア鉄板」
![ヨコザワテッパンの基本セット。シングルバーナーに乗せて。やっとことコテが付属](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン、バーナー-640x480-1.jpeg)
おすすめの調理器具の第2位は「アウトドア鉄板」。
シンプル&武骨でかっこいい、迷ったらこれ1枚持っていけば安心の頼りになるアイテムです。
アウトドア鉄板とは?
![アウトドア鉄板で肉を焼く](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/アウトドア鉄板で肉を焼く.jpg)
アウトドア鉄板とはバーナーや焚火の上に乗せて食材を焼くための鉄板。
BBQで使うふつうの鉄板もアウトドア鉄板の1つです。
鉄板の厚さや大きさ、取手が取り外しできるもの、平らな鉄板や曲げのあるものなど…
さまざまなタイプがあります。
アウトドア鉄板のメリット!
![ヨコザワテッパン(冒険用品)をキャプテインスタッグのカマドに乗せている写真。](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/カマド、ヨコザワテッパン、へら-640x480-1.jpeg)
- ぶ厚い鉄板は美味しく焼ける
- 薄くてかさばらない
- シンプル&武骨でかっこいい
鉄板の厚さは、厚ければ厚いほど食材が美味しく焼けると言われています。
遠赤外線効果で外はパリっと、でも中は柔らかく、肉の旨みを閉じこめジューシーに仕上がるからです。
キャンプ用のアウトドア鉄板は4~6mmの厚さで作られており、
肉・魚を中心にさまざまな食材を美味しく焼くことができます。
![ジョンソンビルとヨコザワテッパンとやっとことカッティングボード](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン、ソーセージ、ひき-640x478-1.jpeg)
薄くてかさばらないので持ち運びも便利。
僕がキャンプに行く時は、鉄板1枚とアウトドアスパイス(ほりにしやマキシマムなど)だけを持っていき、
食材は現地調達にするのでめちゃくちゃ楽ちんです。
![ヨコザワテッパンで料理した春巻の皮のピザ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン_ピザ.jpeg)
ただし、鉄板が厚くなるとかなり重いので、その点は注意しましょう。
また、中性洗剤で洗うと油が落ちすぎてしまうため、
水洗い後に火にかけ水分を飛ばしてから油を塗りこんで保管しなくてはならず、
日々のメンテナンスが必要というデメリットもあります。
おすすめのアウトドア鉄板は?
僕は何枚かアウトドア鉄板を持っていますが、おすすめなのは3点です。
ヨコザワテッパン
![ヨコザワテッパン_正面](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン_正面.jpeg)
アウトドア鉄板が流行したきっかけとなったのが、このヨコザワテッパン。
曲げや取手などの加工のないシンプルな一枚板が男心をくすぐります。
![ヨコザワテッパンで料理した厚切り巨大ステーキ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン、ステーキ、炭火-640x480-1.jpeg)
僕が持っているのはハーフサイズなので、ソロキャンプに最適!
一人で肉を焼きつつ食べるキャンプは至高のひと時ですね。
![ヨコザワテッパン_目玉焼きのベーコン包囲網](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン_目玉焼きのベーコン包囲網02.jpeg)
難点としては、脂や水分がいっぱい出る食材だと鉄板から垂れてしまう可能性があること。
あとは付属のやっとこを使って鉄板を固定するのが面倒くさいのと、
精度があまりよくないのでしっかりと保持できないことですね。
※ヨコザワテッパンのレビューをこちらの記事にくわしくまとめています!
![](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ヨコザワテッパン_アイキャッチ-300x221.png)
oka-d-artの黒皮鉄板
![oka-d-art黒皮鉄板_鉄板単体](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/oka-d-art黒皮鉄板_鉄板単体.jpeg)
ヨコザワテッパンのハーフサイズだと1人~2人が限界なので、
ファミキャン用に買ったのがこのoka-d-artの黒皮鉄板。
![oka-d-art黒皮鉄板_厚さ6㎜](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/oka-d-art黒皮鉄板_厚さ6㎜.jpeg)
油や汁がこぼれないように四辺が曲げ加工してあり、
正面についた穴に取手を差し込むので固定も便利です。
![oka-d-art黒皮鉄板_ハンドル下から](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/oka-d-art黒皮鉄板_ハンドル下から.jpeg)
さまざまなサイズ、厚さ、付属品セットが売られていますが、僕が買ったのはA4サイズの厚さ6mm。
重いですが、僕は車でキャンプにいくので問題ありません。
![oka-d-art黒皮鉄板_4点セット開封](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/oka-d-art黒皮鉄板_4点セット開封.jpeg)
蓋や専用の皮袋などさまざまな付属品があるのもoka-d-artの黒皮鉄板の魅力ですが、
僕は鉄板本体・取手・皮の取手カバー・コテの4点セットを選びました。
※oka-d-artの黒皮鉄板のレビューはこちらの記事にくわしくまとめています!
![](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/oka-d-art黒皮鉄板_アイキャッチ-300x224.png)
moose アウトドア鉄板
![moose アウトドア鉄板](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/mooseアウトドア鉄板.jpeg)
引用:Frying iron「フライアン」秀岳荘 | /moose/ room works
mooseのアウトドア鉄板は、
YouTube「ヒロシちゃんねる」で芸人のヒロシさんが使っていたアウトドア鉄板です。
そのへんで拾った木の枝を差し込むとフライパンになる仕様なので、
ふだんの持ち運びの際にジャマになりません。
ユニークでお洒落なアウトドア鉄板です。
3位:定番だけど便利「スキレット/鉄製フライパン」
![スキレットで目玉焼を焼く](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/スキレットで目玉焼.jpg)
これだけは持っておきたいおすすめのキャンプ調理器具、
第3位はスキレット/鉄製フライパンです。
スキレット/鉄製フライパンとは?
![鉄製フライパンを3つ重ねる](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/スキレット、鉄製フライパン02.jpg)
スキレットとはぶ厚い鋳鉄製のフライパンのこと。
溶かした鉄を鋳型に流し込んで作ります。
鉄製フライパンは鉄を叩いて作る鍛造のフライパンです。
どちらも食材のおいしさを最大限に活かすおすすめの調理器具です。
スキレット/鉄製フライパンのメリット!
![鉄製フライパンで鮭とミニトマトを焼く](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/スキレット、鉄製フライパン01.jpg)
- 食材が美味しく焼ける
- 商品の種類が豊富にある
- 一生もののアイテムになる
アウトドア鉄板と同じようにぶ厚い鉄で作られているため、
遠赤外線で食材が美味しく焼けるのが最大のメリットです。
たくさんのメーカーからさまざまな種類のスキレット/鉄製フライパンが販売されています。
![クッカーでパスタを作る](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/シングルバーナー、パスタ-640x480-1.jpeg)
テフロン加工された一般的なアルミ製フライパンは使い続けると劣化していきますが、
スキレットや鉄製フライパンは使い続けるごとに油が馴染んでいき”成長“していきます。
まさに一生もののアイテムですね。
![スキレットでステーキを焼いてバターを乗せる](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/スキレット、鉄製フライパン04.jpg)
逆にアウトドア鉄板と同様に鉄製ならではのメンテナンスが必要。
水洗い後に火にかけて水分をしっかり飛ばし、油を塗り込んでから保管しないとなりません。
面倒くさいですが、この過程が楽しさでもあるんですよね。
おすすめのスキレット/鉄製フライパンは?
![スキレットと目玉焼き](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/スキレット、鉄製フライパン08.jpg)
おすすめのスキレット、鉄製フライパンは下記の通りです。
ターク「クラシックフライパン」
![タークのクラシックフライパン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ターククラシックフライパン2.jpg)
引用:Seasoning 焼き慣らし Q&A – ターク日本公式ホームページ
鉄製フライパンと言えばタークの「クラシックフライパン」が有名です。
有名キャンプYouTuber「タナちゃんねる」さんでもおすすめとして紹介されていましたね。
ターク(turk)はドイツのメーカーで、鉄の塊を高温で加熱を繰り返し、
叩き上げていくことでつなぎ目のない一体型のフライパンを作り上げます。
![タークのクラシックフライパン集合写真](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ターククラシックフライパン.jpg)
引用:クラシックフライパン Turk – ターク日本公式ホームページ
高価ではありますが、まさに一生ものにふさわしい品質と
武骨なビジュアルを兼ね備えた憧れのブランドですね。
これを持っているとテンション上がります!
ロッジ「ロジックスキレット」
![ロッジのスキレット](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ロッジスキレット2.jpg)
ロッジ(LODGE)はスキレットなどの鉄製調理器具で、
アメリカNo.1のブランドと言われている120年の歴史をもつ老舗です。
![ロッジのスキレットいろいろな料理](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ロッジスキレット1-1.jpg)
ロッジの中では「ロジックスキレット」がおすすめ。
ガス・IH・オーブンに対応し、アウトドアにも家庭でも大活躍。
蓄熱性・熱伝導性に優れた厚さ5mmの鉄板で、食材をおいしく焼くことができます。
あらかじめ大豆油で慣らし作業を行ってから出荷されており、
シーズニング不要ですぐに使い始めることができます。
ニトリ「スキレット」
![ニトリのスキレット、ニトスキ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ニトリスキレット2.jpg)
引用:スキレット鍋15cm(6インチ スキレットナベ)通販 | ニトリネット【公式】
実は「お、値段以上。」のニトリでもスキレットが販売されています。
しかもニトリらしいびっくりするような低価格で愛好者も多く、
通称「ニトスキ」という愛称で親しまれています。
![ニトリスキレット、空](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ニトリスキレット1.jpg)
個人的には「キャンプ用品にニトリはちょっとテンションが上がらない…」と思ってしまいますが、
お財布に優しく品質も高い、そのコストパフォーマンスの高さが魅力です。
九雲「鉄のフライパン」
![鉄のフライパン(九雲)の写真。正面から。](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/九雲、カッティングボード-640x474-1.jpeg)
筆者が愛用しているのが、この九雲(QUMO)「鉄のフライパン」です。
まったく有名なブランドではありませんが(たぶん)、
このおしゃれなビジュアルがめちゃくちゃ気に入っています。
![鉄のフライパン(九雲)の写真。ハンドル部分。](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/九雲、ハンドル-640x480-1.jpeg)
鉄を叩いて作る打ち出し製法によるフライパンで、
油馴染みが良く育つのも早いのが魅力です。
僕はこの柄のかっこよさに一目惚れして衝動買いしてしまいました。。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/item/origin/ded6ad3c0c747edc30adad40a4579f0f.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=1200,type=normal)
4位:炊飯以外にも大活躍「メスティン」
![メスティンで炊飯している様子、正面から](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン004.jpeg)
おすすめのキャンプ調理器具の第4位は、
アルミ製の飯ごう炊飯器である「メスティン」です。
![](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/メスティン_アイキャッチ-300x225.jpg)
メスティンとは?
![メスティンで焼トウモロコシを炊いたもの](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン017-640x640-1.jpeg)
メスティンとは、スウェーデンのtrangia(トランギア)というメーカーから販売されている
アルミ製の飯ごう(お米を炊く調理器具)です。
![メスティングでゴーヤチップス](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン014-640x640-1.jpeg)
漫画「山と食欲と私」にも登場し、その便利さやシンプル&お洒落な外観から大人気になりました。
お米を炊くだけではなく、煮る、焼く、蒸す、燻すなどなど、さまざまな用途に使うことができるのが魅力です。
(僕はお米を炊く用途ではほとんど使っていませんw)
![メスティンで手羽中のビール煮](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン013-640x640-1.jpeg)
元祖トランギア製のほかにも、さまざまなメーカーから似たようなアルミ製飯ごうが販売されています。
なんとあの百円ショップのダイソーからも販売されているんですよ(値段は500円)。
メスティンのメリット!
![メスティンとバーナー正面からの写真](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン001.jpeg)
- コンパクトで収納性が高い
- さまざまな用途に使える
- お洒落でかわいい見た目
ふつう家庭でお米を炊くには電子ジャーを使いますが、
キャンプなどの野外には大きすぎ&電源がないので持っていけませんよね。
しかしメスティンならこの小さな器でしっかりとお米が炊けてしまうのです。
![メスティンで燻製を作る](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン015.jpeg)
バーナーや焚火はもちろん、なんと固形燃料でも自動炊飯が可能!
めちゃくちゃ便利ですよね。
![メスティンでレモンラーメン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン010-640x640-1.jpeg)
さらにお米だけではなく、パスタやうどん、袋ラーメンなどの麺類も調理することができます。
フライパン代わりに焼いたり炒めたりもできるし、鍋代わりに煮込むことも可能。
専用の中敷きを使えば、蒸し料理や燻製料理もできてしまうんです。
おすすめのメスティンは?
![メスティンで煮込みハンバーグ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン007-640x640-1.jpeg)
本家メスティンであるトランギアのほか、
複数のメーカーから、さまざまなアルミ製飯ごうが販売されています。
トランギアのメスティン
![トランギアのメスティン単体](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン003.jpeg)
やはりもっとも魅力的なのがトランギア(trangia)社製の本家メスティンですよね。
キャンプに行くならぜ持っておきたい調理器具の1つです。
![メスティンでスープカレー](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン016-640x640-1.jpeg)
ただしAmazonなどの通販で買うと割高なのと、
取り扱いの店舗も限られているのがデメリットなんですよね。
![メスティンで白菜と豚肉のミルフィーユ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン011-640x640-1.jpeg)
もし通販で購入する場合は、続いて紹介する他ブランドの商品がおすすめです。
まあ、性能はまったく変わりません(あくまで個人的な感想です)。
サンドリーのメスティン
![サンドリ―メスティン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/サンドリ―メスティン.jpg)
お洒落なアルミ製飯ごうなら、なにもトランギアのメスティンだけではありません。
サンドリ―(SUNDRY)も人気のメスティン風アルミ製飯ごうの1つ。
![サンドリ―メスティン、蓋を開けたところ](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/サンドリ―メスティン2.jpg)
類似品、模倣品と思うなかれ。
サンドリーのアルミ飯ごうは本家トランギアのデメリットだったバリ取りの必要もなく、
炊飯用の目盛りがついているので、入れる水の量がわかりやすいのも魅力です。
しかも通販でも安い! 2合まで炊飯することが可能です。
ミリキャンプのメスティン
![ミリキャンプのメスティン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ミリキャンプメスティン.jpg)
ミリキャンプ(MiliCamp)のメスティンも、通販で安く購入できる人気のアルミ飯ごうです。
バリ取りも不要なのですぐに使い始めることができます。
ニーラックのメスティン
![ニーラックのメスティン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/ニーラックメスティン.jpg)
今、メスティン風のアルミ製飯ごうで人気急上昇中なのがニーラック(Neelac)。
累計販売数は3万個を突破。執筆時点では人気すぎて売り切れ状態でした。
バリ取り不要で、1合・1.5合・2号の目盛もついています。
専用の収納袋がついているので、蒸らしの際にも役立ちますね。
ダイソーのメスティン
![ダイソーのメスティン](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン006.jpeg)
100円ショップのダイソーでもメスティン風のアルミ製飯ごうは売っています。
値段は100円ではなく、500円です。
![ダイソーのメスティンとトランギアのメスティンの比較](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/メスティン005.jpeg)
僕も持っていますが、容量が小さいのと、
なんとなくチープな質感が気になって…正直あまり使っていません。
シェラカップ代わりにするにはおすすめですね。
![](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/11/メスティン_アイキャッチ-300x225.jpg)
おすすめキャンプ調理器具まとめ
![クッカーセットで目玉焼](https://inaka-kurashi.co.jp/camplog/wp-content/uploads/2020/10/クッカーセットで目玉焼.jpg)
今回は365日毎日キャンプ飯を作り続けている筆者がおすすめする、
キャンプをするなら最低限もっておきたい調理器具をご紹介しました。
どれか1つを持っていくだけでも、充分に美味しく楽しいキャンプ飯を楽しむことができます。
ぜひ今回紹介した内容を参考に、お気に入りの一品を選んでみてください。
また「ベランダ飯」のInstagramでは、これらの調理器具を使った具体的なレシピを毎日アップしていますので、
ぜひフォローしていただければ嬉しいです!
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